シェアオフィスのメリット・デメリットを様々な比較、費用やトラブルについても詳しく解説
シェアオフィスのデメリット
当然ですがシェアオフィスのデメリットも存在しますが、利用目的が明確である限りはメリットがデメリットを大きく凌駕するとも言われています。
またメリット同様、バーチャルオフィスのデメリットの多くはシェアオフィスにも同じように行ける場合がありますのでどのようなデメリットが存在し、それらが自分自身に当てはまるかどうかを把握した上での利用が望ましいでしょう。
シェアオフィスのデメリット
1. 住所でウェブ検索をされると困る
普通に考えれば、名刺に書いてある会社名または企業HPのURLからチェックをすると思うのですが、仮に住所で検索をされた場合には、同じシェアオフィスを利用している多くの企業が検索結果にずらっと名を連ねることになります。
一度でも対面で会ったことがある相手であれば大きな問題にはならないと思いますが、仮にまだ一度も会ったことのない商談相手の場合には会う前から大きなハンデを背負うことになります。
2. 各種セキュリティ
多くのシェアオフィスでは、フロア共有の無線LANを用意してありますが、あくまでも共有での仕様になります。ネットワークセキュリティを特に気にする業種の方、または通信量が多くネットワークスピードを特に気にする業種の方は注意が必要です。
また機密情報を扱うような業種の場合には、PCモニターを簡単に見ることができるという点には敏感になる企業も多いです。
3. 周辺の雑音
シェアオフィスの特徴上どうしても避けることができないのは周囲の雑音です。多くの企業が入居しているのがシェアオフィスの特徴でもあるため、例えば電話の会話やミーティングの会話などはどうしても耳に入ってきてしまいます。
4. 曖昧なルール
例えば、特定箇所での電話での通話の可否、あるいはもっと複雑な通話ボリューム等についてルールが示されていないシェアオフィスの場合は 、互いの関係性なども考慮して注意しずらい状況が発生してしまいます。また共有スペースを常に利用する=結果的には専有化されてしまう場合などもあります。
この記事の執筆者
久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役
バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。
2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。
【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)
【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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