▼留学・海外渡航時のオススメクレジットカードに関してはこちらの記事を参考にしてください!
今回の記事は、「付保証明書が必要な国(保険加入必須の国)」や「その手続き」についてご紹介します。
入国時に保険加入が必須になっている国がある
これから海外旅行や留学で渡航する予定があるなら、入国時に保険加入を義務付けている国があることにご注意ください。
通常、他国に入国する時は特に保険加入が必須というわけではありません。
しかし、一部の国では保険の加入を証明できないと、入国できない国があります。
- チェコ
- ポーランド
- ラトビア
- リトアニア
- ブルガリア
- エストニア
- ハンガリー
- イラン
※他にもありますがメジャーな国については上記の通りです。
このように世界の一部の国では入国時に保険が必要です。
海外旅行保険が必要かどうかは各国の旅行ガイドブック等に書かれているため、事前にしっかりと調査をしておきましょう。
今回はいくつかの国を例にあげて具体的な状況を紹介していきます。
どうして保険が必要なの?
入国する際にどうして保険加入が必要なのでしょうか?
これはその国のルールだからです。
海外では日本の健康保険証は使えません。
そのため、海外でケガや病気にかかると高額な医療費が必要になります。
高額な医療費を払わずに自国に帰国する外国人観光客が増加している対策として、一部の国では「海外旅行保険の加入を義務化」しています。
【ポーランド】
- ポーランド滞在中をカバーする海外旅行保険への加入が義務付けられています。
- 入国時に必ず提示が求められるというわけではありませんが、保険加入を証明できる保険契約証や付保証明書を常時携行することをお勧めします。
たとえば、ポーランドの規則を細かく見てみると「海外旅行保険への加入が必須であること」や「保険の契約書を持ち歩くことが推奨されている」のがわかりますね。
保険内容が証明できるものとは?
- 保険契約証
- 付保証明書(読み:ふほしょうめいしょ)
これらの名称の書類には加入している保険の内容(疾病補償〇円など)が書かれています。
海外旅行保険の加入が必須の国に渡航する際は、これらの書類を現地の言葉or英語に訳されたものをもっていくようにしましょう。
▼付保証明書はこんな書類
クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険付保証明書についてのポストがありましたので、手元にある付保証明書を確認してみました。コロナ禍での渡航の際、複数のカード付帯保険会社から付保証明書を取得したものですが、保険期間の表示はありませんでした。 pic.twitter.com/OVRpL187NV
— ジェントルマン🌸Joe (@thai_walker) December 6, 2023
ご存知の方も多いと思いますがAMEXに自動付帯の海外旅行保険は英文の付保証明書を無料で発行してくれます。保険デスクへ電話すれば1週間くらいで郵送で届けてくれますよ。😊#AMEX#自動付帯#海外旅行保険#英文の付保証明書 pic.twitter.com/5LW5Pt6k9j
— tabibucho_T.K (@TabibuchoTK) June 15, 2022
付保証明書の提示、携行が義務付けられている国の場合は、こういった英文の証明書を事前に発行してもらってください。
保険がなければどうなるの?
たとえば、「エストニア」では、入国時に海外旅行保険の加入を証明できる付保証明書などの提示が義務付けられています。
入国審査で提示できない場合、入国は難しい可能性があります。
入国時に証明書を求められないとされている国でも、求められた際に提示ができないとスムーズな入国ができないことが予想されます。
事前に日本で海外旅行保険に加入し、付保証明書などを用意しておくといいでしょう。
保険の種類に注意
海外旅行保険には大きく2つの種類があり「保険会社の保険」と「クレジットカード付帯の保険」に分けることができます。
とくに記載がなければ、どちらの保険を使ってもOK。
基本的には、わざわざ掛け捨ての保険会社の保険より、クレジットカードの付帯保険を利用する方がお得ですしオススメです※。
※渡航先や留学時のルールによっては、クレジットカードの付帯保険がNGの場合もあります。渡航前に事前確認をしてください。
クレジットカードで保険の加入証明をするのがオススメ
クレジットカードの旅行傷害保険は
- 国内旅行傷害保険
- 海外旅行傷害保険
があります。
国内旅行傷害保険は国内の旅行に対して適用され、海外旅行傷害保険は海外旅行に対して適用されます。
また、どちらの旅行傷害保険でも「自動付帯」と「利用付帯」があり、利用付帯についてはカードで旅行代金を支払うことが条件です。
自動付帯の場合は、カードを持っていくだけで保険が適用されるのでお得かつ便利ですよ!
