法人カードを活用しマイルを貯めることで、出張費を削減できるためマイル向け法人カードは大変おすすめです。
法人カードでマイルを貯めるときに重要なのが「カード選び」です。
【注意】ANA/JALマイルを貯めるから、ANA/JALの公式法人カードを持とう←これはダメ!
安直にマイルを貯めたいエアラインの公式法人カードを持つより、実はより効率的にマイルを貯められる法人カードがあります。
この記事では、「法人カードを使って効率的にマイルを貯める方法」と「なぜANA/JALの公式法人カードではダメなのか」について解説していきます。
▼法人でマイルを貯めるならこのカード▼
→ANAマイルを0.75%還元で上限なく移行できる!決済額が多く、大量のマイルを交換したい方向け。
→ANAマイル1.0%還元!入会特典で最大30,000ポイント&初年度の年会費(36,300円)が無料のキャンペーン中!
→マイル還元率1.125%と高還元&年会費に対してのスペック・特典が最高です。最強コスパのプラチナカード!
マイルを貯めたい人におすすめしたい法人カード
ANAとJALそれぞれでおすすめの法人カードを紹介します。
最後にANAとJALを選べない方向けのカードも紹介するので、エアラインを決めきれない場合には参考にしてください。
1-1.ANA派:ラグジュアリーカードブラック
ラグジュアリカードブラックなら、ANAマイルを高めの還元率(0.75%)で移行上限なく貯められます!
年会費はやや高いもののその分、金属製のカード本体や質の高いコンシェルジュサービスなどほかのカードにないステータス性を兼ね備えています。
マイルを上限なく貯めつつ、高いステータス性を確保したい方におすすめです。
メールやチャットに対応したコンシェルジュサービスが付帯するため、貯めたマイルでの旅行手配もメッセージ1つで依頼できます。
JAL、ハワイアン航空・ユナイテッド航空のマイルも還元率0.75%で上限なく貯められます。
行先にあわせて交換先の航空会社を変えるのもおすすめです。
ラグジュアリーカードなら限度額関係なしにカード払いができる
ラグジュアリーカードには、「事前入金サービス」があります。
事前に決済分の現金を入金しておけば、利用可能枠を超えた決済が可能です(最大9,999万円まで対応)。
大型決済や税金の支払いなど通常の利用枠では対応できない決済時に便利なサービスです。
このサービスを使えば、利用枠にとらわれず高額な決済ができ、決済時のポイントも獲得できます!


1-2.ANA派:アメックス法人ゴールド
ANA派におすすめな法人カードは「アメックス法人カード:マイル還元率1.0%」です。
アメックス法人カードには「一般」・「ゴールド」・「プラチナ」の3種あり、もっともおすすめなのがバランスの取れたゴールドです。
ANAマイル還元率は1.0%(メンバーシップリワード加入時)と高く、充実した海外旅行保険もついています。
アメックスの法人カードはゴールドに限り、初年度年会費が無料になるため、まずはお試し感覚で1年使ってみることをおすすめします!
※それ以上マイルが貯まる場合は、ブリティッシュエアウェイズのマイルに交換しJALマイルとして利用する方法をおすすめします。




2.JAL派:セゾンプラチナビジネスアメックス
JAL派におすすめな法人カードは「セゾンプラチナビジネスアメックス:マイル還元率1.125%」です。
JALマイルだけではなく永久不滅ポイントも貯められ、両方のポイントを合算すると還元率は法人カードの中でもトップクラスになります。
JALマイルを効率的に貯められるだけでなく、年会費22,000円(税込)でコンシェルジュサービスまでついてくるコスパの良さも魅力です!




