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起業テーマとの出会い ①

[投稿日]2015/02/14 / [最終更新日]2021/12/17

起業テーマとの出会い ①

2月、寒い日が続きます。
起業に向けて頑張っている皆さんは、風邪等に注意して取り組まれているところかと思います。そんな皆様の応援となるよう、コラムをお届けしたいと思います。

 独立への目標の立て方

前回までの2回連続コラム「独立への目標の立て方」
目標の立て方とその実行、振り返りについて書いてみました。このテーマは関心が高かったのか、アクセスやお問い合わせが実際多かったようです。実際に、独立をすると決めてその目標をどう立てて、マネジメントしていくか、ここは悩みどころなのかもしれませんね。
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起業の原動力

さて、今回のテーマは、
「独立起業していく際の源泉、原動力となる”想い“”キッカケ“」について立ち返ってみたいと思います。なぜ、このテーマを取り上げたかといいますと、ある雑誌から取材を受けまして、その際に独立起業の原点、キッカケについて尋ねられて、自分の事を振り返ったからです。
昨年、このコラムで「起業における“利己”と“利他”」というお話をしました。その際に、利己=自分の欲望、夢中心であってもいいんじゃないか、というお話をしました。社会貢献などの利他でなくても、と。

今回取り上げたいのは、この「利他」にまつわるお話です。

「利他」

「利他」というと社会貢献や社会問題の解決!なんて、高尚な壮大な、かつドラマチックなことを思い浮かべると思います。事実、私もそうでした。社会のもんだいか・・・ええと、貧富の差や、戦争紛争、やれグローバル化に伴う・・・あ、、思考停止!
そりゃそうですよね。自分には、リアルが思いつかないし、そして解決の方向性さえも見えない、また何かをできるだけの資金も分からない・・・
ここが、私が何年も独立起業をしようとしてはまっていた落とし穴でした。

しかし、あることで気づいたのです。
いつもしている仕事、いつも接している世界にも、問題や課題がたくさんある。ここに「なんかおかしくないか?」「こうしたら、ちょっと良くなるのでは?」と感じるようになってきたのです。
いや、今考えれば、当たり前なのです。どんな場面、仕事、形にも問題や課題はありますよね。しかし、いざ独立起業!となると、とたんに何か大きなことをしなくてはいけないような、あるいはビッグなチャレンジをしなくてはいけないような、そんな精神状態になることはありませんか? 日々の仕事に深く精通していて、また一生懸命仕事していて、目の前にある問題や課題はハッキリ感じているはずです。でも目の前のそれを起業のネタ、テーマにしようと思わなかったのですね。

これに気付いたのが、ある業界で、大手企業が何百年もやっているサービスが消費者目線ではない!と立ち向かって事業をしている方に会った時です。その方がシンプルに仰いました。だって、原君、「なんかおかしくない?消費者が選ぶ権利がない商品をずっと買わされてきたんだよ」

この時感じたのです。
起業する際には「ナンカオカシクナイ?と感じる事がスタートである」

そして、いつもの仕事・業務に一生懸命、課題意識を持って取り組んでいると、起業のネタ、テーマは見つかってくる!

私自身も、この姿勢でやっています。
長時間の仕事やトラブルにあたっても、この「ナンカオカシクナイ?」に立ち返って、何とか踏ん張ってやっております。

 

皆さんの心にある『ナンカオカシクナイ?』は何ですか?
Brew株式会社 代表取締役
原 佳弘

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