学生時代は「時間があるけどお金がない」ということが多いと思います。
筆者も時間があれば、フルでアルバイトをしていたものです。
とはいえ、扶養を超えない範囲で働いており、そこから生活費もまかなっていたので結局は「お金がない学生時代」を過ごしました。
当時はクレジットカードのこともよく知らず、何か欲しいもの/したいことがあっても、「お金が貯まるまでひたすら我慢」をしていました。
待っている間に、欲しいものは売切れ、旅行などのタイミングを逃したこともしばしば……。
大人になって振り返ると、過剰すぎる我慢をしていたように思います。
今はクレジットカードの分割払いなどを使いこなすことで、タイミングを逃さず、適切なときに、適切なお金の使い方ができるようになった気がします。
今回は若いときの高価な買い物・自分への投資について考えてみましょう。
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大きな買い物はクレジットカードの分割払いを利用するのもアリ
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「若いうちほど、ケチらずにいいモノやいい体験に投資すべき」という考え方
「経験」は人生の糧です。
経験を通して学ぶことはたくさんあります。
失敗することもあるでしょうが、失敗ですら「失敗から再び立ち上がる方法を学ぶいい経験」になり得ます。
大人になると、どうしても仕事や家族などお金以外の「挑戦できない理由」ができてしまうものです。
経験が今後の人生に活きることを考えると、筆者は若いうちからいいモノやいい体験を通して、「いい経験」を得ることに賛成の立場です。
大学の奨学金だって自分への投資
この記事を読んでいる学生さんの中には、大学の奨学金を借りているor借りる予定がある方も多いと思います。
日本の場合、奨学金の多くは「貸与型」です。
貸与型と言うと聞こえはいいですが、要は「借金」なので後で返さなければいけません。
それでも学生の多くは、奨学金を借りて大学などに進学します。
それは進学で得られるメリットが大きいとわかっているからですね。
奨学金も若い自分への大きな投資だと言えます。
【奨学金受給状況】
大学(昼間部):49.6% 短期大学:56.9% 専門職学位課程:37.1%
今や大学生の約2人に1人が奨学金を借りて進学しています。大きな自己投資ですね。
筆者も奨学金を借りて大学進学しましたが、学生生活は楽しく、学びも多く充実した4年間でした。
クレジットカードの分割払いも似たようなものかも…
「支払いまでに猶予期間をもらう」という点では、奨学金とクレジットカードの分割払いには似ている部分がありますね。
どうしても欲しいもの/したいことがある場合、クレジットカードの分割払いを使い自分への「先行投資」をする方法があります。
「RULES」を読んでみる
「RULES」(書籍)は、「monograph」というサイトから生まれた本です。
「人生を変えるモノ選びのルール」が独自の観点から紹介されています。
たとえば「ほしいと思ったときが買いどき」などモノを買うこと・選ぶことへのヒントがたくさんあります。
筆者は「RULES」を読み共感できるところが多々ありました。
自分への投資だから!とあれもこれも買うのではなく、本当にいいモノにだけ投資できるようになりたいですよね。
ヒカキンさんの自己投資に対する考え
日本を代表するYoutuberであるヒカキンさんもある動画で、自己投資に対する独自の考えを述べています。
自分の夢や仕事に関するものは、その時自分が買える1番良いものを妥協せず買ってきた。
仕事においてのお金の使い方はこのように行ってきたそうです。
この考えも、ひとつ自分への先行投資をするときの考え方の物差しになりますね。
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「なぜこれを愛用しているのか?」が説明できるいいモノは長くあなたを支えてくれる
「良いモノや良い体験は欲しいと思ったときに手に入れたい!」と思うわけですが、そこには何かしらの正当化できる理由が欲しいですね。
1つの考え方として、迷っているもの/ことに対する愛着度を掘り下げていくと、本当に投資すべきか判断しやすくなります。
筆者の体験だと20歳の頃に15万円ほどの一眼レフカメラをクレジットカードの分割払いで購入しました。
5~10万円ほどでも十分撮影できるカメラはありますし、iPhoneもありましたが、敢えて15万円のカメラを購入したのは「投資的な観点」があったからです。
やはり15万円のカメラは写真の写りも良く、旅行先ではかなり写真を楽しむことができます。
今でもこのカメラを愛用していますし、いい趣味にもなっています。
さらには、趣味の延長線上ながら、たまにカメラを使ったお仕事も頂けるようになりました。
あとで「あのとき〇〇していたらよかった」と後悔するのが一番損です!