ここで、海外保険に強いカードについてもすこし触れておきます。
海外旅行前に持っていると便利なカード2選!
もしあなたが今現在学生で、語学留学・海外旅行など、海外に行く機会が何回かある方には、なんといっても学生専用ライフカードがイチオシ。
学生の方もそうでない方も、海外で万が一のことがあったときのために、海外旅行保険があるカードを1枚は必ず持っておきましょう。
自動付帯(持っているだけで保険が適用される)&傷害・疾病(ケガや病気)の補償金額の大きいカードが理想的。
旅行に持っていけば、万が一ケガをしてしまった時などにも入院費を補償してくれる可能性が高く、安心です。
ライフカード(学生専用)
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クレジットカードの保険適用の条件ってなに?
クレジットカードの「利用付帯保険」は適用条件がややこしいです。
カード会社の公式サイトでは、保険の適用条件について説明がなされています。
しかし、それを読むだけでもかなりの時間がかかる上に、適用条件のルールが厳しくわかりにくいです。
多くのカード会社が適用条件にしているのが「旅行代金をカードで支払う」というもです。
ただ、旅行代金と言われても、どこまでの代金が旅行代金とみなされるのか曖昧で分かりづらいですね?
以下は、三井住友カードの海外旅行傷害保険の説明文を一部引用したものです。
1.日本出国前に航空機、電車、船舶、タクシー、バスといった公共交通乗用具の利用代金を当該カードでクレジット決済した場合
2.日本出国前に宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金を当該カードでクレジット決済した場合
3.日本出国後に公共交通乗用具の利用代金をはじめて当該カードでクレジット決済した場合
「旅行のツアー代金」や「当日空港に向かうまでの交通費」にクレジットカードを使えば、利用付帯の条件を満たすことができます。
「この支払いで条件を満たせるのかな?」など細かな点は、事前にカード会社に確認しておくと安心です。
クレジットカード保険の加入証明書(付保証明書)の発行方法
クレジットカードの保険を使う場合、カード会社に連絡をして保険の加入証明書(付保証明書)を発行してもらいます。
先ほど説明した通り、海外旅行保険への加入が義務付けられている国へ渡航する際は、加入証明書を常に持っておくことをオススメしています。
各カード会社での加入証明書の発行依頼方法を紹介します。
▼三井住友カード
海外旅行傷害保険の付保証明書は、ご自身で発行(印刷)いただけます。なお、個人カードと法人カードによって発行手順が異なります。
以下のリンクより手順をご確認のうえ、お手続きください。
▼JCB
外国語の海外旅行傷害保険付保証明書の発行が可能です。
ご希望の場合は、カード裏面記載のお問い合わせ先へご連絡ください。
※海外旅行傷害保険付保証明書を発行しなくても、保険適用条件を満たしていれば、万が一事故にあった場合でも補償は受けられます。
※対象言語は、英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語です。
※受付からお届けまでには、2週間程度かかります。引用:JCB-よくあるご質問
基本的にカード会社へ連絡をすれば、上記の通り英文で保険の加入証明書(付保証明書)を発行してもらえます。
カード会社に連絡をするだけなので難しい点はありませんが、「付保証明書」の必要性を電話口の方がわかってくれない可能性があります。
その際は、「入国時に証明書を提出しなくてはいけない可能性がある」と必要な理由を伝えてください。
一部の国(キューバ・イランなど)にいくときは注意!アメリカの保険会社はNG
キューバ・イランなど一部の国に行くとき、アメリカの保険会社は使えませんのでご注意ください。
