クレジットカード業界には、「学生専用カード」があり特典面や還元率が一般カードよりも優遇されています。
ただし、あくまで優遇されるのは特典面などだけで、その他のルールは一般カードとすべて同じです。
そのため、支払いを遅延したときの対応も大人と同様の処置になります。
家族、とくに両親にはバレたくないですよね……。
今回は学生カードで「両親への連絡を避ける方法」や「支払い延滞時の対処方法」について解説します。
※この記事に「paypal 未成年」や「DLsite 未成年」という単語でやってきた人は「こちら(ページ内で移動します)」を見るとわかりやすいですよ。
意図せず支払い遅延を起こすこともあるでしょう。
まずは一度深呼吸して落ち着いて対処していきましょうね。
学生は親バレせずにクレジットカードを作れる?
親バレせずにクレジットカードを作るときに、もっとも重要なのが「郵送物を両親がいる自宅・実家に届けないこと」です。
郵送物を避けるには、クレジットカードは店頭受取りができるカードを選び、利用明細はWEB明細を選びましょう!
エポスカードはまさにこの条件を満たしたカードです!
クレジットカードとしてのスペックも高い(年会費無料&お得に使える優待店が多い)ので、長く愛用できる1枚になるはずです。
即日発行可能・学生みんな持ってるこのカード。国内10,000店舗以上でさまざまな特典が受けられる、年会費無料のお得なカード!
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:エポスポイント |
ポイント還元率(最大) | 2.5% 条件:加盟店での利用 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):-
クレジットカードの支払いに遅延するとどうなるか
学生カードに限らず、クレジットカードの支払いを遅延したときの流れを見ていきましょう。
カード会社は支払い遅延に気づくと「督促(=早く支払うように連絡すること)」を行います。
初期の督促は連絡程度
クレジットカードの支払日は原則特定の1日のみですが、カードによっては予備日を設けていることもあります。
1度目の引き落としに失敗した場合、2度目の引き落とし日の案内がくるかもしれません。
(自動的に2度目の引き落としをかけるカード会社もあります)
いずれにせよ、初期の督促は振込方法の案内などに留まります。
当然、口調も一切怒っておらず事務的な感じで淡々と進みますので安心してください。
「うっかり引き落とし日を忘れていた!」こんな場合はこの段階できちんと支払えばOKです。
2ヶ月~3ヶ月の延滞は要注意
1ヶ月を超えて延滞が解消しないと本格的に「督促電話」や「督促状の送付」が行われます。
こうなると家族と同居している方の「親バレ」は避けられません。
電話や郵送物を通して、クレジットカードの延滞がバレるはずです。
この段階でなんとかできなければ、カード会社は法的な手段をとる可能性が高くなります。
対応も厳しくなり、「残額の一括請求」や「カードの強制解約」の可能性も出てきます。
一括請求などの措置をそられる前に「分割払いにできないか」など自分からカード会社に連絡をいれ相談することをオススメします。
3ヶ月以上の延滞は完全にアウト
61日以上または3ヶ月以上の延滞は、個人信用情報機関に「事故情報」として登録されてしまいます。
これは俗に言われる「ブラックリストに載る」という状態です(実際にはそのような名前のリストはありません)。
こうなると、他社のクレジットカードも作成が難しくなり、ローンを組むときにも不利になります。
通常はこのあたりでなんとか支払える人が大半でしょうが、この段階でも解決しないときは裁判になります。
クレジットカードの支払いを完全に踏み倒すことはできません!!
■ブラックリストについて:クレジットカードのクレヒスの恐怖!ブラック・スーパーホワイトって何?どうやって回避する?
そもそも学生がクレジットカードの支払いを延滞した場合はどうなるか?
基本的には学生でも社会人でも支払いを延滞したときの流れは同じです。
しかし、いくつか学生特有の問題があります。
学生の支払い延滞は親に支払い義務はある?
たとえ、あなたの身分が学生であっても、支払う責任があるのはカードの名義人本人(=あなた)です。
とは言え、困った子供を見放す両親も少ないので、結局は両親による立替払いになるケースがほとんどでしょう。
学生カードの限度額は高くても30万円程度(通常10万円)なので、大金ではありますが何とかなる金額でもあります。
両親と同居している方は、遅かれ早かれバレてします。
なるべく早めに自分から「カードの代金が支払えていない」ことを告げて助けを求めましょう。
長期の延滞は社会人になってからとても困る!
