起業や事業運営の成功には、ブログマーケティングの導入がおすすめです。
「誰もが既に導入しているブログを今更始めるなんて…」と考える方もいるでしょう。しかし、ブログは事業で安定した集客を維持するための非常に有力な手段となります。
ブログマーケティングは中・長期的な取組みになるため、早い段階で導入して事業を有利に進めましょう。
そこで本記事で、ブログマーケティングのメリットや導入の流れ、成功のポイントなどを解説しています。ブログマーケティングで質の高いコンテンツを作る方法も解説しているため、ぜひご覧ください。
目次
ブログマーケティングとは
ブログマーケティングとは、自社が運用するブログを活用してコンバージョンを上げるマーケティング手法です。
悩みや疑問をGoogleなどの検索エンジンで検索し、自社が発信する記事を閲覧した方に対して、Webサイトへの流入や商品認知を促します。
なおブログとは「ウェブログ(Web Log)」の略称で、主に文章で構成された情報を発信するWebメディアです。
企業のホームページに付随して開設でき、大規模な費用も要しないため、比較的手軽に始めやすい特徴があります。
コンテンツマーケティングとの違い
コンテンツマーケティングも情報を発信して集客を行うマーケティング手法です。
ただし情報の発信方法はWebメディアだけとは限りません。SNSやメールマガジン、セミナーなど、幅広い媒体での情報発信もコンテンツマーケティングに含まれます。
しかし「クーポンの配信」「電話営業」といった販売を積極的に行う手法はコンテンツマーケティングとはいえません。顧客が商品やサービスに興味を持つまでは積極的なアプローチをしない「インバウンドマーケティング」の位置付けです。
そのため、ブログマーケティングはコンテンツマーケティングに含まれる一つのマーケティング手法となります。
ブログ運営の種類
一言でブログ運営といっても形態は様々です。ブログ運営の形態によって、マーケティングに向いているか否かが異なるため確認を行いましょう。
ブログ運営の種類は大きく分けて3つあります。
趣味ブログ
趣味ブログとは、自分の趣味や体験を日記のように発信するブログ形態です。
人の悩みを解決する有益なコンテンツでない場合も多く、インフルエンサーなどでない限りは莫大なアクセスを集めにくいです。
そのためブログマーケティングの形態としても不向きといえます。
一方で、家族や友人との交流や情報発信には適している点が特徴です。趣味ブログを通じて筆者個人へのファンができる可能性もあるでしょう。
アフィリエイトブログ
アフィリエイトブログとは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録されている他社の商品やサービスを、自身のブログで紹介して収益を得るブログ形態です。
ブログで紹介した商品やサービスの購入などが行われると収益が発生します。いわゆる「ブロガー」はアフィリエイトを活用して収益を得ている場合が多いです。
収益を得るには向いているアフィリエイトブログですが、自社のマーケティング目的には適していません。自社のブログから他社の商品やサービスにアクセスが流れてしまうためです。
また、これからアフィリエイトブログを始めてみたい方は、副業やお金の知識について発信しているブログ「こはるびより」を参考にしてみてください。
ビジネスブログ
ビジネスブログとは、自社の事業の集客を目的としたブログ形態です。
ビジネスブログでは、基本的に自身の趣味や他社の商品の紹介などは行いません。見込み客や消費者の悩みを解決し、自社のサービスの販売に繋げることを目的とします。
そのため、ブログマーケティングに最も適した形態です。
ただし見込み客が流入した記事の中で、直接商品やサービスの販売は行いません。
ブログ記事の中に商品の販売などを行うための「ランディングページ(LP)」や「ECサイト」へのリンクを貼って、販売促進に繋げる仕組みです。
ブログマーケティングのメリット
ブログマーケティングには、他のマーケティング手法にはない様々なメリットが存在します。メリットを理解して、効率的な集客活動に繋げましょう。
ここでは、ブログマーケティングのメリットを4点解説します。
アクセス数・コンバージョン数の増加を狙える
ブログマーケティングではアクセス数やコンバージョン数の増加を狙えます。
ブログマーケティングは「いかに記事を検索エンジンに上位表示させるか」が重要です。検索順位が上位であれば、それだけ多くの方の目に留まりアクセス数が増加します。
