【ナレッジソサエティの取材体験記】結論:士業やコンサルティングにおすすめのバーチャルオフィス
[投稿日]2022/02/06 / [最終更新日]2022/05/09
本記事では、バーチャルオフィスの比較サイトを運営する筆者が、実際に足を運んで感じた「ナレッジソサエティ」の印象を解説します。
メリットだけではなく、デメリットにも触れるので、ナレッジソサエティを検討している方は、是非参考にしてください。
まずはじめに、結論からいうと、
ナレッジソサエティの魅力は以下の3点です。
「信頼性の高さは業界随一」
「優れた設備と居心地の良さ」
「起業家に優しい環境」
そして、デメリットは、
「店舗が1店舗だけ」
「値段が少し割高」
この2点になります。
要は、料金は少し割高だけど、「環境の良さ」と「信頼性の高さ」で付加価値のあるバーチャルオフィスということです。
誰を呼んでも恥ずかしくない施設なので、人と接する機会の多い「士業」や「コンサルティング業」の方に最もマッチすると思います。
取材で感じた「ナレッジソサエティ」と「他社」の違い
ナレッジソサエティのイメージは”何となく”掴んでいただけたと思いますが、
- 具体的に他社とどんな違いがあるのか?
- どんな業種の方におすすめなのか?
実際の取材内容をもとに解説していきます。
ちなみに、筆者がこれまで取材したバーチャルオフィオフィスは以下の5社です。
- ナレッジソサエティ
- Karigo
- ワンストップビジネスセンター
- DMMバーチャルオフィス
- レゾナンス
※取材時期;2021年9月〜11月
バーチャルオフィスを検討する方なら、一度は聞いたことがあると思いますが、上記5社は業界でも特に人気のバーチャルオフィスです。
▼まずは、簡単なスペック紹介から。
|
月額 |
特徴 |
ナレッジソサエティ |
4,950円〜 |
・信頼性が高い |
Karigo |
5,500円(法人)〜 |
・店舗数が多い |
ワンストップビジネスセンター |
5,280円〜 |
・店舗数が多い |
DMMバーチャルオフィス |
2,350円〜 |
・格安 |
レゾナンス |
1,650円〜 |
・格安(業界最安水準) |
ご覧の通り、値段だけで比較すると、ナレッジソサエティより安い業者もありますが、その分、「設備の充実度」や「信頼性の高さ」においては、ダントツNo1と言えます。
①どんな業種の顧客が多いか?
正直、取材をする前は「どこも同じ業種でしょ?」と思っていましたが、
実際に話を聞いてみると、各社の”特色”に応じて、業種にも違いがあることがわかりました。
例えば、格安が売りの「レゾナンスやDMMバーチャルオフィス」では、「ネットショップ」や「WEBで完結型する」のビジネスの需要が圧倒的に多いことがわかりました。
一方で、ナレッジソサエティでは、信頼性を重視する「士業」や「コンサルティング業」の需要が多いことがわかりました。
ちなみに、ここでいう「士業」とは、具体的には「社労士」や「会計士」、「FP(ファイナンシャルプランナー)」等が該当します。
※弁護士や税理士、司法書士などは、実務スペースを確保する必要があり、バーチャルオフィスは原則NGとなります。
「士業」や「コンサルティング業」に選ばれる理由は、「信頼性の高い住所(一階にりそな銀行が入る建物)」や「徹底した対面審査」、そして、顧客や取引先に誇れる「綺麗で快適な施設」などが挙げられます。
▼業種の違いをまとめます
|
多い業種 |
特徴 |
ナレッジソサエティ |
・士業(社労士・会計士・FP) |
信頼を重視する業種 |
Karigo |
・ネットショップ |
・人と接することが少ない |
ワンストップビジネスセンター |
||
DMMバーチャルオフィス |
||
レゾナンス |
②店舗拡大に対する考え方
コロナ禍でバーチャルオフィスの需要が増える中、大手のバーチャルオフィスは店舗の拡大を急ピッチで進めています。
例えば、レゾナンスでは、2021年11月に4店舗目の新宿店をオープン。DMMバーチャルオフィスは、2021年6月に銀座、渋谷でオープンしましたが、まもなく大阪に出店し、全国展開を進めています。
店舗数が最も多い「Karigo」についても、拡大の手を緩めることなく、全都道府県かつ100店舗を目指しています。
しかし、「ナレッジソサエティ」は、基本的に店舗の拡大は焦らずゆっくり進めていく方針のようでした。
一見各社と逆行していますが、ナレッジソサエティの施設は他社に比べ、圧倒的に充実しているため、同じクオリティの施設を作るのが難しいようです。
代表の久田社長も仰っていましたが、今の立地・ビル・クオリティの施設を増やすのは大変なので、店舗の拡大は焦らずゆっくり進めていくつもりとのことでした。
裏を返せば、施設のクオリティが他社と比べ、”ダントツで高い”ということです!
