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バーチャルオフィスを選ぶ際に大切なポイントの一般論と実際

[投稿日]2016/06/27 / [最終更新日]2024/02/23

バーチャルオフィスを選ぶ際に大切なポイントの一般論と実際

バーチャルオフィスで重視すべきポイントの一般論

SOHOという働き方がここ数年の間で急成長しているためにバーチャルオフィスの需要も高まりつつあります。

とはいえ、増加するバーチャルオフィスをどの基準で選んでいけばよいのか、また何を重視すれば失敗せずに済むのか、バーチャルオフィスを初めて利用される方は色々と不安も多いことでしょう。

ここではバーチャルオフィスでまず重視しておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。

バーチャルオフィスを選ぶ時はまず住所を重視する

バーチャルオフィスを利用される方の根本的な目的の中には「信用を得ること」というものが含まれていると思いますが、この信用を得るために一番重視しておきたいところはやはり住所です。

住所というのは相手に大きな影響を与えるポイントです。

先入観というのは不思議なもので、東京の一等地にオフィスを構えているというだけでも「しっかりしている」という印象を与える効果があります。

逆に住所の記載がない名刺を渡されるとそれだけで不信感を募らせるものですよね?

ビジネスは信用得てこそはじめて次のステップへと繋がっていくものです。

バーチャルオフィスを選ぶ際はまず住所に注目してみましょう。

ビジネススタイルに応じてバーチャルオフィスのオプション機能も重視する

住所の次に重視してほしい項目はバーチャルオフィスにある機能です。

バーチャルオフィスには様々なオプションサービスがあり、そのサービス内容も施設によって違いがあるためどんな機能が必要なのか予めイメージを膨らませておくと後々スムーズに契約を進めることができるでしょう。

基本的には住所と電話番号をレンタルするサービスとなりますが、このほかにも郵便物の転送サービスや秘書電話サービス、会議室スペースの利用などのオプション機能も充実しています。

バーチャルオフィスという名目ではありますが、実際にクライアントが訪れることを想定している方は会議室の有無や常駐スタッフの対応は要チェックです。

ビジネススタイルに応じて必要なサービスを使い分けておくと、実際の業務も円滑に進めることができます。

バーチャルオフィスで重視すべきポイントの実際

バーチャルオフィスでビジネスをスタートした際、最初の印象やちょっとしたネットからの問い合わせなどに際に、一等地の住所がその効果を発揮してくれることを実感できるシーンは多々あるかもしれません。

また、運営会社が提供しているオプションを有効活用することによって、多額の初期投資そのものが削減できる点など、事業を始めたばかりの人であればあるほど、リアルタイムではあまり感じ取ることができないメリットを享受しつつ、事業が軌道にのってビジネス的にも、精神的にも余裕があるときに振り返って実感できるメリットであったりもするものです。

しかし一方で、きっかけ作りとして効果を発揮する一等地住所であったとしても、実際に仕事の受注などにつながるのは、対面での営業であったり、訪問での打ち合わせなどを経てから正式な契約となるのが一般的です。

ここに落とし穴が存在します。

バーチャルオフィスがバーチャルオフィスのみの機能として提供されている場合は、なかなかその所在地を見つけることができなかったり、来客用のファシリティや空間の雰囲気が非常に狭い場合や、圧迫感のある雰囲気の場所も多くあります。

せっかく一等地住所の一助もあっての上かもしれない「問い合わせ」等のサービスに興味をもってもらう地点は通過したのに、実際に受注につながっていく流れの過程において印象を落としてしまうリスクがある。

そしてこのリスクは、一度発生してしまうと、その後の営業活動においても、一度の失敗が大いにトラウマとなって「なぜ失注したのか?」という検証にバイアスがかかってしまうなどの中長期的な問題にも発展しかねません。

実際のファシリティを必ず見学する

繰り返しになりますが、バーチャルオフィスを選ぶ大きな要素は、一等地住所や選択できるオプションの多さが大きな要素を占めるのは事実です。

一方で、実際にビジネスを始めた後の、「売上を上げていく」という点に関してより寄与してくれるのは、バーチャルオフィスのファシリティである、という点も認識をする必要があります。

  • 住所しか使わない
  • カフェなどで打ち合わせをすればよい

などなど、色々な考えがあるかもしれませんし、自分自身がどう考えるかはもちろん自由です。

ただしながら、ビジネスそのものはクライアントありきであり、クライアントがどう感じ、どう思ったか?によってあらゆることは決まってしまい、自分自身の考えがそれらに大きな影響を与えることは、簡単ではないという現実が待ち受けています。

バーチャルオフィスを選ぶ時こそ、そのファシリティの見栄えや雰囲気に拘って選択をすることが、スタートアップのビジネスの立ち上がりをスムーズに行っていくために大きく影響する点を意識してみてはいかがでしょうか?

東京のバーチャルオフィスはナレッジソサエティ

この記事の執筆者

久田敦史

久田敦史

株式会社ナレッジソサエティ 代表取締役

バーチャルオフィス・シェアオフィスを通して1人でも多くの方が起業・独立という夢を実現し、成功させるためのさまざまな支援をしていきたいと考えています。企業を経営していくことはつらい面もありますが、その先にある充実感は自分自身が経営をしていて実感します。その充実感を1人でも多くの方に味わっていただきたいと考えています。

2013年にジョインしたナレッジソサエティでは3年で通期の黒字化を達成。社内制度では週休4日制の正社員制度を導入するなどの常識にとらわれない経営を目指しています。一児のパパ。趣味は100キロウォーキングと下町の酒場めぐり。

【学歴】
筑波大学中退
ゴールデンゲート大学大学院卒業(Master of Accountancy)

【メディア掲載・セミナー登壇事例】
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