日本の女性起業家の成功例10選!成功のポイントや女性起業の現状とは?
[投稿日]2019/06/28 / [最終更新日]2024/07/12
本記事では、女性起業家について以下の内容を解説しています。
- 女性起業家の成功例
- 成功する女性起業家の特徴
- 女性起業家の現状
- 女性が起業で成功するためのポイント
- 女性起業家のよくある質問
日本において起業家の割合は男性の方が高いですが、大きな成功を遂げている女性起業家も存在します。
起業に興味のある方は、女性起業家の成功例を確認して、ビジネスプラン作りの参考にしてみてはいかがでしょうか。
記事後半では、成功する女性起業家の特徴や、成功のポイントなどもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
目次
女性起業家の成功例10選
ここでは、女性起業家の成功例を10つご紹介します。
- 経沢香保子氏(株式会社キッズライン)
- 仲暁子氏(Wantedly株式会社)
- 池原真佐子氏(株式会社Mentor For)
- 丸田好美氏(有限会社サーティースリー)
- 田中美和氏(株式会社Waris)
- 荻野みどり氏(株式会社ブラウンシュガーファースト)
- 坂梨亜里咲氏(4MEEE株式会社)
- 麻生満美子氏(リリーアンドデイジー株式会社)
- 福田恵里氏(SHE株式会社)
- 西川真梨子氏(株式会社Muscle Deli)
経沢香保子氏(株式会社キッズライン)
「経沢香保子氏」は、ベビーシッターや家事代行をスマホで探せるサービスを提供する「株式会社キッズライン」の創業者です。
経沢氏はベビーシッターを利用した際に料金が高額に感じ、ネット掲示板でシッターを募集した経験がキッズラインの原点になったと語っています。
当時女性最年少で東証マザーズ上場した実績があり、現在は3,000名以上のサポーターが所属する大規模な事業となっています。
自分の過去の経験や女性特有の視点を活かした例です。
参考:39歳で上場、二度の起業、三人の出産 起業家・経沢香保子は何者かになれたのか?:前編
仲暁子氏(Wantedly株式会社)
「仲暁子氏」は「Wantedly株式会社」の創業者です。
ビジネスマッチングの場を提供するSNS「Wantedly」の運営などが行われています。
仲氏は、Facebookが浸透して実名のオフラインの友人とオンラインでも繋がるようになったことで、ネットの「実名性」に注目しました。
その後、実名性の繋がりを踏まえたQ&Aサイトを作り、質問の内容が「人」に特化したことがWantedlyのベースとなりました。
インタビュー記事によれば「まずはやってみようかな」のような感覚で事業を始めたようです。
その行動力も起業で成功し、ここまで大規模となった要因といえるのではないでしょうか。
参考:仲 暁子「20代は、今やらなくていつやるんだと思って突き進んできた」
池原真佐子氏(株式会社Mentor For)
「池原真佐子氏」は「株式会社Mentor For」の創業者です。
女性社員のキャリア形成やリーダーシップの向上を目的として、以下のような事業が行われています。
- 社外メンターの企業マッチング
- 企業の社内メンター制度支援
- 企業研修
- メンター育成
池原氏はロールモデル・メンターが身近にいたことで、自分の働き方や育児に関する意思決定ができたと語っています。
また、女性のキャリアップにおいて、ロールモデルヤメンターが身近にいない点を課題と感じたようです。
自分の実体験を踏まえたビジネスプランを作っている点が強みの1ついえるのはないでしょうか。
丸田好美氏(有限会社サーティースリー)
「丸田好美氏」は「有限会社サーティースリー」の創業者で、以下の事業に取り組んでいます。
- リフレクソロジーサロンの運営
- セラピスト養成スクールの運営
- 通所介護・介護予防事業
女性が起業しやすいサロン系職種で成功しています。
また疲労回復や小顔効果など、女性ニーズがある分野なので、女性起業家である点が共感を得られるポイントとなっているでしょう。
田中美和氏(株式会社Waris)
「田中美和氏」は「株式会社Waris」の共同創業者で、女性フリーランスと企業のマッチングサービスや、女性管理職・女性役員の人材紹介サービスなどを提供しています。
編集記者の時代に女性のキャリア形成の課題に気付き、フリーランスを経てWarisを創業しました。