海外旅行保険を紹介しているサイトにも下記のように記載されています。
キューバ入国の際には海外旅行保険への加入が義務化されています。
入国審査(イミグレーション)の際に審査官から保険証の提示を求められるケースがあります。
英語もしくはスペイン語の保険加入証明書(付保証明書)を用意しておきましょう。
アメリカとキューバが国交断絶していたこともあり、アメリカ系の保険会社では不可です。
引用:日本のほけん
アメリカの保険がつかえない国があるのは「アメリカとの国交がない」・「アメリカから経済制裁を受けている」これらの理由が主です。
キューバは、アメリカと2016年に54年ぶりに国交回復を果たしました。
しかし、トランプ大統領就任後はキューバ制裁強化策を強めるなど、関係は改善から一転またも後退しています。
バイデン大統領下で、再びイランとの関係改善に向けて動き出しています。
在キューバ日本大使館のHPにはアメリカの保険会社はNGと明確な記載はありませんが、上記のような背景から渡航時は日本の保険会社と契約すべきです。
先ほど紹介したオススメクレジット2種類(ライフカード・JALカードnavi)は、すべて日本の保険会社と契約しているので安心してくださいね。
アメリカの保険が使えない可能性が高い国
アメリカの保険が使えない国は、「アメリカと国交がないor経済制裁を受けている国」だと考えることができます。
そのような国に日本人が観光旅行に出かけるケースは少なく、キューバ以外の国については情報が少ないのが現状です。
マイナー国やアメリカとの関係性が悪そうな国に渡航する際は、事前の情報収集と大使館等への電話確認を強くオススメします。
キューバ入国については情報がいろいろ…
キューバの入国についてはインターネット上でもいろいろな情報が出回っています。
当サイトでは情報の正確性を追求して、大使館や外務省からの引用した情報を掲載しています。
在キューバ日本国大使館
キューバ政府は2月26日付け官報において、本年5月1日からキューバへ入国する全ての外国人等に対し、旅行保険加入を義務付けると発表しています。
1.キューバ政府は5月1日からキューバへ入国する全ての外国人及び海外在住のキューバ人に対し、医療費を補償する旅行保険への加入を義務付ける。
保険証書は、キューバ政府によって認められた保険業者によって発行されたものでなければならず、入国地点(空港)では(保険未加入者に対し)キューバの旅行保険販売所を設ける。
2.この決定は永住者、外交官、国際機関の代表者を除き、キューバに滞在している外国人に対しても適用される。
2月26日付の発表は制度の概要のみで、保険料等運用の詳細について現時点では不明な点が多いのですが、今後明らかになるものと思われます。
引用:在キューバ日本国大使館
在キューバ日本国大使館も2010年のこの情報以後、詳細な情報を出していませんが、外務省の海外安全HPには下記のように書かれています。
2010年5月から,旅行者は入国に当たって,旅行期間を通じてキューバ国内をカバーする医療保険に加入していることが義務付けられました。
入国審査官から当該医療保険の保険証券の提示を求められることがあります。
保険の加入は必須で、場合によっては入国時に保険証券(付保証明書)を見せる必要があるようですね。
キューバ渡航の際は、気になる点を事前に大使館に電話で問い合わせるなど万全の準備をしておきましょう。
補足:アメリカとキューバについて
キューバ関連の情報が入り乱れているのは、その歴史にあります。
もともとキューバは社会主義国と言うこともあり、アメリカと仲が悪く、長らくアメリカから経済制裁を受けていました。
一時はオバマ大統領により、キューバとの国交回復が進められましたが、これがトランプ大統領の登場によりまた後退してしまいました。
今後も大統領の変更により大きく変化する可能性が高いため、下記リンクで両国間の歴史や最新情報を入手してみてください。
どんなクレジットカードを作るべき?