無謀な買い物はオススメしませんが、返済計画が立つのなら思い切ってチャレンジするのもいいでしょう。
安かろう、悪かろうでは、長い目で見てムダ遣いになることが多い
物の価値の判断というのは、末永く愛用できるかどうかを見ることも1つのポイントです。
本当に欲しいものを安いもので代用すると、すぐに飽きて使わないといったケースがありますね。
筆者の場合、もし当時5万円ほどのカメラを買っていても、今ほどカメラを継続していない気がします。
本当に欲しいのなら、満足できるもの・自分の納得ができるものを買う方が長い目で見るとお得かもしれません。
価値あるものは高く売れる
自分の中にある価値観にプラスして、「市場価値」を考慮するのもいいでしょう。
この方法は欲しいものが2つまで絞られたときなどに有効です。
これは「ブランド品」と「ファストブランド」を比べるとわかりやすいです。
安さを売りにしているファストブランドは中古品として価値がほとんどありません。
将来、新しい商品を買うときに今回買う商品の売却を検討しているのなら、市場価格に注目しておくといいです。
【iphoneの中古価格(2023年4月調査)】
参考:イオシス(公式サイト)
Apple製品は値崩れしにくいと言われており、古い機種のiphoneでもそこそこの値がついています。
無形資産(経験)に対する投資も同じ
この記事を読んでいる方の中には、もしかすると「海外留学」を考えている方がいるかもしれません。
留学などの目に見えない無形資産(経験)への投資も同様です。
どうせ留学をするのなら、可能な限り納得のいく行き先・環境にすべきです。
日本学生支援機構は海外留学に対しても、奨学金(貸与型・給付型の両方)の用意をしています。
短期の語学留学ならJTBなどの旅行会社が主催しているものを利用し、代金をクレジットカードの分割払いで支払う方法もあります。
【短期留学のおもな行き先と費用目安】
- アメリカ(シアトル英語研修):約50万円(3週間)
- イギリス(ロンドン英語研修):約42万円(3週間)
- カナダ(トロント英語研修):約32万円(3週間)
- 台湾(師範大学):約34万円(19日間)
- 韓国(梨花女子大学):約32万円(3週間)
※2023年4月調査時点の価格です
参考:毎日留学ナビ
アジア圏+カナダへの留学ならなんとか学生さんのバイト代でも払えそうな金額ですよね。
■海外旅行ならこんな方法も!:旅行会社HISの「出世払い」で卒業旅行!?
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方法はいくつもあるので、「お金がない」という理由だけで夢を諦めてしまうのはもったいないかもしれません。
クレジットカードの分割払いは自己投資の1つの手段
若いうちは自己投資をするときに、どうしても「お金の壁」に阻まれることがあります。
クレジットカードの分割払いは、お金の壁を乗り越える手段として有効です。
事前に、分割払いのシミュレーションをして、返済計画を立て、「いけそう!」となったら、思い切って自己投資に舵を切るのもいいでしょう。
きっと若いうちにしかできない、さまざまな「いい経験」が積めるはずです。
その経験を活かして、大きく社会に羽ばたくことができれば、きっと分割払いにかかった手数料のもとは簡単に回収できることでしょう。
クレジットカードの分割払いについて
クレジットカードは基本的に代金のすべてを翌月に支払う1回払いがメインです。
分割払いは1つの買い物にかかる代金を複数回に分けて支払うことを言います。
基本的に2回払いまでの分割払いは手数料が無料で、それ以上の分割払いで手数料がかかります。
たとえば、手数料(金利)15%で10万円を10回(10ヶ月かけて返済)するとしましょう。
最終的な支払額は106,776円で、手数料は6,776円です。
手数料がかかりますが、ここぞというタイミングなら利用してみるのもいいでしょう。
>>JCB-ショッピング分割払いのシミュレーションで分割払いにかかる手数料を計算できます
自分への先行投資はいい考えですが、返済できるかよく考え、事前に返済計画をたててから実行してください。
【1位】JCBカード W:【人気No.1】Amazon利用で最大12,000円還元!
【2位】ライフカード:初年度は還元率1.5%、海外利用で3%キャシュバック!
【3位】三井住友カード(NL):最短10秒※ですぐに使えるカード!
※即時発行ができない場合があります。 広告:JCBカード、ライフカード、三井住友カード
【重要!】事前の計画と見極めが大事
若いうちの自己投資はいいことですが、あらゆる物事を「自己投資」として分割払いなどにしては生活が回らなくなります。
ここでしっかりと考えておきたいのが「限度」です。
先ほど紹介した、「RULES」やヒカキンさんの考えなどに触れ、投資する物事の選び方に自分なりの判断基準を持っておくことをオススメします。
また、奨学金や分割払いも大きなくくりで言えば「借金」です。
最終的には自分が責任をもって返済しなくてはいけません。
収入や日々の支出を考え、返済できる限度額をあらかじめ計算しましょう。
【自分への前向きな投資をするときの重要ポイント】
- 投資先を選ぶ自分なりの基準がきちんとある
- 投資する理由が明確にある
- 先行投資をきちんと返済できる返済計画がある
自分の支払い能力の確認と金利の計算はきちんとしましょう!
「自分への投資」とは?
学生時代に大きな買い物をしようと思ったとき、それを自分への投資と捉えて「良いモノや良い体験を今すぐ手に入れる」という考えは大いにアリです。
ただ、このスタンスを毎日の生活に取り入れるためには「自分への投資」に対して、自分なりの定義や答えを見つけなければなりません。
今回紹介した「RULES」やヒカキン氏の考えは、自分への投資や投資先(モノ)を考える上で非常に参考になるはずです。
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学生クレカ管理人
自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常により良い情報を届けられるように頑張っています!
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