3.【個人事業主向け】ANA/JALを決めきれない:Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード(旧SPGアメックス)
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードは個人カードとして申し込むのが一般的ですが、個人事業主なら経費を本カードで立て替える方法もあります。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードなら、貯まったポイントを40社以上のマイルに交換できます!
旅行ごとに利用する航空会社を変えている人にとくにおすすめです。
すでにマイルを貯める航空会社と決めている人でも、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードはANAとJALマイルにも交換できるため安心です。
貯めたマイルはほとんどの航空会社で「3ポイント=1マイル(還元率1.0%)」に交換できます。
さらに60,000ポイントをまとめて交換すると、「15,000ボーナスマイル(還元率1.25%)」がついてきます。
ほかのクレジットカードと比べて、マイル還元率が最低でも1.0%と高還元率なのも特徴です。




大量のポイントをマイルに換えたいとき:移行上限なしの法人カード
法人カードでマイルを貯めるときの壁が「マイル移行上限数」です。
カードによっては、1年間でマイルに移行できるポイント上限数が決まっているケースがあります。
個人カードでも移行上限数の壁はありますが、決済額の大きい法人カードの方がよりこの問題に悩まされやすいです。
「広告費や納税等でポイントをたくさん貯めてもマイルに交換しきれない」といった事態にならないよう、移行上限数もよくご確認ください。
本章では、ポイントを大量にマイルに交換したい方に向けて、マイル移行上限数のない法人カードを紹介していきます。
移行上限はカードごとに「一律〇〇マイルまで」と決まっているわけではなく、同じカードでも提携航空会社ごとにさまざまです。
ANAorJALどちらのマイルを貯めたいか先に決めておくとカードを選びやすいです。
主要な法人カードのマイル移行上限数
「ANA派・JAL派に向けて紹介したカード2種」と「マイルを上限なく貯めたい方におすすめなラグジュアリカード」を比較してみました。
ラグジュアリーカード ゴールド | ラグジュアリーカード ブラック | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | |
---|---|---|---|---|
券面 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
年会費 | 220,000円 | 110,000円 | 36,300円 ※初年度無料 | 22,000円 |
ANA | 上限なし | 上限なし | 40,000マイル | 上限なし |
JAL | 上限なし | 上限なし | 上限なし | 150,000マイル |
ユナイテッド航空 | 上限なし | 上限なし | - | - |
ハワイアン航空 | 上限なし | 上限なし | - | - |
デルタ航空 | - | - | 上限なし | - |
エミレーツ航空 | - | - | 上限なし | - |
特長 | ・ANA、JALマイルを高還元率1.0%で上限なく移行できる | ・ANA、JALマイルを還元率0.75%で上限なく移行できる | ・ANAマイルへの還元率が高い(1.0%) ・提携航空会社が多い(16社) | ・JALマイルへの還元率が高い(1.125%) |
・ラグジュアリカード:ANA、JALマイル上限なし
→高めの還元率(0.75~1.0%)を維持したままANA、JALマイルを上限なく移行できる!
・アメックス法人ゴールド:JALマイル上限なし
→JALマイルの還元率が低いので不向き
・セゾンプラチナアメックス:ANAマイル上限なし
→ANAマイルの還元率が低いので不向き
セゾンプラチナアメックスはJALに、アメックス法人ゴールドはANAに強いカードです。
そのため、セゾンプラチナアメックスならANAのマイル移行数が上限なしでも、実質的には意味がありません(還元率を考えると損だから)。
その点、ラグジュアリカードなら、高めの還元率(0.75~1.0%)を維持したままANA、JALマイルを上限なく移行できるメリットがあります!
ANAマイルを年間40,000マイル以上交換したい方は、最初からラグジュアリカードを選ぶといいでしょう。
ANAで40,000マイルというと、レギュラーシーズンなら日本→ハワイ(片道)分くらいのマイルです。
海外航空券に交換したい方は、最初から移行上限なしのカードを作っておくといいでしょう。




【重要】ANA法人カードとJAL法人カードがおすすめできない理由
「法人カードを使ってマイルを貯める」と言った場合、具体的には以下の2つの方法があります。
- カード決済で貯める:貯まったポイントをマイルに交換
- 飛行機に乗って貯める:カードの特典で飛行機搭乗時に+αのマイルをもらう
結論から言うと、ANA法人カードとJAL法人カードでは上記①のパターンではマイルを貯められません。
もう少しわかりやすく表現すると「ポイント還元がない」状態です。
基本的にカードでマイルを貯めると書く場合、①の方法がメインになります。
①の方法が使えないANA法人カードとJAL法人カードの利用は、買い物の度に貯められるはずだったマイルを捨てているのと同じです。
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コラム①:法人カードで得たマイルってどこまで個人用途で利用していいの?
法人カードで得たポイントやマイルを個人的に利用できるかどうかは、会社がルールを作っているかによります。
ポイントやマイルには法的なルールがないため、実務的判断では個人利用可能です。
ただし、キャッシュバックの場合は収益になるので、個人利用すると横領と見なされる危険があります。
実務的判断では個人的利用でもOKだけど…
個人の判断で利用していいとは言え、法人カードで貯めたポイントやマイルは勝手に使わず、会社の判断に委ねるのがいいでしょう。
上司に聞く、会社の規則を読むなどして確認してください。
ちなみに、国税庁ではポイントやマイルに対して、「値引き」や「贈与」などさまざまな見解を示していますが、決まった会計処理は義務付けていません。
個人利用が可能かの線引きについても、法律では明確に決まっていません。
具体的な会計処理については、税理士や税務署に相談するのがおすすめです。