自分の体験から課題を見つけ、ビジネスに繋げた例です。
また企業の代表以外にも、執筆活動や「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」の理事も務めています。
参考:雑誌記者→資格取得→起業。「キャリアの専門家」が「働きながら学ぶ」うえで大切にしてきたこと
荻野みどり氏(株式会社ブラウンシュガーファースト)
「荻野みどり氏」は、「わが子に食べさせたいかどうか」を基準に厳選した有機食材の企画・開発・販売を行う「株式会社ブラウンシュガーファースト」の創業者です。
荻野氏は子育て中に、安心して娘に食べさせたいと思えるおやつが手軽に買えないと気付いたことがきっかけで、お菓子の販売を始めました。
その後はココナッツオイルの販売に着目し、年商7億円を達成しています。
母親の視点からビジネスのきっかけを見つけた例といえます。
参考:惚れ込んだココナッツオイルを、ブームで終わらせない。「ワクワク」が基準のサステナブルなビジネス。ブラウンシュガーファースト代表 荻野みどりさんインタビュー【前編】
坂梨亜里咲氏(4MEEE株式会社)
「坂梨亜里咲氏」は女性向けメディアを運営する「4MEEE株式会社」の創業者です。
大学時代にブログでファッション関連の物販を経験。
また、新卒でハイブランド・ラグジュアリー商材を扱う企業に就職しましたが「同世代の女性のことならわかるのに」と感じていたそうです。
その際に、同年代の女性をECサイトに繋げるメディアを作ろうと誘われて4MEEEを共同創業しました。
ローンチ後8ヶ月でM&Aを行い、現在はオンラインピル診療・処方サービス「mederi Pill」を運営しています。
参考:4年で2度のM&Aを経験した女性起業家が語る、M&Aを選択するメリットとは 4MEEE株式会社 代表取締役社長 坂梨亜里咲様
麻生満美子氏(リリーアンドデイジー株式会社)
「麻生満美子氏」は、海外から取り寄せたベビーギフトをオンライン販売する「リリーアンドデイジー株式会社」の創業者です。
子どもが1歳になったタイミングで再就職を目指しますが、本人・子どもの年齢から希望の職に就けず起業を決意。
「得意だったパソコンを使う」「子どもを預けずに育児と両立」といった観点の職種選びから、ECサイトの開設を行いました。
できる限り初期資金を抑えることも意識したようです。
初期資金を抑えて自宅でも開業できる点がECサイト運営の魅力とえいえるでしょう。
参考:家庭も仕事も自分らしく!女性起業家大賞受賞の今一番話題のパワーママ|麻生満美子 VOL.81
福田恵里氏(SHE株式会社)
「福田恵里氏」は、女性向けキャリアスクールや人材マッチングサービス、Webメディア運営などを行う「SHE株式会社」の創業者です。
大学生時代に個人事業主として女性向けWebスクールを開業。
その後、スクール生のキャリアの課題や不安に気付き、起業を目指すようになりました。
一度リクルートに就職し、26歳でSHE株式会社を共同創業。
サービスのピボットを繰り返しながら、女性向けキャリアスクールのビジネスモデルを確立しました。
参考:SHE 福田 恵里|スキルを授けるだけではない!「自分のなりたい姿」をかなえるためのサポートを
西川真梨子氏(株式会社Muscle Deli)
「西川真梨子氏」は食事のデリバリーサービスの提供や、オードブルサービス、メディア運営などを展開する「株式会社Muscle Deli」の創業者です。
ダイエットやボディメイクをしている方をターゲットとした食事をサブスク形式で提供している点が特徴です。
パーソナルジムのトレーナーから、体を変えるための食事の重要性を説明されたことが起業のきっかけとなりました。
前例の少ないビジネスモデルでしたが、矢野経済研究所の調査データや似たビジネスモデルの事業者を参考にして起業準備を実施。
資金調達では、東京都の「女性・若者・シニア創業サポート事業制度」を活用しました。
参考:ダイエット中でも美味しく楽しい食事改善。食のサブスクを牽引。
成功する女性起業家の7つの特徴
成功する女性起業家には一定の共通点が存在します。
ここでは、成功する女性起業家の特徴を7つ紹介します。
- 得意分野や強みを活かしている
- 行動力・継続力がある
- 常に学び続ける姿勢がある
- コミュニケーション能力が高い
- セルフマネジメントができる
- 理論的な判断ができる