またブログ内で特定の商品やサービスに関連する記事を量産すれば「その業界の専門家」というブランディングもできます。その結果ユーザーからの信頼度は向上し、コンバージョン数の増加にも繋がるでしょう。
特に検索ボリュームが大きいキーワードで上位表示ができれば、同じ労力でも最大の費用対効果を実現できます。
コメント欄を用いて見込み客と交流できる
ブログはコメント欄を設けられる点も大きな特徴です。
コメント欄を活用すると、見込み顧客の率直な意見を受け取れます。また、コメントへの返信によって見込み客との交流ができ、信頼度の向上や見込み客の疑問点の解決も可能です。
さらに、コメントでのやり取りが別の見込み客の不安や疑問を解消するケースもあります。
地道な作業ではありますが、直接的に見込み客の信頼感の獲得や不安の排除ができるため、成約率の向上が期待できます。
費用を抑えて導入できる
費用を抑えて導入できる点もブログマーケティングの魅力です。
ブログの開設に最低限必要な費用は概ね以下の通りです。
レンタルサーバーの初期費用:3,000円程度
ドメインの取得費用:0円~1,000円程度
また、大まかな固定費は以下の通りです。
レンタルサーバー費用:1,000円~1,500円程度/月額
ドメインの使用料:1,000円~3,000円程度/年額
有料テーマの導入や記事作成・サイト管理の外注などを行う場合は別途費用を要します。しかし自社内で全ての手続きを行う場合は、月額1,500円~2,000円程度でブログマーケティングを導入できます。
広告マーケティングなどと比較して圧倒的に費用を抑えられ、PV数を確保できれば高い集客効果を発揮できる点が大きなメリットです。
資産型のコンテンツとなる
ブログは資産型のコンテンツとなります。
投稿した記事は何年経ってもブログを構成するページの一つとなるため、今日書いた記事が数年後も集客効果を発揮してくれるのです。
また記事を増やしてブログを充実させていけば、見込み客の信頼感の向上に繋がります。
さらに潜在顧客に網羅的な知識を与え、優良顧客になる可能性も生じるでしょう。
中には掛け捨てのようなマーケティング手法もあるため、資産として価値を残せる点はブログマーケティングの大きなメリットといえるでしょう。
社員の成長にも繋がる
ブログ記事の作成によってスタッフの成長にも繋がります。
良質な記事を作るために顧客目線で考える力が習得でき、商品やサービスに関する知識も蓄えられます。
また、コンバージョン率を伸ばすための試行錯誤によってプロモーション力や営業力も習得できるでしょう。
結果としてマーケティング以外の分野でも活躍できる人材の育成に繋がる可能性があります。
ブログマーケティングのデメリット
一方で他のマーケティング手法と比較したデメリットも存在します。ブログマーケティングの導入の際はこれらを踏まえて進めましょう。
ここではブログマーケティングのデメリットを解説します。
短期的な成果は見込めない
ブログマーケティングで成果を得るには、中・長期的な期間が必要です。
投稿した記事が検索エンジンに適切にインデックスされ、検索順位に安定して反映されるまで数週間から数ヶ月程度要します。
また、サイトの記事数を充実させてブログ全体の質を高めなければ、投稿した個々の記事を上位表示させることは難しいです。
サイトの記事数が少ないと見込み客の流入経路も少なくなるため、ブログ開設当初は成果が得られない可能性があるでしょう。
そのため中・長期的にブログを運営して、サイトを充実させる方針が大切です。
SEO知識が必要
ブログマーケティングの成功にはSEOの知識が必要です。
SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」を意味します。簡単にいえば「Googleなどの検索エンジンに上位表示させるための施策」です。
SEOの知識がないままブログ記事の作成をしても、中々情報が見込み顧客の目に留まりません。また運良く上位表示されても、狙ったターゲット層に情報を届けられるとは限らないです。
自社のターゲットに対して確実に情報を届けるためにも、SEOは非常に重要となります。
しかしWeb関連の知識がない方にとっては理解が難しい要素も多いです。またSEOのノウハウは、検索エンジンのアップデートによって頻繁に更新されます。
そのため、担当者は深く専門的な知識を日々アップデートしていく必要がある点に留意しましょう。
検索エンジンのアップデートに結果が左右される
