こんにちは!セミナープロデューサーのBrew(株)の原です。
個人のセミナーや法人研修のプロデューサーをしておりますが、サラリーマン時代にもずっと、セミナーの企画・運営をしておりました。10年間で100本の法人向けの高額セミナー(半日4万、1日5万等)を、テーマ探しから、講師探し、タイトルやプログラム開発、集客、当日の運営、アフターフォローまでと一貫してやってまいりました。こうした経験から、起業前後にみなさんが実施されるであろう、「セミナー」について、少しでもお役に立てれればと思い、綴っていきたいと思っております。
さて、それでは本題です。
世の中、セミナーが盛んです。よくメールやSNSで開催の案内が来ますね。そして知人友人から「来ない?」とお誘いを受けることも多いと思います。
しかし、このセミナーが百花繚乱だからこそ、勘違いしませんか?
「セミナーを開催するのって、なんだか楽・・?簡単・・・?」と思えませんか?
いえいえ、これが結構大変なのです、凹みます、くたくたに疲れるのです。
まず、企画を考える際 「この内容で人が来るのかな?と不安になる」
そして集客をする際、 「集客で苦戦して落ち込む」
また、前日などの準備 「何か忘れているのでは?心配する」
いよいよ、当日 「会場準備から受付、実施、締め、片付けとあっという間に過ぎる」
最後に懇親会 「嬉しい声も聞こえる一方、真摯な厳しい意見もあり、笑顔だけど疲労が・・」
後日に「アンケートを見て一喜一憂し、どうやってフォローしようか???」
といった感じではないでしょうか。
私も、10年間で100本企画してきましたが、それでもいつまでたっても不安は消えません。毎回、課題が見つかり凹みます。そして、自分が講師をしていなくても、疲労困憊となりました。
はい、断言します!
セミナーは大変なのです! 凹むのです! そして疲れることも多い!
一方、やりたくても「やれない」「やらない」方も、逆に多いのではないでしょうか。集客できなかったら、失敗したら、と思って開催に二の足を踏んでしまう事も多いでしょう。
安易に始めてもだめ
やらないでとどまっていてもだめ、
では、どうしたらいいのか・・・
それは一番大事なことは、「このセミナーは絶対にやる!」という信念、
さらには「これだけは絶対に伝えたい」という執念
のようなものが必要だと思います。
私の10年の経験の中でも、この信念や執念のようなものがない、欠けていた
つまり、揺らいだ状態、自分に自信が持てていない状況で始めたセミナーは
間違いなく、集客、講演、運営、などなどで失敗してきた気がします。
絶対に人を集めるんだ
絶対に来場者(聴講者)に喜んでもらうんだ、
という覚悟を決めて、揺るがない事でしょう。
それは、お客さんにも伝わります。
本気で企画したんだ!絶対に他にも人を呼ぶ意気込みなのだ!と。
じゃあ、その信念や執念はどこから来るのか?
それはもう、素直に
「こんな話を聞きたがっている人がいるから」という知人友人、お客様の声
「この話は、他にないから私も絶対に聞きたい」という自分の内なる声
これしかないでしょう。
私がセミナー企画をする際に心がけていることがあります。
・課題やニーズについて、3人以上が同じように語っていた
・新聞、雑誌、ネットなど色々な媒体で、同じキーワードを確認
・自分が参加したいセミナーがないか探してみる
といったことをしておりました。
是非とも皆様には、セミナーを実施するにあたっては「覚悟」「信念」を持って
セミナーに取り組んで頂くことをオススメいたします。