セミナーを活用して事業の立ち上げを加速させる
自社の集客策としてセミナーを活用される起業家の方はたくさんいらっしゃいますが、起業家の全体数から考えればまだまだ活用をできていない人や会社はとても多いのが現状のようです。
人前で話をするのが恥ずかしい、というケースもあるかもしれませんが、多くの場合はなかなか資金的に余裕がない中でコストも高めの大きな部屋を借りていろいろと手配をすることにまず壁があり、その次にはいざ開催をしようとしてもどれくらいの人達がそのセミナーに来てくれるのか?という集客手法にもまた壁が存在するという悩ましい状況の中で、不確実性の中でリスクを取ってセミナーを開催することの意味を深く考えてしまうとなかなか前に進めなくなってしまうようです。
一方、セミナーという集客手法はプッシュ型の営業よりも、顧客の自社に対するロイヤリティが高められることはもちろん、うまく行けばセミナー自体でも収益を上げることが可能になり、セミナーによる集客は起業家の方に積極的に取り組んでいただきたいマーケティング手法であることは間違いありません。
当社はイベントルーム(セミナールーム)を併設したシェアオフィスです、
イベントルールまたはセミナールーム、貸し会議室などなどいろいろな表現の仕方があるものですが、人数換算をすれば2名での「打ち合わせスペース」から最大で63名程度の収容が可能になる大きなセミナールームに至るまで、多種多様な会議室スペースを設備として持っているシェアオフィスは当社以外にはあまり知り及びません。
この当社シェアオフィスサービスにオプション利用可能となるイベントルールをどのように活用することができるか、またどのようなメリットがあるかを考えてみたいと思います。
相場よりもはるかに安い金額で時間利用ができる
セミナーを開催しようとしたことがある人であればご存じかと思いますが、大規模セミナーを開催するための下準備や調整項目というのは思いのほかたくさんあり、単純な利用費用というコスト以外にも、多大なる時間的なコストがかかることは周知の事実です。
例えば大規模のセミナーにおいて、席の配置の決定や、プロジェクターの利用の有無、各席におけるPC利用の有無やその電極の確保などなど、何も知らずに問い合わせをすると、そのタイミングで初めて気が付く「あ、こんなに大変なのか!」という状況はセミナーのセッティングをしたことがある人であれば一度は経験している内容かもしれません。
また開催においてももちろん料金は先払いですし、初めて訪問する場所で使い方も何もなれない場所でのぶっつけ本番勝負をセミナー当日に経験することになります。
このようなたくさんの要素からかんがみると、シェアオフィスの契約でオプション利用が可能になる大規模イベントルームの存在は非常に希少であり、また同時に有用でもあるということになります。
勝手を知った場所でセミナーが開催できる
自社のセミナールームではない限り、多くの場合は、セミナーは貸し会議室など自分が普段使っていない会場で開催することになると思います。
頻繁に使っているようでしたら、それほど気にならないかもしれませんが、初めて使用する会場でセミナーを行う場合は、慣れていないという点でも緊張しやすくなりますし、勝手を知らないがために不測の事態にも対処のしやすさが違ってきます。
また設営などの面でも揃っている備品などがチェックできる機会が多くできますので、万全の態勢でセミナーを開催しやすくなります。
その点、普段使用しているシェアオフィスにセミナールームがあればアウェイ感を感じることなくセミナーが行えるようになります。
セミナー当日の運営のシミュレーションがしやすく、何を用意しなくてはいけないか、参加者の導線はどうなっているか、空調の具合はどうか、音響の具合はどうかといったことが事前に確認できるところが大きなメリットです。
自社のサービスのメリットや特徴を伝えるということはなかなか大変ですが、それが当日のセミナー運営の不具合に足を引っ張られるということができるだけないようにするという点で、入居するシェアオフィスにセミナールームがあることの意義はとても大きいと考えられます。
シェアオフィス(自社)でセミナールームを開催すると思っていただける
これはセミナー集客の時にプラスになることですが、その会社の住所とセミナーを行う会場の住所が同じであるとパッと見た感じで、自社でセミナー開催をしていると思っていただける可能性があります。
これはそれほど大きなインパクトをもたらすかといえば、そうはならないかもしれませんが、集客には多少プラス面に働くと考えてよいでしょう。
また一般的に貸しオフィスだけのビジネス展開は、その集客力という問題とは別に収容力において競争優位性が生まれる手前、大規模な投資が必要になる反面、あくまでも「貸し会議室」としての事業運営のため強気に駅の近くで大規模に展開をすることがリスキーと捉える場合が多いわけです。
要するにサイズは大きいが、アクセス上問題をもっているセミナー会場はとても多いのが現状ですが、シェアオフィスのような事業形態を同時に展開しているような当社の場合は、やはり駅から近いことが利用者からも求められるため、大規模セミナールームであっても駅から近く、また格安で利用できるというメリットを享受できるわけです。
素晴らしいコンテンツがあり、聞いてさえもらえればという自信がある方は、こういったメリットに着目してみてはいかがでしょうか?
この記事の執筆者
久田敦史
株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役
バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。
2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。
【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)
【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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