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バーチャルオフィスで銀行法人口座を開設。事業実態の証明として見積書を提出されたクレッシー株式会社様インタビュー

[投稿日]2019/03/18 / [最終更新日]2024/02/23

バーチャルオフィスで銀行口座開設した方のインタビュー

 

「個人口座とは違い、時間と手間がかかるので余裕を持って手続きされることをお勧めします。」

 

貴重な経験を語っていただけたのは、ナレッジソサエティのバーチャルオフィスを活用されているクレッシー株式会社の代表取締役、中井雅文様です。

こんにちは、ナレッジソサエティの渡部です。

このインタビュー記事では、ナレッジソサエティのバーチャルオフィスを活用されている方の法人口座開設実績をお伝えします。

「バーチャルオフィスでは口座開設が難しい・・・」

このような噂が立っておりますが、バーチャルオフィスだから法人口座開設ができないということはありません。 

実際にナレッジソサエティのバーチャルオフィスでは多数の法人が口座開設をしており、皆様のビジネスに支障をきたしておりません。
(そもそも当社のバーチャルオフィスが口座を開設出来ない場合、利用者はビジネスができないので、利用法人がおらず当社が運営できません。)

ただし、登記する住所が犯罪に利用されたバーチャルオフィスの場合は、口座開設のハードルは上がります。そのため、審査体制がしっかりとしたバーチャルオフィスを選ぶ必要があります。

バーチャルオフィスの審査体制

 

「当事者の声が何よりも真実である」のポリシーのもと、バーチャルオフィス利用者に語っていただいた“法人口座開設に関するとっておきの情報”をご提供していきます。

オフィス運営者や各種専門家の意見はもちろん参考になりますが、ご覧いただいているこれから起業される方に最も近い存在の方は特に説得力があると思います。
実際に口座開設をされた先輩経営者にお話を伺いました。

今回、とっておきの情報を教えてくださったのは、クレッシー株式会社の代表取締役、中井雅文様です。

クレッシー株式会社の代表の中井様はエンジニア向けの設計ツールを開発されており、いよいよ今年の春に販売を予定されています。

 

今回私は、中井様に、“バーチャルオフィスでも法人口座の開設ができたこと”についてお話を聞くことができました。

バーチャルオフィスでは銀行法人口座の開設ができない噂を聞いたことがある」と不安に思われている方にぜひお読みいただきたい記事です。

 

今回のインタビューに答えてくださった方

クレッシー株式会社

社名:クレッシー株式会社

名前:中井雅文

設立年月日:2019年1月4日

資本金:100万円

事業内容:ソフトウェア開発・販売、研修・教育事業

>>中井雅文様の「クレッシー株式会社」のサイトはこちら

 

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1.バーチャルオフィスの利用について

Q.起業をされたきっかけを教えてください。

5年間の会社勤めを経て、15年程前に独立しました。

本当にやりたい仕事に集中したいことや自分の力を試してみたいと思ったことが独立の理由です。

 

Q.どのような事業をされていますか?

法人向けのソフトウェア開発や販売を行っております。

こちらのソフトウェアはエンジニアが使用するものでして、ソフトウェアを設計するツールです。今年の春に販売開始予定ですが、1年程前からプロトタイプを知り合いの企業に使っていただいています。

今後はエンジニアの教育や研修も行いたいと考えております。

 

Q.バーチャルオフィスを利用されるきっかけを教えてください。

法人化するために住所が必要でした。

今年の春から開発中のソフトの販売を開始しますので信用の面で法人化しました。

購入対象のお客様はソフトウェア開発会社の法人ですので、個人事業主のままでは相手にされないかと思います。

自宅住所を会社の住所とすることに抵抗がありましたのでバーチャルオフィスを探していました。

 

Q.多数のバーチャルオフィスがある中、ナレッジソサエティを選んだ理由を教えてください。

ネットで色々と調べましたが訪問したのはナレッジソサエティだけです。

他社のバーチャルオフィスと比較して事務所が明るくキレイですし、値段とサービス内容のバランスが良いことですね。

それと審査をしっかりとされているのでおかしなことにならない安心感がありました。

法人口座の開設についても反社会的勢力や犯罪に利用されて口座開設の審査が厳しいと聞いておりましたのでとても気になっていましたが、開設された方のインタビュー記事や関連情報を拝見しまして安心できました。

そもそも法人口座を開設出来なかったら契約しても意味がないですから慎重に検討しました。

 

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2.法人口座の開設について

Q.法人口座の開設手続き時のメンバーシップを教えてください。

バーチャルオフィスメンバーです。

 

Q.口座開設手続きは法人設立からどのくらい経過してから行いましたか?