海外旅行用としてクレジットカードを作るのなら「VISA」か「Mastercard」ブランドを選んでおけば安心です。
クレジットカードが使える場所ならVISA or Mastercardのどちらかを利用できる可能性が高いですよ。
これらのブランドから海外旅行傷害保険が付帯されているカードを作っておくと良いですね。
クレジットカード保険の補償額はそこまで気にする必要はない
クレジットカードの付帯保険は補償額が1つのポイントであり、補償額が高いほど安心できることは間違いありません。
しかし、過度に補償額を重視する必要もありません。
一般ランクのクレジットカードは補償額にそれほどの差がありません。
また、クレジットカードの海外旅行保険は、ケガや病気の補償においてはカードごとの補償金額を合算できます。
ですので、補償額はあまり気にせず、年会費やポイント還元率から気になるカードを選んでOKですよ。
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- 付帯保険(海外旅行):◎(自動付帯)
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クレジットカードの保険の適用期間も気にしなくてOK
クレジットカードの保険は適用期間が決まっており、多くのクレジットカードは90日間(3ヶ月)です。
たとえば、オススメカードの1枚である「ライフカード」の保険適用期間については以下のような説明があります。
1回の旅行あたりの責任期間は、会員資格が有効な期間中に開始された旅行期間(海外旅行の目的で住居を出発してから住居に帰着するまでの間で、かつ日本出国日の前日の午前0時から日本入国日の翌日の午後12時までの間)中とします。
ただし、旅行期間が日本出国日から3か月後の午後12時を経過しても終了しない場合には、その時点で責任期間が終わります。
このように多くのカードは90日間が期限となりますので、旅行や短期滞在では保険の適用期間をそこまで気にする必要はありません。
長期留学などの場合は、別途専用の保険に入るといいでしょう。
■カード保険を90日以上に延長させる裏ワザ情報:海外旅行保険を、クレジットカードだけで90日以上カバーする裏ワザ!?留学・長期滞在前に要チェック!(自動付帯・利用付帯を使い分け)
まとめ:クレジットカードで賢く海外旅行保険と付保証明書をカバーしよう!
- 国によっては入国審査で保険の加入証明書を求められる。
- 保険が必要ならクレジットカードの海外旅行傷害保険がコスパ◎。
- クレジットカードの保険の証明書はカード会社が英文で発行してくれる。
- 保険適用の条件は旅行代金のカード払い。どこまでの代金が旅行代金となるのかを調べること。
- 保険の補償額は過度に重視する必要もない。年会費無料の学生クレジットカードでも十分。
- クレジットカードの保険は適用期間があるため、滞在日数から計算しておくこと。
- アメリカから経済制裁を受けている国に渡航するときは保険選びに注意すること。
- 海外でクレジットカードを使うなら「VISA」か「Master Card」がオススメ。
海外へ行く場合は事前にしっかりと情報を調べておきましょう。
行き先によっては海外旅行保険に加入が必須の国もあります。
海外旅行保険はお得で便利なクレジットカード付帯の保険がオススメです。
利用条件などを事前によく調べてから出発してくださいね!
海外旅行前に持っていると便利なカード2選!
もしあなたが今現在学生で、語学留学・海外旅行など、海外に行く機会が何回かある方には、なんといっても学生専用ライフカードがイチオシ。
学生の方もそうでない方も、海外で万が一のことがあったときのために、海外旅行保険があるカードを1枚は必ず持っておきましょう。
自動付帯(持っているだけで保険が適用される)&傷害・疾病(ケガや病気)の補償金額の大きいカードが理想的。
旅行に持っていけば、万が一ケガをしてしまった時などにも入院費を補償してくれる可能性が高く、安心です。
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自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
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