- 数字に強い
得意分野や強みを活かしている
自分の経験や得意分野、強みを活かしている点が、成功している女性起業家の特徴です。
- 今までにはない視点で見つけた事業アイデア
- 社会人時代に得た経験を活かせる
- 所持している資格を使う
- 人脈を活かせる
- コミュニケーション能力に長けている
得意分野や強みを活かせれば、差別化要因の1つとなります。
得意分野や強みが分からない場合は、自己分析から始めてみましょう。
▼関連記事
競争を有利にする差別化戦略とは|メリットや成功例等をわかりやすく解説
行動力・継続力がある
起業の成功には、行動力や継続力が必須です。
起業では事業計画や資金調達、集客などを自ら行う必要があります。
いくら優れたアイデアを持っていても、行動して形にしなければ意味がありません。
また、自分の行動がすぐに成果に現れるとは限りません。
時には事業が上手くいかない場面もあるでしょう。
自分の決断を信じて、中・長期的に行動し続けられるかも起業で成功できるかを左右する要因となります。
常に学び続ける姿勢がある
起業で長期的に成功できる人は、起業後も常に学び続けています。
起業を取り巻く環境は日々変わり続けているためです。
近年では「Webマーケティングの台頭」や「AIの登場」などが挙げられます。
起業を取り巻く環境を踏まえずに、古い知識で事業を運営すると業績が下がり続ける原因となります。
一度成功しても慢心せず、情報収集や学習を続けることが重要です。
コミュニケーション能力が高い
起業後には外部の方に事業プランや今後の展望を話す機会が数多くあります。
コミュニケーションが苦手で、自分の考えを上手く伝えられないと、資金調達の失敗や期間損失に繋がるリスクが生じるでしょう。
また、コミュニケーション能力は人脈形成にも大きく役立ちます。
起業家同士で交流して強い人脈を築ければ、顧客化や悩みの相談などが可能となるでしょう。
セルフマネジメントができる
起業ではセルフマネジメント能力も必須です。
就業時間が存在せず、行うべきことが多数ある起業において、タスク整理や優先順位の決定、スケジュールの調整といった能力は非常に重要です。
また、ストレスや健康、私生活を踏まえて無理のない範囲で事業運営を続けることも重要です。
理論的な判断ができる
物事を客観的に見て、理論的な判断を下せることも重要です。
冷静に状況やデータを分析することで、少しでも成功確率の高い選択肢を選べるようになります。
一方で、決断が主観や感情に大きく左右させる方は要注意です。
感情的になりやすい方は、決断の前に一息入れたり、第三者の意見を取り入れることが大切です。
数字に強い
起業で成功している人は、数字に強いという特徴もあります。
前述した内容と被る部分もありますが、起業するとデータを踏まえて冷静に意思決定を行う必要があります。
また、常に財務情報を把握して、問題が発生した際にはいち早く対応できる能力も重要です。
会計業務や確定申告も必要なので、数字に弱い方は数字に強いパートナーを作ることをおすすめします。
女性起業家の現状
ここでは、以下の4つの視点から女性起業家の現状をご紹介します。
- 女性起業家の割合
- 女性の起業形態の傾向
- 女性の起業の開業資金
- 女性の起業の業種
女性起業家の割合
日本政策金融公庫の調査(*)によれば、新規開業者に占める女性起業家の割合は24.8%です。
女性起業家の割合は増加傾向にあり、2023年には過去最大となりました。
女性起業家 | 男性起業家 | |
1991年 | 12.4% | 87.6% |
1995年 | 13.3% | 86.7% |
2000年 | 14.4% | 85.6% |
2005年 | 16.5% | 83.5% |
2010年 | 15.5% | 84.5% |
2015年 | 17.0% | 83.0% |
2020年 | 21.4% | 78.6% |
2023年 | 24.8% | 75.2% |
本調査の対象は、日本政策金融公庫から融資を受けた事業者です。
資金調達が不要の小規模事業者を含めると、女性起業家の割合はより高まるでしょう。
女性の起業形態の傾向
女性の起業ではパートタイム起業も人気です。
- パートタイム起業:週の稼働時間35時間未満の起業
日本政策金融公庫の調査(*)によれば、フルタイムの起業家とパートタイム起業家の男女比は以下の通りです。
女性 | 男性 | |
