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クレジットカードと切り離すことができないのが「ポイント還元率」です!
多くのクレジットカードでは利用額に応じたポイントが付与されます。
このポイント付与については、いろいろと疑問を持っている方も多いでしょう。
- そもそもポイント還元率ってなに?
- 還元率の計算方法は?(200円1ポイントだと?)
- どのくらい還元率があると高還元率カードなの?
この記事で「還元率の計算方法」から「還元率が高いオススメクレジットカードの紹介」をしていきます。
初心者さんにもわかりやすいように、かなり噛み砕いて解説していきます!
今さら人に聞くのは恥ずかしいな、わかるか不安だなという方も安心して読んでくださいね。
>>クレジットカードの基本について知りたい方はこちら(TOPページ)をご覧ください。
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そもそも還元率とは?
多くのクレジットカードは、カードを利用すると利用額ごとにポイントが付与されます。
カードによって付与されるポイントの割合が異なるため、「還元率の高いカードを持とう!」などとネットや雑誌で言われています。
還元率の計算方法
200円の利用ごとに1ポイント(1円相当)が付与されるカードの還元率をもとめていきましょう。
【計算式:1 ÷ 200 × 100 = 0.5(%)】
もらえるポイント数※を利用金額で割って、100をかけてあげればもとめられます。
100円利用して1円相当のポイントが付与される場合には1.0%ですね。
【計算式:1 ÷ 100 × 100 = 1.0(%)】
何円利用して、1円相当のポイントがもらえるかを調べて、上記の計算式に当てはめてください。
※ここで利用するポイントは1ポイントあたりの価値が反映されたポイント数を使ってください(次の章で詳しく解説しています)。
1万円使うと何ポイントになる?
では、還元率0.5%のカードと1.0%のカードで1万円分の買い物をした場合、それぞれ何ポイントつくでしょうか?
- 0.5%:50円
- 1.0%:100円
1万円の買い物だと「50円の差」になりました!
【注意】還元率と付与率の違い
ここで間違えやすい「還元率」と「付与率」の違いについて整理しておきます。
この2つの違いをきちんと理解しておかないと、還元率の計算やお得なカード選びができません。
【還元率と付与率の違い】
- 還元率:ポイントの価値まで考慮したお得度←こちらの方が重要
- 付与率:単純に100円の買い物で何ポイントもらえるか
わかりやすいように具体例で見てみましょう。
- カードA:100円利用ごとに10ポイント付与、10ポイントは1円で利用できる
- カードB:100円利用ごとに1ポイント付与、1ポイントは1円で利用できる
付与率 | 還元率 | |
---|---|---|
カードA | 10% | 1.0% |
カードB | 1.0% | 1.0% |
一見すると、付与率の高いカードAの方がお得に見えますが、「1ポイントあたりの価値」を考慮すると結局は両方とも同じ還元率1.0%のカードだとわかります。
クレジットカードを選ぶときに見るべきは、付与率ではなく「還元率」です!
何ポイントもらえるかを簡単に頭の中で計算するには?
まず、手持ちカードの還元率を把握しておきましょう。
先ほど紹介した還元率をもとめる式で計算してもいいですし、下記の一覧から探してもOKです(人気カードの還元率をまとめました)。
▼人気カードの還元率まとめ
- 楽天カード:還元率1.0%
- JCBカード W:還元率1.0%
- エポスカード:還元率0.5%
あとは「ざっくりした金額に直してゼロをとる方法」で計算すればOKです。
たとえば、1,980円の衣服を還元率1.0%(100円で1ポイント)のカードで買うのなら、2,000円の商品と仮定して、ゼロを2つとってください。
だいたい20ポイントくらいもらえることがわかりますね(正確には1,980円の商品なので20ポイントより少ないですが)。
還元されるものはポイント以外にもある
クレジットカードを利用したときに付与されるのは「ポイント」であることが一般的です。
ですが、カードの種類によって「ポイントはつかず利用額からキャッシュバック」・「マイル※」が付与されることもあります。
※マイルは飛行機系のカードで付与されるポイントです(本記事の後半で詳しく解説しています)。
何が付与されると1番自分にとって使いやすいかを基準にカード選びをしてください。
どれだけ還元率の高いカードでも、付与されるものに魅力を感じなければ使わないカードになってしまいます。
ポイントはさらに何かに交換できる
ポイントを付与されるタイプのクレジットカードでは、さらに貯めたポイントを何かに交換できます。
- クレジットカードのポイント→ほかのポイント(楽天ポイントなど)
- 次の買い物でポイントを利用(楽天カードの楽天ポイントなど)
- アイテムと交換(生活アイテムや食品などと交換できる)
基本的に、アイテムへの交換は1ポイントあたりの価値が下がる(=損をする)ためオススメしません。
別のポイントに交換して次の買い物で使用するのがオススメです。
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クレジットカードやデビットカードの還元率
当サイト「学生クレジットカード.com」は、おもに学生向けクレジットカードについての情報を発信しています。
なので、クレジットカードやデビットカードの還元率について、もう一歩踏み込んで見ていきます。
還元率の相場や、還元率が良いといわれる基準
ここまで還元率について見てくると「クレジットカードの還元率は何%ぐらいがいいの?という疑問が出てくるでしょう。
- ポイント還元率 1.0%以上:高還元率
- ポイント還元率 0.5%程度:普通
- ポイント還元率 0.3%程度:あまりよくない
上記は当サイトの見解ですが、世間一般でもだいたい上記のように解釈されることが多いはずです。
できれば還元率1.0%(最低でも0.5%以上)のクレジットカードを持ちたいですね!