2019年1月4日に登記申請をしました。1月11日に登記簿謄本を取得できるようになりまして翌日にはみずほ銀行と楽天銀行にネット申込を行いました。

 

Q.口座開設にあたり手続きされた銀行はいくつありますか?

2行です。

 

Q.口座はいくつお持ちですか?

2行とも開設できました。

 

Q.どちらの銀行で開設できましたか?

みずほ銀行 九段支店と楽天銀行です。

 

Q.口座を複数開設される理由を教えてください。

何かあった時の為のリスクヘッジで2つは欲しいと考えていました。

社会保険料の引き落としがネット銀行だとできないことを事前に聞いていましたので、都市銀行の口座を1つと、維持費用や振込手数料がネット銀行の方が安いのでネット銀行も欲しいと思っておりました。

楽天銀行を支払い用口座、みずほ銀行を入金用口座と考えています。

 

Q.口座開設の流れを教えてください。

みずほ銀行はネット申込、翌々週に担当者と電話面談、店舗にて面談と開設手続きと進みました。

楽天銀行はネット申込、電話にて追加資料のご案内、追加資料の提出、1週間後に開設の連絡と進みました。

 

Q.面談ではどのようなことをお話されましたか?

みずほ銀行の電話面談では、事業内容、売上規模、社員数、契約書や請求書などの事業実態を証明できることの有無、開発中のソフトは他の企業と共同で開発しているか等を質問されました。バーチャルオフィスを利用されていることにも理解がありました。

一通り回答すると店舗での開設手続きのご案内をいただけました。

店舗での面談では口座の使い方も聞かれましたので、お客様からの入金や給与支払いや社会保険料の支払い等に使いたいとお伝えしました。

楽天銀行は面談ではありませんが、事業実態のわかる資料の提出を求められました。

 

Q.事業実態のわかる資料は何を提出されましたか?

見積書です。

受託開発ではありませんので契約書や請求書などはありません。

なので現在モニターとして利用していただいている企業に販売する時の見積書を発行しました。

 

Q.気を付けたポイントや工夫したことをお聞かせください。

契約書や請求書が無い段階で手続きをしましたので、HPをしっかりと作りこみました。

事業内容や問い合わせフォームやプライバシーポリシーなど、一般的な企業に見劣りしないように作りました。それとSSL対応や独自ドメインの取得も行っています。

みずほ銀行の店舗に伺うときには念のために製品の機能紹介やスクリーンショットなど数十ページの事業概要の書類や楽天銀行の手続きにて提出した見積書を持っていきましたが、特に必要はありませんでした。

 

Q.口座開設にてバーチャルオフィスがネックとなることはありましたか?

開設率が100%なので特に思い当たることはありません。

他のバーチャルオフィスを利用したことはありませんので一概には言えませんが。

 

Q.全体を通して、なにか印象的なエピソードはありますか?

楽天銀行の手続きの際の追加資料でしょうか。ネット銀行は面談が無いので提出書類が厳しい印象を受けました。

こちらが発行する見積書でしたので、しっかりしていることをアピールしようと思いまして社名の他に部署や担当者の名前まで先方の許可を取りまして明記しました。

 

Q.これから法人口座開設をされる方へ向けて、対策を練った方が良いことを教えていただけますか?