SEOでは作成した記事を上位表示させることが重要です。しかし一度上位表示させても、一生上位表示し続けるわけではない点に注意が必要です。
検索エンジンのアップデートや別のブログが作成した記事によって、自社のコンテンツの順位は日々変動し続けます。
時には「今まで集客の柱だった記事が急に閲覧されなくなった」といった事態も起こり得るでしょう。
検索エンジンや他社といった対外的な要因が大きいため、順位の変動は避けられません。一度成功したからといって、常に集客ができるとは限らない点に留意しましょう。
しかし対外的な影響に対しても迅速に対応すれば、被害を最小限に留めることは可能です。定期的に検索順位の確認を行い、順位が下がった記事や中々上がらない記事はその都度メンテナンスしましょう。
ブログマーケティングの導入の流れ
ブログマーケティングを始めると決めたら、ブログの開設や各種設定が必要になります。複数の手続きが必要なため、大まかな流れを押さえましょう。
ここでは、ブログマーケティングの導入の流れを解説します。
1.ブログテーマの決定
ブログマーケティングの導入の際は、最初にブログテーマを決定します。自社のサービスや商品のターゲット層に向けたジャンル選びが基本です。
例えば「ビジネスセミナー」を主な商品としている場合は、起業家や将来的に起業を考えている方向けの記事がおすすめです。
ブログのカテゴリは複数設定もできますが、多すぎるとターゲット層が曖昧になる可能性があります。読者から専門性の低いブログと判断されるリスクも生じるため注意が必要です。
2.サイト名・ドメインの決定
ブログテーマが決まったら、サイト名とドメインを決定します。
ドメインとは、サイトのURLの一部でブログの住所のような役割を果たします。本ブログの場合は「k-society.com」です。
独自でドメインを取得してサイト構築を行う場合は、基本的に自由に決められます。詳しくは後述しますが、ブログマーケティングを行う場合は独自ドメインの取得がおすすめです。
ドメイン名はサイト名に関連させて取得しましょう。読者が覚えやすく、ブランディング効果も発揮します。
また、ドメインの後半部分(トップレベルドメイン)も自由に選べますが、メジャーな選択肢は以下の7つです。
・.com
・.jp
・.co.jp
・.net
・.org
・.info
・.biz
特に「.com」は「company」を意味しており、非常に有力な選択肢となっています。元々は商業用でしたが、現在はどのような用途でも使用が可能です。
メジャーなトップレベルドメインであれば読者の安心感も高まるため、広く使われているものを選びましょう。
3.ブログの開設
ブログは「WordPress(ワードプレス)」での開設がおすすめです。
WordPressとは、サイトの作成ができる管理システムです。全世界の4分の1以上のサイトがワードプレスで作られているといわれています。
ワードプレスの魅力は、プログラミングの知識がなくても専門性の高いサイトを作れる点です。また設定や操作方法も比較的簡単であるため、ブログ初心者の方でも問題なく扱えるでしょう。
他方で「Amebaブログ」や「はてなブログ」などの無料ブログもありますが、上記した独自ドメインが使えず、デザインも制限されています。
またブログサービス側が広告を掲載するため、他社のサービスや商品へ見込み客が流れてしまうリスクも生じます。
ワードプレスでブログマーケティングを行う場合でも、上記の月々1,500円~2,000円程度で運営ができるため積極的に活用しましょう。
また、WordPressでサイト制作を行う場合には、WPNというサイトで目的に合わせたWordPressテーマを探してみてください。
4.ブログデザインの設定
ブログを開設したらデザインの設定を行います。
ワードプレスでは様々なテーマが提供されており、テーマを用いれば簡単にデザインが可能です。
テーマは無料から有料まで様々ですが、無料のテーマでも十分にオリジナリティのあるデザインを作れます。
デザインの設定の際に意識すべき点は、読者が読みやすいかどうかです。シンプルな装飾で統一感のあるデザインは必須といえるでしょう。
記事の読みやすさは読者の離脱率に直結するため重要なポイントです。
5.ブログの初期設定
ブログの開設直後に以下のような設定を行いましょう。
【ワードプレスの初期設定の例】
・パーマリンクの設定
・SSLの設定
・プライバシーポリシーの作成
・お問い合わせフォームの作成
・カテゴリの作成