「還元率が悪いカード=全体的に悪いカード」ということではありません。
特典などが素晴らしいカードもありますが、カード初心者には使いこなすのが難しいことが多いです。
初心者の方は「還元率重視」でカードを選ぶといいですよ。
高還元率(1.0%以上)クレジットカードの例
高還元率でオススメのクレジットカードを紹介します。
紹介するカードは以下の3枚です。
どのカードもポイント還元率1.0%を超えるお得なカードです!
JCBカード Wは、コンビニなど特定のお店で使うと、さらにポイント還元率を上げられます。
日常の色々な場面で、高還元率を実現できるクレジットカードです。
【最短5分発行】年会費がずっと無料のカードでは最高クラスの実力。普通に使うだけでもお得+特典も豊富なカードです。キャンペーン盛りだくさんの今こそ、入会のベストタイミングです!※モバ即利用には、①9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)、②顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)が必要です。モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:Oki Dokiポイント |
ポイント還元率(最大) | 10.5% 条件:JCB PREMOに交換した場合 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):あり
他実施中キャンペーン:・Apple Pay、Google Pay、MyJCB Payいずれかの支払いで20%をキャッシュバック(最大3,000円)(2025年3月31日まで)
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:楽天スーパーポイント |
ポイント還元率(最大) | 16.5% 条件:楽天SPU最大利用時 |
発行スピード(最短) | ~1週間 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):あり
ネットショッピングなら1.50%以上の高還元率を発揮。年間30万円以上はクレカを使う人にオススメ。30万円未満ならJCBカード Wの方がいいかも。
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 条件付き無料 条件:年間利用額が30万円以上の場合は翌年度の年会費無料(30万円未満の場合は2,750円/税込)。 |
ポイント還元率(通常) | 1.00% ポイント名:Reader's Card ポイント |
ポイント還元率(最大) | 1.50% 条件:JACCSモール経由 |
発行スピード(最短) | ~1週間 |
- 付帯保険(海外旅行):◎(自動付帯)
- 付帯保険(国内旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):-
特定店舗で高還元率(1.0%以上)になるクレジットカードの例
イオンカードは通常還元率0.5%ですが、イオングループの対象店舗では2倍(1.0%)になります。
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 0.5% ポイント名:WAON POINT |
ポイント還元率(最大) | 5.0% 条件:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®内の利用でWAON POINTが基本の10倍! |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):-
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):あり
他実施中キャンペーン:・カード発行後1ヶ月間:毎日対象のイオングループ店舗でご請求時に5%OFF!(2024年10月1日(火)~12月8日(日)まで)・イオンシネマの映画料金がいつでも1,000円(税込)!※沖縄・西日本の一部など、未出店地域(ご利用対象外)がございます。 ※「ドリンク(Sサイズ)・ポップコーン(Sサイズ)セット引換券付きシネマチケットが1,400円(税込)にてご購入いただけます。(年間購入可能枚数18枚) ※特別鑑賞シネマチケット1,000円(税込)にてご購入いただけます。(年間購入可能枚数12枚) ※本特典は「暮らしのマネーサイト」ログイン後、「イオンシネマ優待」ページ内「販売サイト」にてシネマチケットをお買い上げのうえ、有効期限内にACチケット情報を登録された座席指定分のみ適用となります。窓口料金での購入による差額返金などはいたしかねます。 ※「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。 ※イオンシネマ/シアタス以外の映画館や、「割引対象外」表示がある特別興行等ではご利用いただけません。 ※シネマチケットの購入は「本人認証(3Dセキュア)」登録済みのイオンカード(ミニオンズ)・TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。 ※本特典の購入可能枚数は、対象カード会員さまが「販売サイト」へ初回登録を行った日を起算に年間30枚までです。 ※利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。 ※本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。 ※転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。 ※本特典内容は、予告なく変更・終了する場合がございます。
還元率の小さな差でも、1年、10年と積み重ねると結構大きな差になる!
「ポイント還元率が少し変わったくらいで、大差ないのでは?」と思われがちですがこれは大きな間違いです!
