クレジットカード会社やクレジットカードを使ったお店(=加盟店)は、あなたの個人情報をどこまで把握しているのでしょうか?
プライバシーや防犯の観点から気になりますよね。
今回は、「カード会社」と「お店(=加盟店)」が把握している個人情報について解説していきます。
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お店(=加盟店)が把握している個人情報は?
カードが利用できるお店のことをカード業界では「加盟店」とも呼びます。
加盟店はカード会社ではないので、カード利用者の個人情報(住所など)をほぼ把握できません。
たとえば、ショッピングセンターでの会計時にカード決済をしたとしましょう。
店員さんが知る可能性がある情報は下記のような情報です。
- 購入した商品
- カード番号
- 有効期限
- 氏名
街中で買い物した場合、購入した商品を店員に知られるのは仕方ないことです。
ほかのカード情報に関しては、決済時にチラッと見えるだけですので、そこまで気にする必要はありません。
最近はカード番号が表面に記載されていないカードが増えているため、チラ見であっても店員に番号を知られる危険性は下がっています。
▼カード表面に番号が記載されていないカードの例
ネットショッピングならさらに危険性は低く、社員個人があなたの情報を知る可能性はほぼありません。
その他、クレジットカード加盟店契約に関する取り決めは経済産業省の商取引監督課が定めています。
詳しくは「クレジットカード加盟店契約に関するガイドラインについて」をチェックしてみてください。
こんな事件があった!
【あなたのクレカ、大丈夫?番号盗用レジバイト、詐欺容疑で逮捕】
警視庁は6月、他人のカード情報を使って航空券を購入したとして、中国籍の高校2年の男子生徒(17)=横浜市=を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。
生徒は19年10月から同市内のスーパーでレジ担当のアルバイトをしていた際、差し出された客のカードの有効期限やセキュリティーコードを覚えてメモ帳に書き写していた。
カード番号は売上伝票から把握したという。
先ほど、カード利用店で店員にカード情報が盗み見られる危険性は低いと書きましたが、このような事件もあるにはあります。
店員が預けたカードをなかなか戻してくれないときなどは、少し警戒するようにしてください。
クレジットカードには不正利用の保険がありますが、心配な方は「タッチ決済」や「電子マネー」などカード本体を使わない支払いをしてください。
利用明細の定期的な確認(最低でも1ヶ月に1回)も有効です。
■詳細:クレジットカードの利用明細(Web明細)は必ず確認!利用状況を把握するのが重要!
最近のクレジットカードはナンバーレスが主流
2021年頃から各カード会社でデザイン変更があり、「ナンバーレスデザイン」が主流となりました。
ナンバーレスデザインの多くは、名前やカード番号などの重要な情報は裏面に集約されています。
また、中にはカードの表面、裏面ともに個人情報が書かれていない「完全ナンバーレスデザイン(重要な情報はスマホアプリで確認)」もあります。
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クレジットカード会社が把握している個人情報は?
クレジットカードの発行会社が把握している個人情報は、主に2種類あります。
- カード申込時に自分で提出した情報
- 個人信用情報機関に登録・保存されている情報
カード申し込みで提出する情報
これは各カード会社によりさまざまですが、基本的には下記のような項目です。
- 氏名・住所・電話番号
- 勤務先情報
- 身分証明書として使う書類に記載されている情報
- 配偶者の有無
- ローンの有無
- 年収
- 預金残高(金融資産)
氏名や住所などは必須情報ですが、年収や銀行の預金残高は任意情報であることが多いです。
個人信用情報機関に登録・保存されている情報
信用情報とは、あなたが今までに契約してきた「クレジットカードの利用履歴」や「スマホ本体の分割支払い歴」などのことを言います。
プラスの情報だけでなく、支払いの遅延や債務整理などマイナスの情報も残っています。
そして、それらが登録されている機関のことを「個人信用情報機関」といいます。
個人情報取扱いに関する基本方針は一般社団法人日本クレジット協会が定めています。
法令を遵守し、必要最低限の範囲で個人情報を利用しますということが書かれています。
本人の同意なしに第三者に個人情報を渡すこともありません。
気になる場合は「個人情報取扱いに関する基本方針」をチェックしてみてください。
クレジットカード会社は個人情報を閲覧しているの?
カード会社が閲覧できる情報はカードを作る際に提出した情報に加えて、信用情報(カードの利用履歴)も閲覧できます。
カード会社はカード所持者にとって管理会社なので、カードに関するすべての情報はいつでも閲覧できるという認識を持っておきましょう。
さて、実際にカード会社はさまざまな情報を閲覧しているのでしょうか?
当然ながら「閲覧している」と考えるのが妥当でしょう。
閲覧している理由としては以下のような理由が考えられます。どれも適正な閲覧理由です。
- カード利用場所の確認(安全のため)
- カード決済額の確認(安全のため)
- カード支払い履歴の確認(途上与信のため)
①安全のための閲覧
カード会社は365日24時間体制でカードの不正利用がないかを確認してきます。
たとえば、普段自宅近所で少額の決済しかされていないカードが、急に海外で高額な決済をしたとしましょう。
カード会社はこの情報を見て「怪しい!不正利用されているかもしれない!」と思うわけです。
1年以上使ってなかったクレカが不正利用されていたので、急遽、カードの補償と停止、再発行申請。
もう1枚、銀行カードに付帯してた放置クレカもあったけど、これを機に別の銀行口座に移して解約することに。
メインカードでなかったのは救いだけど、どこから漏れたのか、、、— Otami (@tamihaneko) October 8, 2024
あぶなかった。
クレカ不正利用されそうだった。自動的にカード利用停止されてたから助かった。
18万はさすがにえぐい。
そんな高い物買わへんよ🥲— のすけ 😈 (@Nosukedesu1105) September 17, 2024
②途上与信のために閲覧
クレジットカード会社は初回の審査以外にもさまざまなタイミングで再審査(=途上与信)を行います。
再審査結果によっては、限度額が上がったり下がったりするなどカードにも影響があります。
この再審査のために、支払い履歴(きちんと支払えているか)や利用額を閲覧しています。
個人情報は安全に守られているの?