・必要なプラグインの導入(バックアップやセキュリティなど)
・不要なプラグインの削除 など
6.記事の投稿
初期設定が完了したら、記事の作成・投稿を行います。
投稿頻度や投稿時間に決まりはありませんが、規則的な日程や時間で投稿できればファンの方が特定の時間にブログを訪れやすくなります。
記事の作成方法については詳しく後述しています。
ブログ記事の作成の流れ
現在は記事の数以上に質が重要ともいわれています。高品質な記事を作るためにも、最初から本文を書くのではなく、手順に沿った記事作成が重要です。
ここではブログ記事の作成の流れを解説します。
1.キーワード選定
キーワード選定とは「何の検索ワードで上位表示を狙うか」です。
検索ワードがメジャーすぎると競合が多く、上位表示の難易度が上がります。また「読者が何を求めて検索しているか」も判断しにくいです。
そのため、最初は2つ以上のキーワードを複合させて、記事の方向性を決めることがおすすめです。
例えば「ブログ」の単体のキーワードでは、読者がブログの何について知りたいか判断できません。
一方で「ブログ 始め方」や「ブログ 費用」などの複合キーワードであれば、読者が知りたい内容を判断でき、記事の方向性も掴みやすいです。
複合キーワードであれば検索ボリュームが少なく上位表示も目指しやすいため、開設初期の段階では非常におすすめです。
ただし、あまりにニッチなキーワードだと検索数が極端に少なく、見込み顧客の目に留まりにくい点に注意しましょう。
2.ペルソナ・ゴールの設定
ペルソナとは「想定読者」のことです。ブログ記事を誰に向けて書くのかの明確化のために最初にペルソナの設定を行います。
【ペルソナ設定の例】
東京都在住の男性
30代後半
会社員(年収500万円)
ITに関する知識は限りなくゼロに近い
起業を目指しておりマーケティング手法について学んでいる など
同時に、ペルソナが記事を読んだ後のゴール地点も設定します。
例えばキーワードが「ブログ 始め方」の記事の場合は「ブログの開設方法を理解して実際に行動に移せる」などが考えられるでしょう。
ペルソナとゴールを決めておけば後述する構成の作成で方向性を誤らなくなります。
3.構成の作成
構成は記事の骨組みのような役割です。実際に文章を書く前に大枠となる見出しを作成します。
見出しの作成のベースは「ペルソナが検索目的を達成できるか」です。ペルソナの知識レベルを踏まえて、本題の理解に必要な周辺知識も解説しましょう。
また構成の作成時は、狙ったキーワードの上位表示記事を参考にすることがおすすめです。
既に上位表示されている記事は、ユーザーに利益をもたらす高品質な記事とGoogleに判断されているためです。ユーザーが求める情報が含まれているため、構成作りの参考にしましょう。
しかし当然ですが、上位表示されている記事と全く同じ構成ではいけません。内容が全く同じになるとコピーコンテンツとみなされ、上位表示できない原因となります。
別の視点で考えたオリジナルの情報などを取り入れると、独自性のある記事と判断されやすいです。競合他社の記事との差別化ができるため「自社ならではの情報」も踏まえた構成を作成しましょう。
4.記事の執筆
構成が完了したら記事の執筆を行います。
既に構成を作成しているため、大きく本題から外れることはありません。
ただし、一つの見出しのボリュームが大きくなる場合は注意が必要です。読者がページを離脱する原因となるため、新しい見出しの追加を検討しましょう。
また基本的な点ですが、文体は終始揃えて一文が長くなりすぎないようにします。「読者が一目で情報を理解できる文章」を目指しましょう。
最後に記事を読み直して、誤字や脱字がないかチェックします。
5.記事の装飾・画像の挿入
本文の執筆が完了したら記事の装飾や画像の挿入を行います。
決まったルールはありませんが、太字やマーカーの利用、見出しに関係する画像の挿入などを行うケースが多いです。
記事の装飾や画像の挿入を行うと、記事の読みやすさが向上します。読者が最後まで記事を読む可能性が高まるため、情報の整理と見やすさを両立させたデザインで装飾しましょう。
6.サイトの設定・記事の投稿
記事の作成が完了したら、投稿前にサイトの設定を行います。
【投稿前のサイト設定の例】
目次の設定
カテゴリの選択
メタディスクリプションの設定
アイキャッチ画像の選択 など
最後に投稿もしくは投稿予約をして1記事分の作成が完了です。
ブログマーケティングで成功するためのポイント