フルタイム起業家 | 24.4% | 75.6% |
パートタイム起業家 | 36.9% | 63.1% |
女性起業家に着目すると、フルタイム起業家に占める割合よりもパートタイム起業家に占める割合の方が高いです。
男性よりも短時間で取組める事業が人気の傾向があると判断できます。
女性の起業の開業資金
日本政策金融公庫の調査(*)によれば、起業家の開業資金の分布について以下の結果が出ています。
女性 | 男性 | |
250万円未満 | 30.6% | 29.7% |
250~500万円未満 | 23.6% | 20.5% |
500~1,000万円未満 | 29.4% | 24.4% |
1,000~2,000万円未満 | 10.5% | 15.8% |
2,000万円以上 | 5.8% | 9.7% |
平均値 | 744万円 | 947万円 |
男性の平均値が「947万円」である一方で、女性は「744万円」です。
女性は男性よりも開業費用がかからない小規模なビジネスを選択する傾向にあると判断できます。
また、本調査は日本政策金融公庫が実際に融資した企業が対象となっています。
融資が不要な小規模事業者を含めると、開業資金の平均値は下がると予想できるでしょう。
女性の起業の業種
起業する業種も男女で差が出ています。
日本政策金融公庫の調査(*)によれば、起業家の業種構成について以下の結果が出ています。
女性 | 男性 | |
建設業 | 1.3% | 13.4% |
製造業 | 3.7% | 4.0% |
情報通信業 | 1.9% | 5.0% |
運輸業 | 1.6% | 4.9% |
卸売業 | 2.4% | 3.8% |
小売業 | 15.5% | 13.1% |
飲食店・宿泊業 | 12.6% | 8.9% |
医療・福祉 | 15.0% | 11.7% |
教育・学習支援業 | 3.5% | 3.8% |
サービス業 | 40.4% | 25.3% |
不動産業 | 1.6% | 5.0% |
その他 | 0.5% | 1.2% |
女性の起業ではサービス業が圧倒的に人気といえるでしょう。
一方で、以下の業種は男性よりも割合が著しく低いです。
- 建設業
- 情報通信業
- 運輸業
- 不動産業
女性が起業で成功するための5つのポイント
ここでは、女性が起業で成功するためのポイントを5つ紹介します。
- 目的を明確化する
- 自分に合った職種を選ぶ
- 自分に合った起業形態を選ぶ
- 入念な起業準備を行う
- 女性の強みを活かす
目的を明確化する
起業する際は、最初に目的を明確化しましょう。
- 家事・育児と両立したい
- 得意分野を活かして働きたい
- 収入を増やしたい
- 社会問題を解決したい など
ここで決めた目的が、事業運営の指針となります。
目的が曖昧だと、職種や起業形態が決まらない原因となるので要注意です。
自分に合った職種を選ぶ
起業の目的を達成できる職種を選びましょう。
起業の成功において、職種選びは非常に重要な要素となります。
例えば、家事・育児と両立して働きたい場合は、ワークライフバランスを達成できる職種の特徴を押さえてください。
- 小規模でスタートできる
- 店舗・営業時間がない
- リアルタイムの顧客対応がない など
また「自分の強みを活かせるか」や「興味のある分野か」なども重要です。
自分に合った起業形態を選ぶ
起業形態の主な選択肢は以下の通りです。
- 副業起業
- 個人事業の開業
- 法人設立
- 代理店業務
- フランチャイズ
特におすすめの起業形態は「副業起業」と「個人事業の開業」です。
副業で事業を始めれば、会社員としての給与所得が保証されるので、最大のリスクヘッジとなります。
また、個人事業の開業なら、複雑な公的手続きや設立費用は不要で、所得が少ない起業直後の時期は税負担も軽くなります。
一方で「起業」でイメージを持たれやすい法人設立は、複雑な開業手続きや公的費用が必要です。
そのため最初は個人事業主として開業して、事業が軌道に乗ったタイミングで法人成りを検討するのがおすすめです。
▼関連記事
会社員の副業完全ガイド│安全で始めやすいおすすめの職種や注意点、成功のポイントなどを紹介
個人事業主とは│定義や法人との違い、メリット・デメリットなどを徹底解説
入念な起業準備を行う
入念な起業準備によって、起業の成功確率が向上します。
- 事業計画書の作成