特にネット銀行はHPを充実させることや事業内容の書類をまとめておくと良いと思います。実際に事業が動いているのであれば契約書や請求書を事前に用意しておくとスムーズに開設出来ると思います。

個人口座とは違い、時間と手間がかかるので余裕を持って手続きされることをお勧めします。

設立してすぐに行動を起こしたい方も数ヶ月は見た方が良いと思います。登記して謄本取得まで1週間以上かかりますし、それから審査でも2週間ほどかかります。追加資料の提出があればもう1週間はかかりますので。

口座開設ができたらようやくクレジットカードを作れますので、会社として動き始められるのに結構な時間がかかります。

 

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3.さいごに

中井様のおっしゃる通り法人口座の開設には時間がかかります。特に年明けや年度初めなどの法人設立数が増える時期には要注意です。

とはいえ、早めに取り掛かることは大事ですが書類の準備も必要です。商品やサービスをリリース前でもお客様向けの見積書や購入側であれば発行していただくことも可能です。

いずれかの形で準備ができるとはいえ、先方の事情もあるでしょうから早めに準備した方が良いことに違いはありません。

貴重な体験を聞かせていただいた中井様の益々のご活躍を祈念しております!

 

ナレッジソサエティのバーチャルオフィスをご利用されている方で法人口座を開設できないことを理由に解約された方はこれまで1人もいらっしゃいません。どうしても不安な方向けに、法人口座開設保証®制度を行っております。口座開設できない場合に解約する方に入会金、保証金、基本料金の2ヶ月分を返金する制度です。なお、返金事例は1つもございません。

法人口座開設保証®制度のご案内はこちら

 

また、口座開設に必要なビジネス用の電話番号の取得も可能です。住所と電話番号をワンストップで取得いただけます。一部の銀行では固定電話の所有を必須としていますので、合わせて利用されることをおすすめします。

詳細はこちらをご覧ください。
バーチャルオフィスで東京03電話番号を使用可能なサービス

法人口座開設におすすめの銀行

メガバンク

メガバンクでの法人口座は若干ハードルが高い傾向にありますが、「バーチャルオフィスの住所を使っていることが理由で法人口座の開設を断ることはない」と、少なくとも三大メガバンクのうちの一行の口座開設担当者から直接お聞きしておりますので、メガバンクでの口座開設をあきらめる必要はありません。実際に当社のバーチャルオフィスをご利用されている方ですべてのメガバンクにて開設実績があります。

また当社が入居しているりそな銀行では多くのバーチャルオフィス利用者が法人口座を開設している実績があります。

 

ネット銀行

ネット銀行はオンラインバンキングの機能が充実していますし、振込手数料も格安ですので、起業時の資金が潤沢にない時期にはとても便利です。ひとつは法人口座を開いておくべきだと思います。

ただしネット銀行の中にはバーチャルオフィスを利用しているというだけで審査落ちになるネット銀行がありますので注意が必要です。

逆にバーチャルオフィスを利用していることとは関係なく案件ベースで審査をするとしているネット銀行がありますので、そういうネット銀行を選んでください。
特にGMOあおぞらネット銀行はバーチャルオフィスを利用しているから即審査落ちということでないと直接お聞きしているのでおすすめです。

ネット銀行で口座開設をする際のポイントはホームページを持っていることです。そのホームページは具体的な業務内容が確認できることが重要です。
ホームページは銀行口座開設のためのみでなく、中小企業の営業活動には欠かせないものですので、法人口座の開設に合わせてしっかりしたものを作られることをおすすめします。

ホームページ制作のことであればKurumi株式会社をおすすめいたします。

ホームページ無料制作

起業当初はオフィスの費用や販促費などの出費が多々ありますので、抑えられるところは押さえましょう。

現在特別キャンペーンを実施しており、制作費無料(管理費のみ)で御社のホームページを持つことが可能です。

無料相談会も定期的に行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
詳細は上部のバナーをクリックしてください。

 

⇐ 第11回:バーチャルオフィスでメガバンクの口座開設。秘訣は銀行担当者に安心していただくこと。アイマツソフト株式会社様インタビューを読む

⇒ 第13回:バーチャルオフィスで法人口座を開設。事業の証明として履歴書や契約書を提出されたシステム開発会社U.H様インタビューを読む

 

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この記事の執筆者

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

ナレッジソサエティ編集部

2010年設立の東京都千代田区九段南にある起業家向けバーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」です。2010年からバーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの専業業者として運営を行っております。バーチャルオフィスのこと、起業家に役立つ情報を配信しています。「こういう情報が知りたい」といったリクエストがあれば編集部までご連絡ください。

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この記事の監修者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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