起業をする方へ「コワーキングスペースとは」
コスト削減を考える経営者様は、コワーキングスペースの利用を検討されてみてはいかがでしょうか?
起業をする方へ
もし、東京で起業をお考えの方で下記の状況に当てはまる方。迷わずに、コワーキングスペースを利用することをお勧めします。
- 個別専有スペースが事業運営上において必ずしも必要ではない
- 初めての起業で売上見込は0で不安
- 初めての起業で売上見込は0だが多分大丈夫だと思っている
これらはスタート段階において余計なコストをかけず、より必要とされる領域に経営資源を集中投下する意味でも重要になります。
また、対極的ではありますが、下記のようなケースでもコワーキングスペースは非常に有効に機能します。
- 既にクライアントがいてある程度年間のキャッシュインフローがある程度見越せている
- 資金的にある程度の余力があり、人を増やせば急激に事業拡大がみこせると感じている
これらの条件が整っているスタートアップはそれほど多くはないのかもしれませんが、なるべく小さくスタートして身の丈にあった経営をするという上記のパターンとは異なり、より力強く最短距離で成長線を描こうとしているパターンにおいて、その都度、規模に合わせた事務所を契約してしまうと1年も経たないうちに手狭な事務所となってしまい移転費用や補償金などを考えると、可能な限りはコワーキングスペースを利用して資金を蓄え、事業拡大に耐えられる規模の大型事務所の契約までスキップしてしまう形を検討することが可能になります。
また、スタートは自宅の一室から、という方もいらっしゃるかもしれません。
これはこれで選択肢の一つとして十分に検討すべき内容であると思います。一方で、仕事のスペースが公私混同と紙一重になってしまうと、会社経営そのものが公私混同になってしまう傾向が強いと言われています。
例えば、先々に金融機関から融資を取り付けようとしている時に、公私混同をしているような決算書を片手に融資の申し込みをしてもお断られてしまうことが多いという事実に気づいた時には、それから1〜2回のしっかりとした決算書を作るという時間が必要になってしまいます。意識的に公私混同が起こらないような佳境を自分自身で作っていくためにもコワーキングスペースを活用できるでしょう。