- 資金調達手段の検討
- スキル・知識の習得
- 自社サイトの開設
- オフィスの契約 など
特に事業計画書の作成は、どのような事業プランであっても必須の準備です。
詳しくは「起業時に作成する事業計画書とは~書き方や目的フォーマットをわかりやすく紹介~」で解説しているので、職種が決まったら作成してみてはいかがでしょうか。
また、必要な起業準備は目的や事業計画によって異なります。
起業準備については「事業に成功するための起業準備13選|法的な起業準備や起業後の手続きも解説」で詳しく解説しています。
女性の強みを活かす
女性の起業には以下のような強みがあります。
- 男性にはない視点を持っている
- 女性向けの事業支援を受けられる
- 女性起業家のネットワークを活用できる
- 顔を覚えてもらいやすい など
これらは男性起業家には真似できない強みです。
女性特有の強みを活かせれば、大きな差別化要因となり、事業の成功に繋がるでしょう。
女性起業の成功のポイントやおすすめの職種、利用できる制度などは「女性が起業しやすい職種11選│成功例や助成金・セミナー、注意点も紹介!」で解説しています。
これから起業を目指す女性はぜひご覧ください。
女性起業家のよくある質問
ここでは、女性起業家のよくある質問を3つ紹介します。
- 女性起業家が活用できる補助金・助成金制度は?
- 女性起業家が活用できるビジネスコンテストは?
- 女性起業家の資金調達方法は?
女性起業家が活用できる補助金・助成金・融資制度は?
女性の起業資金の調達では、補助金・助成金や融資制度の活用がおすすめです。
女性起業家向けに提供されている資金調達制度には、以下のようなものがあります。
補助金・助成金は返済不要な点が魅力です。
後払いのため一度は立替が必要ですが、資金繰りに余裕を持たせられるでしょう。
女性起業家が活用できるビジネスコンテストは?
ビジネスコンテストとは、文字通り事業プランを競うコンテストを指します。
ビジネスコンテストを通じて事業プランをブラッシュアップでき、入賞すれば賞金を得られる場合もあります。
女性起業家向けのビジネスコンテストの例は以下の通りです。
▼関連記事
おすすめのビジネスコンテスト(ビジコン)一覧!概要や起業アイデアの出し方を解説
女性起業家の資金調達方法は?
起業時の資金調達方法には以下のような選択肢があります。
- 自己資金
- 融資
- 出資
- 補助金・助成金
- クラウドファンディング など
資金調達方法の理想は自己資金です。
自己資金であれば起業のリスクが抑えられ、資金繰りにも余裕が生まれます。
もし外部からの資金調達を要する場合は、それぞれの特徴を適切に理解して、事業の実態に適した選択をしましょう。
起業時の資金調達方法については「起業時の主な資金調達方法│特徴やメリット・デメリット、成功のポイントをわかりやすく解説」で詳しく解説しています。
まとめ
今回は、女性起業家や成功する女性起業家の特徴、成功のポイントなどを解説しました。
近年は女性起業家が増加傾向にあり、大きな成功を遂げている例も多いです。
また、起業で成功する女性には一定の共通点もあります。
これから起業したい方は、成功例や女性起業家の特徴を踏まえて起業準備を進めてみてはいかがでしょうか。
女性起業でおすすめの職種や成功のポイント、活用できる制度などは「女性が起業しやすい職種11選│成功例や助成金・セミナー、注意点も紹介!」で解説しているので、ぜひご覧ください。
この記事の執筆者
久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役
バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。
2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。
【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)
【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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ストリートアカデミー 久田敦史
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