コツコツ使うことで大きな差となっていきます。
ケース①:現金払いとの差
まずは、クレジットカードを使った人とずっと現金で支払い続けていた人の差を見てみましょう。
クレジットカードは還元率1.0%のカード(JCBカード Wなどですね)を使ったと仮定します。
クレジットカードに変更できる支払いには以下のようなものがあります。
- 食費
- 生活費
- 水道光熱費
- スマホ代
- 年金
学生さんでも月5万円くらいは、何かしらの支払いに使っているはずです。
年間にすると、【5万円 × 12ヶ月 = 年間60万円】になります。
【ポイント数の比較】
- 現金払い:0ポイント
- クレジットカード払い:6,000ポイント(6,000円相当)
かなり大きな違いになりましたね!
ケース②:還元率の差による違い
次は還元率による差がどれくらい出るかを比べてみましょう。
「還元率0.5%のカード」と「還元率1.0%のカード」で比べてみます。
今回も月の支払いは5万円(年間60万円)として計算します。
【ポイント数の比較】
- 還元率0.5%のカード:3,000ポイント(3,000円相当)
- 還元率1.0%のカード:6,000ポイント(6,000円相当)
単純な話ですが、還元率が半分になるともらえるポイントも半分になります。
今回のケースでは3,000円の差になりました。
1年で3,000円、10年経てば30,000円の差とどんどんその差は大きくなります。
マイルは3~15円ほどの価値になることもある
ちなみにポイントとして価値が高いのが「マイル」です。
マイルのことは「航空券に交換できるポイント」と考えておけばOKです。
たとえばANAカードを100円利用ごとに1マイル付与されるとします。
一般的に1ポイント=1円相当、というように固定されていますが、マイルの価値は変動し使い方によっては1マイル=15円以上にもなります!
マイルの価値は「エコノミークラス<ビジネスクラス<ファーストクラス」の順番で高くなります。
さすがに1マイル=15円で使えるケースは少ないですが、安定的に1マイル=3円程度では使えます。
■マイルについての詳細:【学生向け】JAL・ANAマイルの基本と貯め方を徹底解説!効率よくマイルを貯める最強クレジットカードはコレだ!
おまけ:クレジットカードの他にもある「還元率」
ここまでクレジットカードの還元率を中心に説明しましたが、他の場面での還元率についても紹介します。
「還元率」は、どの支払いに対していくら返ってくるか?を単純に表現しているものであり、カテゴリによって前提が異なります。比較対象を間違えないようにしましょう。
※例:カードの還元率は1%、競馬は80%だからカードはだめ、競馬が良い!というわけではなく、前提が異なるので比較できないというわけです。
①ふるさと納税の還元率
仮にふるさと納税で10,000円の寄付をしたとき、返礼品(お返し)として3,000円相当の品物を受け取ったとします。
この場合の還元率は、
3,000円 ÷ 10,000円 × 100 = 30%
となります。
なお、ふるさと納税の返礼品は寄付額の3割以下に抑える必要があると法律で決まっています(還元率は最大30%です)。
②ギャンブル・宝くじの還元率=回収率・収益期待値
おまけとして、ギャンブルや宝くじの還元率がどのくらいに設定されているか紹介します。
還元率というよりは、正確には「100円突っ込んだら何円返ってくるか?」という回収率・収益の期待値を表しているのがギャンブルの還元率です。
- パチンコ・パチスロ:約80~85%
- 競馬:約70~80%
- 競艇:約75%
- 宝くじ:約46%
筆者はギャンブルをしないため全く関心がなかったのですが、こうしてみると宝くじは相当割に合わないギャンブルですね……。
まとめ
クレジットカードのポイント還元率はややこしいかもしれませんが、理解しておくことで得する機会が増えます。
ふだんの生活で高還元率クレジットカードを活用して、お得に買い物をしてみてはいかがでしょうか?
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:Oki Dokiポイント |
ポイント還元率(最大) | 10.5% 条件:JCB PREMOに交換した場合 |
発行スピード(最短) | 即日 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
- 付帯保険(ショッピング保険):あり
他実施中キャンペーン:・Apple Pay、Google Pay、MyJCB Payいずれかの支払いで20%をキャッシュバック(最大3,000円)(2025年3月31日まで)
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年会費(初年度) | 無料 |
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年会費(2年目~) | 無料 |
ポイント還元率(通常) | 1.0% ポイント名:楽天スーパーポイント |
ポイント還元率(最大) | 16.5% 条件:楽天SPU最大利用時 |
発行スピード(最短) | ~1週間 |
- 付帯保険(海外旅行):○(利用付帯)
- 付帯保険(国内旅行):-
- 付帯保険(盗難保険):あり
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学生クレカ管理人
自分が大学生・未成年時代のお金・クレジットカードの失敗経験をもとに、同じ失敗をする人・クレジットカードについて悩む人をひとりでも減らしたいという気持ちで当サイト運しているクレジットカードの専門家。
130枚以上のクレジットカードを比較検討し、累計22枚のカードを所有してきました!(大学生の頃は6枚所有)
航空券をほぼ無料にし、ふらっと旅行に出かけるのが趣味で、Amazonでのお買い物も累計40万円分以上、ほぼポイントで済ませています。
カード会社幹部や広報部・外部の専門家ともつながりがあり、常により良い情報を届けられるように頑張っています!
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