クレジットカードを利用していて困るのが「利用明細に身に覚えのない金額や支払い先(会社名)」があったときです。
もし見に覚えのない会社名を見つけても、焦らずに落ち着きましょう。
そのすべてが不正利用とは限りません。
実は「商品・サービスを販売提供している会社名」と「代金の請求をしている会社名」は異なることが度々あります。
この記事では身に覚えのない金額や支払い先(会社名)があったときに確認することをまとめました。
さらに、もしも不正利用だったときの対処まで解説していきます。
>>「axes payment」と検索して本記事に来た方はこちら(記事内で移動します)をご覧ください。
身に覚えのない支払い先(会社名)があった場合:請求元を調べてみよう
Web明細を確認したときに「身に覚えのない金額や支払先」があったときの対処法を解説します。
冒頭でもお伝えした通り、不正利用と思ったものの中には購入先と請求元が違うだけのケースも多くあります。
重要なのは焦らずに対処することです。
ここでは「購入先と請求元が違うケース」の実例をご紹介します。
実例①:業種によって請求名が異なることがある
でかでかと印字されると恥ずかしいな…といった業種で請求名が異なるケースがあります。
「ラブホテル」などは「◯◯レジャー」と表記されることが多いです。
実例②:ショッピングセンターや百貨店で利用したときは違う名前での請求が多い
ショッピングセンターや百貨店など、多くのお店が集まる商業施設で買い物をしたときも請求名が異なることが多いです。
ショッピングセンター内の洋服屋「ABC」で服を購入した場合、請求名はABC名称で来るのかなと思いきや、「ショッピングセンター名」で請求されることがあります。
カード会社のセゾンカードでは問い合わせが多い商業施設名をまとめて公開しています。
明細表記 | 商業施設ホームページ |
---|---|
Apple iTunes Store | Apple Store(アップルストア)やiTunes Store(アイチューンズストア)等で利用したサービスの料金です。 |
AQUAGATES | 主に有料情報ウェブサイト、サービス業、飲食業、エステ等のご利用代金です。 |
ソフトバンクM | 「ソフトバンクモバイル」・「Y!Mobile(ワイモバイル)」・「LINEMO(ラインモ)」の携帯電話等のご利用料金です。 |
PAYPAL *●●● | オンライン決済サービスPayPal(ペイパル)を経由したご利用代金です。 |
※2024年1月更新分(一部抜粋)
※引用:セゾンカード-お問い合わせの多い明細表記
利用した場所と請求書名が違う例として、ほかには「アンテナショップ」にも注意が必要です。
アンテナショップとは地方の名産を都市部で紹介しているお店のこと。
請求書には「アンテナショップの名前」が入るのではなく、「地方の百貨店名」が記載されることがあります。
実例③:決済代行会社を利用している場合
「決済代行会社」とは、店舗とクレジットカード会社の間に入り、店舗に代わって代金回収などを行う会社です。
アプリの請求名称等で見かける「AXES Payment社」は代表的な決済代行会社です。
銀行や証券会社などを有するSBIグループの一員です(大企業のグループ会社なので安全ですよ)。
もし、カードの明細にAXESの表記が出てきても驚かないでくださいね。
「あっ、どこかの支払いが収納代行会社によって請求されているのか」と考えればOKです。
利用場所と請求名が違うことはよくある
ここまでご紹介した実例のように、異なった名前でカードの代金が請求されることはよくあります。
請求元の名前だけでなく、「利用日」と「金額」からどの支払いか振り返って考えてみましょう。
どうしても思い出せない場合は、請求元の名前を検索するのもいいです。
「クレジットカード 明細 ※請求元の名称」など検索すれば、同じように困っている人の相談(Yahoo!知恵袋など)にたどり着く可能性があります。
調べてもわからないときは、カード会社に電話して「不正利用ではないか」などを確認してもらいましょう。
クレジットカード不正利用の疑惑があったら、すぐカード会社に問い合わせを!
見に覚えのない請求の中には「不正利用」も混ざっています!
もし、請求元の名前をWebで検索しても該当する名前がないとなったら、不正利用を疑いましょう。
自分では不正利用かは確認できないので、カード裏面の番号に電話しカード会社の方に確認してもらってください。
前述の通り、カードには不正利用に対する保険がありますが、一定期間を過ぎると補償の対象外になります。
不正利用や疑わしい請求を見つけたら、すぐにカード会社に電話するのが鉄則です!
■参考:クレジットカードの暗証番号管理には要注意!不正利用されても保険適用外で自己負担になる可能性もあり…
【重要】クレジットカードのWeb明細は絶対に毎月確認しよう
本題に入る前に、まずは「Web明細は必ず毎月確認しよう」ということを伝えさせてください。
毎月Web明細を確認することで、毎月の支出先や支出の傾向が把握でき、いつまでに口座にいくら用意すればいいかがわかります。
Web明細の確認は、自身のお金の管理だけでなく不正利用の早期発見にもつながります。
クレジットカードには不正利用に対する保険がついているとは言え、不正利用の早期発見は非常に重要です。
まだ紙の明細を使っている方は、Webで確認できるWeb明細に切り替え、小まめにチェックするようにしてください。
不正利用に対する保険は、不正利用に気づいてから60~90日の間に届け出る必要があるタイプが一般的です。
不正利用に気づいたらすぐにカード会社に連絡しましょう。
■参考:クレジットカードの紛失・盗難保険で補償されない!?不正利用・不正請求されても補償されないケースは?
お金の流れはアプリで管理して見直しやすくしよう!
クレジットカードと家計簿アプリを紐づけておけば、複数枚のカード利用履歴を手軽に確認できます。
「この支払いは何だったっけ?」と思うことが度々ある方はこれを機にアプリの導入を検討してみてください。
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2021年1月には、利用者数1,200万人を突破しました。
連携できる金融サービスの総数はなんと2,660個と業界No.1です。
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とにかく手作業が少ないので、楽してクレジットカード管理をしたい方にオススメですよ。
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マネーフォワードのプレミア連携したらあまりにも便利すぎたし社会人必須課金だよこれ(生活ポスト)
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まとめ:とにかく毎月の明細確認が重要!
今回紹介した例は不正利用ではなかったケースもありますが、中には実際に不正利用されているケースもあります。
明細は紙からWeb形式に変えて、少なくとも1ヶ月に1回は確認しましょう。
明細の確認時は、下記のポイントに気を付けながら明細を見るといいですよ。
【明細の確認ポイント】
- 請求内容がすべて間違っていないか確認
- 見に覚えのない請求は「利用日」と「金額」に注目
- 収納代行会社の可能性もあるので、見に覚えのない請求はまずは検索
- 検索しても情報が得られない場合は、カード会社に連絡(不正利用の可能性あり)
学生クレカ管理人
自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常により良い情報を届けられるように頑張っています!
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