少しだけ施設内の様子を紹介します。
▼コワーキングスペースは席数も多く、居心地の良い空間です。
▼全面ガラス張りで透明性のある会議室。会議室は他にも沢山あります。
▼店舗に対する考えをまとめると、
|
店舗拡大 |
備考 |
ナレッジソサエティ |
焦らずゆっくり進める方針 |
施設のクオリティが高いため、急ピッチで拡大するのは難しい |
Karigo |
積極的 |
2021年8月新潟店オープン(50店舗以上) |
ワンストップビジネスセンター |
焦らずゆっくり進める方針 |
次店舗の計画は未定 |
DMMバーチャルオフィス |
積極的 |
2021年10月大阪梅田店オープン(3店舗目) |
レゾナンス |
積極的 |
2021年11月新宿店オープン(4店舗目) |
スペックでは語れないナレッジソサエティの魅力
実際の取材で感じた「ナレッジソサエティの魅力」を解説していきます。
魅力①:士業でも安心の信頼性
ナレッジソサエティの最大の魅力は「信頼性の高さ」ですが、
具体的には、
- 徹底した対面審査
- りそな銀行の名前入りの住所
- 設備環境のレベルの高さ
- 銀行の紹介制度
これらを総合的に勘案した結果と言えます。
▼一つ一つの違いを比べると、一目瞭然です
|
審査 |
住所 |
設備 |
銀行紹介 |
ナレッジソサエティ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
Karigo |
▲ |
○ |
▲ |
× |
ワンストップビジネスセンター |
▲ |
○ |
○ |
○ |
DMMバーチャルオフィス |
▲ |
◎ |
× |
× |
レゾナンス |
▲ |
○ |
○ |
○ |
魅力②:起業家に寄り添う環境
実際に訪問して感じたことは、「顧客の志を全面的にバックアップする」という、真摯な姿勢でした。
ナレッジソサエティで働く方の中には、起業志望者が多いため、顧客と「同じ目線」や「価値観」でサポートできる強みがあります。
ナレッジソサエティは、週休4日制という非常にユニークな勤務体制を実施していますが、スタッフの多くは、将来起業を志望しながら副業などで働いているスタッフのようです。
起業家と同じ目線でサポートできる会社は、間違いなくナレッジソサエティだけでしょう。
▼壁の一角には、様々な決意の寄せ書きがありました。
中には、「35歳までに1000億の企業を創る」といった寄せ書きも。なぜか筆者もモチベーションが湧いてきました。。
▼コワーキングスペースも充実しています。
席数も多いので、ゆっくり仕事に集中できます。
魅力③:既存のお客様を大切にする姿勢
ナレッジソサエティでは、バーチャルオフィス業界で唯一の対面審査を実施しています。
Webだけで完結する審査に比べると、対面審査は、どうしても「手間隙」が掛かりますが、1人1人と会って話すことで、顧客との信頼も高まり、なおかつ、怪しい事業者もシャットダウンできます。
インタビューの中で久田社長も仰っていましが、1人でも怪しい顧客が入り込んでしまうと、その他全員のお客様に迷惑が掛かってしまう。
そう言った想いや、責任感のもとで、事業を拡大していくとのことでした。
まとめ
いかがでしたか?
最後にもう一度「ナレッジソサエティ」のメリット、デメリットをまとめると、
メリットは以下の3点です。
「信頼性の高さは業界随一」
「優れた設備と居心地の良さ」
「起業家に優しい環境」
そして、デメリットは以下の2点です。
「店舗が1店舗だけ」
「値段がちょっと割高」
月額は4,950円と決して格安ではありませんが、環境の良さと信頼性の高さが魅力です。
ちなみに、月額4,950円の中には郵便物の転送費用(月一回)も含まれていますが、いわゆる転送代は、月額とは別に掛かる業者が多いため、こうした面も考慮すると、むしろコスパが高いといえます。
繰り返しにはなりますが、ナレッジソサエティは、人と接する機会の多く、信頼性が求められる業種の方にマッチするバーチャルオフィスです。
「士業(社労士・会計士・FP等)」や「コンサル業」でお探しの方は、ナレッジソサエティ一択といっても過言ではないでしょう。
この記事の執筆者
シオタ
バーチャルオフィス比較Lab
サイト管理人 シオタ
・法人設立4期目
・バーチャルオフィス利用歴3年以上
・バーチャルオフィス取材経験多数
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