学生カードの利用であっても長期の延滞は個人信用情報機関に登録されます。
個人信用情報機関には3種類あります。
この三社はCRIN(クリン)と呼ばれるシステムで事故情報を共有しています。
つまり、1社との支払いが遅れが長期化するだけで、ほかの2社と契約しているカード会社や消費者金融での審査にも悪影響が出ます。
延滞が解消してからも5年間は事故情報が残るため、卒業後にも大きな影響を及ぼします。
学生~社会人1年目は、本来であればもっともクレジットカードを作りやすい時期です。
その一生に一度しかない時期を逃してしまうのは、誰のせいでもなく自分がしたことの結果です。
こんなことにならないように学生であっても支払いはきちんと計画的にしましょう。
延滞以外で親に連絡が行くケース:学生の申込
学生のカード作成に保護者の同意を義務付けている会社では、申込時にほぼ確実に親に連絡が入ります。
2022年4月に成年年齢が引き下げられましたが、カード会社によっては引き続き学生のカード申込時には保護者の同意を必要としている会社がほとんどです。
その同意がきちんと取れているかを確認するため、電話連絡をしてきます。
同意の確認がとれればそれでOKですので、電話自体は数十秒で終了します。
■参考:学生がクレジットカードを発行するには親の同意書が必要?
■参考:学生が親バレしないでクレジットカードを作る方法!実家に郵便物・カードを届けたくないなら・・・
クレジットカードの支払いを遅延しない方法
こうなるとやはり気を付けたいのは、クレジットカードの支払い遅延となります。
遅延さえ起こさなければ、ほぼ両親に連絡がはいることはありません。
クレジットカードの支払いをしっかりと行うためには、使い方の計画を立てる必要があります。
クレジットカードはお金を生み出す魔法のカードではありません!
限られたカード利用枠の範囲内で計画的に利用することで、後払いのメリットが活きてきます。
クレジットカードのリボ払いには注意!
リボ払いとは毎月に支払額を一定額にする支払い方法です。
毎月1万円と決めればどれだけ使っても1万円で済みます。
しかし、その分手数料が高額になり支払う金額がどんどん膨らみます。
とにかく「リボ払いは使わない!」これだけは覚えておいてください。
高額な支払いをするなら分割払いがオススメ
高額商品の購入は、リボ払いではなく分割払いを利用すると計画的に支払うことができます。
分割払いは支払い回数を指定する支払い方法です。
分割回数がはっきりわかるので返済の終了も明確になります。
クレジットカードの支払いは一括払いをメインにする
1ヶ月の利用代金を翌月にまとめて払う一括払いは、手数料もかからずもっともオススメの支払い方法です。
基本的にはすべての会計を「一括払い」にしましょう。
一括払いなら手数料負担なしでポイントだけをGETできます。
中には、リボ払いでポイントUPというカードもありますが、手数料を考えると結局は損です。
一括払いがもっともいいです。
■参考:リボ払い・分割払い・一括払いって何?リボ払いは注意!できる限り一括で支払いしよう!
キャッシングは利用しない
キャッシング枠はゼロで申し込みましょう。
キャッシングとは?
クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を使って、ATMなどからお金を借りることです。
借入限度額は数万円から数十万円と少ないことが多い小口融資です。
キャッシング機能を付けると安易に借金ができる環境になってしまいます。
カードキャッシングは過去に多重債務者(=複数社から借金をしている人)を生み、社会問題となりました。
学生さんはまだ定期的な収入もないため、はじめからキャッシング機能は付けない方が無難です。
キャッシングの金利は高い!
キャッシングは貸金業法という法律で上限金利が決められていますが、それでも年18%程度の金利がかかります。
たとえば、国が運営する日本政策金融公庫の教育ローンは年1.7%の固定金利です(2021年1月現在の金利)。
これと比べるとカードキャッシングがいかに高金利なのかということがわかるでしょう。
もしキャッシングを検討している理由が「学費のため」ならまずは奨学金など別の手段も検討してみてください。
■参考:学費が払えないときの対策まとめ|学生ローンや借金キャッシングを考える前に学費の免除・延納・分納・奨学金という手段を
まとめ:カードは適切に使って親や未来の自分に迷惑をかけないようにしよう!
学生であっても、支払いを遅延した場合は一般カード会員と同じ督促が行われます。
クレジットには「信用」という意味がありますが、それは信用のある人だけが利用できるという意味でもあります。
クレジットカードを作ってからもきちんと支払いを続けていないと信用が失われ、長期間クレジットの利用ができなくなるというペナルティもあります。
それは学生カードであっても同じです。
学生時代だからこそ、しっかりした支払い計画を持ってクレジットカードを利用しましょう。
「DLsite 未成年」「paypal 未成年」の検索でここに来られた方へ
DLsiteは未成年でも申込可能なようです(実際に未成年の生年月日で試してみましたが登録できました)。
支払い方法についてですが、18歳以上の未成年者はクレジットカード払いがいいでしょう。
同様にPaypalについても、18歳以上なら保護者の同意を得ることで利用ができます。
クレジットカードのように申込時に親権者に確認の連絡がいくことはないでしょうが、きちんと保護者の許可を得てから申し込みましょう。
なお、paypalについてはあくまで支払いを仲介するだけですので、支払えなかったことが原因で保護者に連絡がいくことはまずないと考えられます。
それ以下の中高生はコンビニ払いでもOKですが、クレカと同じように使える「バンドルカード」がとくにオススメです。
バンドルカードには年齢制限がないため中高生でも持てます!
下記記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
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学生クレカ管理人
自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常により良い情報を届けられるように頑張っています!
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