クレジットカードに関する個人情報は、各カード会社ごとのルールに従って安全に管理されています。
カードを作る際に「個人情報保護に関する情報」として規約が紹介されています。
基本的には、特別な理由(警察からの要請など)がない限りは第三者に対して個人情報を提供しないというルールです。
実際の具体例としてライフカードの個人情報の取り扱いルールを見てみましょう。
1.個人情報の収集、利用について
2.個人情報の提供について
3.個人情報を取扱う委託業者の管理について
4.当社が保有する個人情報の開示、訂正、削除等について
5.個人情報を取扱う従業員の管理について
6.個人情報の安全管理について
7.個人信用情報機関の利用、登録について
8.コンプライアンスプログラムおよび個人情報取扱規程の継続的改善
このように個人情報の取り扱いについて、8つの項目ごとにルールやポリシーを紹介しています。
他社においても似たような項目なので、個人情報に関して気になることがあるなら一読しておきましょう。
直接カード会社へ問い合わせをしてもOKなので、その場合は個人情報に関するクレームや相談という窓口へ電話をしましょう。
このような宣言があるとはいえ最終的には、個人情報の安全性はカード会社や加盟店の管理能力を信じるしかありません。
100%完璧な個人情報保護はない
カードを利用する流れは基本的に下記の3ステップを踏みます。
- 「店員さんにカードを渡す」
- 「加盟店から利用情報がカード会社に行く」
- 「カード会社が請求を確定する」
この流れの中で、さまざまな人があなたのカード本体や情報を閲覧するチャンスがあります。
そのため、各社が個人情報保護に努めても結局は各従業員の意識の問題によって、何かしらのカード情報が漏れる可能性はゼロとはいえません
各従業員のモラルに任されている部分もあるので、100%クレジットカードの情報を漏らさない仕組みを作るのは今のところ難しいといえるでしょう。
たとえば「今日○○という芸能人がどこどこでカードを使ってたよ!」なんてことがSNSで拡散される可能性はゼロではありません。
カード業界では今のところそうしたニュースはありませんが、残念ながら今後も100%起きないとは言い難いですよね。
クレジットカードの利用履歴を知られるのは恥ずかしくない!?
カードを利用すると、利用したお店の名前や金額がカード会社に伝わります。
基本的には、購入内容がカード会社に知られてもとくに恥ずかしくはないと思います。
実際に、カード会社の人に会うわけではないですからね。
ただ、もしかすると「恥ずかしい…!」と感じるシチュエーションがあるかもしれません。
それが、カード会社に請求内容などを問い合わせる時です。
締め日を迎えた時に「先日の買い物代金が含まれていない?」など、請求額に関して疑問が湧くことがありますね。
そんな時はカード会社へ問い合わせるのが便利です。
担当者とのやり取りでは、「今月の請求額は〇月〇日に◯◯店で◯◯円利用して~」という感じで話が進みます。
場合によっては、詳細な利用情報を言いたくないケースもあるはずです。
大人のお店や出会い系マッチングアプリ等の課金でカードを使うと加盟店の名称でバレちゃう?
大人のお店などでは、ストレートな表記があると困るケースがありますね。
お店やサービスによってはそうした事情に配慮して、一般的な企業名で明細を上げてくれるところが多いです。
- ラブホテル:◯◯レジャー
- 決済代行業者名で請求する:AXES Paymentなど
逆に言えば店舗名やサービス名と社名が一致していないケースも多いので、パッと明細を見てもわからなかったりします。
カードを使う前に、利用明細はどういった表記になるのか(明細の名称が変わる場合はどこかに記載があるはずなので)確認してみてくださいね。
■詳細:クレジットカードの利用明細(Web明細)で、身に覚えのない金額・支払い先(会社名)があった場合に確認することまとめ。
個人情報を守るためにクレジットカード管理を徹底しよう
カード会社や加盟店が知り得る情報に関しては、上記の通り関わりのある従業員のモラルを信じるしかありません。
それと同時に自分でも個人情報やカード情報を守るためにカード管理を徹底することが求められます。
【クレジットカードの個人情報を守るためにできること3つ】
- カード番号などのカード情報は他人に見せない
- パスワードは生年月日を避ける
- 暗証番号を入力する時は第三者に見られないようにする
上記3つは基本中の基本なのでしっかりと覚えておきましょう。
クレジットカードの不正使用は意外と身近な犯罪
一般的にクレジットカードの不正使用なんて起こらないと思うわけですが、ふとした瞬間に災難に襲われることは十分に有り得ます。
トラブルに巻き込まれないように徹するのが理想ですが、もし不正使用の被害に遭ってしまった場合はすぐに「盗難紛失窓口」へ連絡をしましょう。
クレジットカードの不正使用は放置しても解決できないので、カード会社に連絡をして調査をしてもらう必要があります。
また、盗難紛失補償によって被害額を補償してもらえるので、必ず速やかに連絡をしてください。
まとめ
- カードの発行会社は、申込時の情報・個人信用情報機関の過去情報・提携先や公的機関の情報を所有している
- カードの加盟店が取得できる情報は限定的である
- 100%完璧なセキュリティシステムは存在しないので自分で責任を持って管理していこう
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自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常により良い情報を届けられるように頑張っています!
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