ブログマーケティングはSEOや競合他社の外部的要因に影響されるため、誰でも成功が確約されているわけではありません。成功の確率を上げるためにも、集客が成功しているブログが行っている施策を押さえましょう。
ここでは、ブログマーケティングの成功のポイントを解説します。
継続して記事の更新を行う
上述した通り、ブログマーケティングは中・長期的な期間が必要な集客方法です。ブログ開設当初はアクセスがほとんどないケースも多々あります。
この段階でブログの更新を諦めてしまう方も多いです。
成果が出始めるタイミングは一概にいえませんが、50記事程度まではアクセス数に振り回されずに継続して記事を投稿し続けましょう。
良質な記事数が増えればサイト自体の評価が向上し、過去に投稿した記事も徐々に順位を上げていきます。
記事を投稿したにも関わらず全くアクセスがないと、モチベーションの低下やブログマーケティングへの不信感が現れる可能性があります。
しかし開設当初から多くのアクセスを集められる方は中々いないと考え、将来を見据えて作業を続けましょう。
コンバージョン率を高める取組みを行う
ブログマーケティングの大きな目的がコンバージョンの増加です。
アクセスの増加も非常に重要ですが、個々のページにおけるコンバージョン率の向上も意識しましょう。
商品やサービスに興味があったにも関わらず購入しないユーザーがいた場合、何かしらの理由があります。
例えば「サイトの構造が分かりにくい」「商品やサービスの説明が不十分」「説明が難しくて購入意欲が低下した」「手続き中にエラーが出た」などが挙げられるでしょう。
またリンクの配置場所やCTAが悪く、LPへ誘導できないケースもあります。
コンバージョン率が極端に悪いと、流入が多くても十分な成果を上げられないため注意が必要です。
高品質な記事を投稿する
繰り返しの話になりますが、ブログマーケティングでは高品質な記事の投稿が重要です。
「まずは数を重視して記事数を増やす」などの戦略を考える方もいますが、上位表示しないだけでなく見込み顧客からの信頼を低下させる原因となります。
しかし100点の記事を作る必要はありません。完璧を目指しすぎると記事作成に時間がかかってしまい、途中で挫折する可能性が生じます。
ブログは一度投稿しても後からリライトできる点が魅力です。記事を作成していく中でスキルアップできるため、ノウハウを掴んだ後に過去の記事を見直しましょう。
定期的に記事や分析結果を見直す
ブログマーケティングの成功には、定期的なリライトやサイトの分析が大切です。
一度記事を投稿したら放置するのではなく、検索順位の挙動やアクセス数などを定期的に確認します。
検索順位が上がらない場合や急激に下がった場合は、記事のリライトも検討します。検索エンジンのアップデートによって求められる情報が変わるケースもあるため、改めて構成や情報の内容を確認しましょう。
記事やブログの分析には「Google Analytics」や「Google Search Console」などのツールが役立ちます。
まとめ
今回はブログマーケティングメリット・デメリットや導入の流れ、成功のポイントなどを解説しました。
ブログマーケティングは費用を抑えて開始できるだけでなく、資産として蓄積され、社員の成長にも繋がるマーケティング手法です。
ブログマーケティングを最大限に活用できれば安定した集客が可能となり、事業の成功は大きく近付きます。
中・長期的な将来を見据えて、導入を始めてはいかがでしょうか。
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参考
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この記事の執筆者
久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役
バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。
2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。
【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)
【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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