法整備には時間がかかりそう(マイルは個人に付与されるため)
JALもANAも利用規約でマイルは個人に付与すると明記されています。
現状では法律がないので、法人カードで貯めたマイルであっても、付与された個人が勝手に使うしかない状況です。
とはいえ、一般的にはマイルの使い道はカード契約者(=法人代表)が決めると考えるのが自然でしょう。
個人に付与されるとはいえ、社会的には会社の指示に従うべきです。
社内ルールを無視して勝手に使った場合は横領になる可能性もあります。
【結論】出張の飛行機をマイルを使ってビジネスクラスの特典航空券と交換するなどして使っていくのが◎
法人代表者は、法人カード導入時にポイントやマイルの使い方についてのルールを決めておきましょう。
事前にルールを決めておけば、後にトラブルに繋がることもないはずです。
ルールとしては、「法人カードで貯めたマイルは出張に使う」・「海外出張時のビジネスクラス特典航空券に交換する」などが考えられます。
コラム②:なぜマイル還元率で法人カードを選ぶ社長は得をするのか?
基本的に当サイトでは、JALもANAも「1マイル=1円」として還元率を紹介しています。
ほかのクレジットカード関連情報サイトでも同様です。
単純化するために1マイル=1円と捉えているのだと思います(当サイトもそうです)が、これはやや消極的な考え方でもあります。
実際は1マイルの価値が3円~15円に大化けする使い道もあるからです。
この事実を考慮すると、ポイントのマイル交換はほかの商品などへの交換に比べると、実は非常にお得だと言えます。
1マイルの価値を大幅に上げるためには
マイルの達人になるためには、自分でお得なマイルの使い道を探せるようになる必要があります。
そのために、まずは基本となる「還元率の意味」と「還元率の計算方法」を熟知しておきましょう。
そもそも、一般的な法人カードの還元率は0.5%程度で、マイル還元率に直すと0.2%~0.3%ほどと大変低いです。
マイルを効率的に貯めるには、還元率の高い法人カードを選ぶのが第一条件です。
最低でも還元率0.5%以上、理想は還元率1.0%以上のカードを持ちましょう。
出張などで航空券予約を必要とするシーンが多いなら
「出張で飛行機に乗る機会が多い人」だけでなく、「たまに飛行機に乗る程度の人」にもマイル還元率が高い法人カードはおすすめです。
フライト出張に備えてマイルを貯めるのもいいですし、ネットショッピングや商品交換など多くの使い道で「1マイル=1円」として使ってもいいでしょう。
還元率の損得だけで考えると、0.5%前後の平均的な法人カードよりも高マイル還元率のカードはお得です。
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まとめ:法人カードでマイルを貯めて経費削減!
法人カードはマイル還元率が低いカードが多いです。
しかし、「セゾンプラチナビジネスアメックス:1.125%」や「アメックス法人カード:1.0%」「ラグジュアリーカード:0.75%(移行上限なし)」など、マイル還元率の高い法人カードもあります。
出張で飛行機に乗ることが多いならマイル還元率の高いカードを作っておくと、マイルをチケット代金に充当して経費節約にも繋がりますので、ぜひカードを発行して貯めてみてはいかがでしょうか?
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→マイル還元率1.125%と高還元&年会費に対してのスペック・特典が最高です。最強コスパのプラチナカード!
なお、貯めたマイルの個人利用に関しては罰則を規定する法律がありませんが、社内でルールを作ってトラブルのない運用を心がけるのがおすすめです。
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