【重要】分割払い・リボ払い・キャッシングがすべて使える法人カードは少ないです!
法人カード全体の傾向として、分割払い・リボ払い・キャッシング機能を備えた法人カードはあまりありません。
どうしてもこれらの機能が必要な方は、次の章で紹介するおすすめ法人カードからお選びください。
金利が安い銀行融資や、売掛債権を利用するファクタリングをご検討ください。
分割払いやキャッシング機能がある法人カード
▼分割払いやキャッシング機能がある法人カード▼
→年会費2,200円でもてるゴールドカード!はじめての法人カードにおすすめです。
→還元率1.25%と高還元!金属製のカード、豊富な特典にコンシェルジュサービスもついたハイステータスな1枚。
そもそも法人カードの利用で1ヶ月のキャッシュフロー改善は見込める
法人カードは手数料が発生しない一括払い(分割の1回払い)の利用が一般的です。
手数料無料の一括払いであっても、支払いまで1ヶ月程度の猶予が生まれ、キャッシュフローの改善が期待できます。
1ヶ月程度の支払い猶予があればいい会社なら、分割払いやリボ払いの機能は必ずしも必要ありません。
支払いサイクルを最長84日にできるセゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメックスの最大の魅力は「選べる機能」です。
2種類の機能(特典)が用意されており、好みの機能を選べます。
- 1%キャッシュバック
- 支払い最長84日後(手数料0円)
筆者の予想では、恐らく多くの経営者さんは「支払い最長84日後」を選ぶのでは?と考えております。
法人カードの一般的な支払いサイクルは55日~60日程度です。
84日後はほかのカードと比べても圧倒的に長い支払いサイクルであり、キャッシュフローの改善が見込めます!
法人カードは分割払い・リボ払い・キャッシング機能があまりない
法人カード全体の傾向として、分割払い・リボ払い・キャッシング機能を搭載していないカードが多いです。
どうしてもこれらの機能が必要な場合は、事前に確認しておきましょう(すべての機能がない、リボ払いのみない、などさまざまなパターンがあります)。
キャッシング・リボ払いの金利は銀行融資と比べて高い
法人カードで分割払いやリボ払いなどを利用すると、数ヶ月~数年といった長期的な返済計画で資金繰りを改善できるメリットがあります。
しかし、それ以上に金利(利率)が高いというデメリットが目立ちます。
- 分割払い:約10~15%
- リボ払い:約15%前後
- キャッシング:約18%
- 銀行融資:融資額にもよるが、低金利だと2%以下も可能
法人カードの分割払い等の金利(利率)はカードによる差があるものの、多くのカードは15%前後から18%と高金利な設定です。
運転資金やつなぎ融資が必要な場合、まずは銀行融資やファクタリングなどその他方法の検討を優先すべきでしょう。
他の資金調達方法
法人向けの融資商品は非常に種類が多いです。
- 銀行融資:銀行の融資サービスの総称
- ビジネスローン:ビジネスを使途としたローンのこと
- ファクタリング:売掛金の買取サービスのこと
法人カードを使った資金繰りは、「分割払い」・「リボ払い」・「キャッシング」のみで選択肢が少ない上にどれも金利が高いです。
一方、銀行等の法人向け融資サービスは選択肢が非常に多いため、銀行やサービスごとに金利を比較し、より有利な条件で契約できます。
■ファクタリングの仕組み、おすすめ業者については「アンドファクタリング」でより詳しく解説しています。
原則無担保、無保証のビジネスローン:AGビジネスサポート
※1 ただし、法人の場合は代表者様に原則連帯保証をお願いいたします。
※2 お申込みの受付時間・混雑状況により、日数がかかる場合があります。余裕を持ってお申込みください。
AGビジネスサポートの「事業者向けビジネスローン」なら最高1,000万円まで、最短即日・無担保で借り入れられます。
一時的なつなぎ資金や資金繰り、事業拡大などまとまった事業資金に幅広く利用できるのが特徴です。
借入のハードルとなりやすい、担保や保証人※は原則不要です!
※保証人については、法人の場合は法人代表者が原則として連帯保証人となります。
来店不要でインターネットや郵便等で契約できます。
借入審査に不安のある方はまずは「お借入5秒診断」を利用してみてください。
法人カードの分割払いやリボ払いは最終手段
金利の高さから、法人カードの分割払いやリボ払いの利用は最終手段として考えてください。
どうしても資金繰りを改善する方法がないときの最後の手段として活用するのが理想です。
ただし、万が一に備えて「分割払いやリボ払いができる法人カードをもっておく」のはアリです!
キャッシュフローが悪化して銀行融資等も審査に通るかどうかわからない状況を想定すると、分割払い等を利用してその場をしのげると安心感があります。
海外で万が一のことがあった時に、ATMから急場をしのぐ現地通貨をいつでも手にできるようにしています。
分割払い・リボ払い・キャッシングが可能な法人カード
分割払いやリボ払いを利用できる法人カードのおすすめは4枚あります。
いずれも優秀なスペックをもった法人カードです。
- オリコEX Gold for Biz
- ラグジュアリーカード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
なるべくその他のスペックを重視して選んでほしいです。
オリコEX Gold for Biz
オリコEX Gold for Bizは無利息の一括払い以外に、「分割払い」・「リボ払い」が利用できます。
個人事業主の方は「EX Gold for Biz S」を選び、法人経営者の方は「EX Gold for Biz M」を選択して申し込んでください。
年会費2,200円でもてるゴールドカードであるため、はじめての法人カードに最適です。
ラグジュアリーカード法人チタン
広告:ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカード法人は無利息の一括払いが可能で、「分割払い」・「リボ払い」・「キャッシング」のすべてを利用できます。
こちらも券種は3つが用意されており、年会費がもっとも安いのはチタンの55,000円(税込)です。
支払方法や金利(利率)は券種に関係なく共通なので、年会費重視でチタンを選んでも分割払い等はカバーできますよ。
ラグジュアリーカードは金属製の券面からスペックまですべてが豪華なので、法人カードの最高峰を求めている方におすすめです。
※ラグジュアリーカードは、キャッシング・分割払い・リボ払い等の金利が他の法人カードと比較して低いのも特徴です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは「リボ払い」・「キャッシング」が利用できます(他カードとは異なり、分割払いは利用できません)。
また、リボ払いは「標準コース」と「長期定額コース」で金利(利率)が違う点にも注意です。
スペックはプライオリティパスやJAL還元率最大1.125%など、さすがプラチナカードといった仕上がりです!
【注意!】複数の法人カードに一気に申し込みをするとクレヒスに傷がつくこともある
法人カードは限度額が高いほど高額経費に対応できるので便利です。
限度額は審査で金額が決定され、カード所有後は利用実績に応じて増額できます。
基本的に利用実績を積まなければ増額できないことから、カードを複数枚もつことで限度額を上げる方法があります。
もちろんこの方法は有効ですが、一気に複数枚のカードへ申し込まないことが重要です。
何十枚と同時に申し込んでもその半分も合格できないだろうと思われます。
複数枚の法人カードを作りたい場合は、2~3枚を目安に申し込むのが無難です。
1枚だけ申し込めば合格できたのに何十枚と申し込んですべて不合格になると、6ヶ月の間はクレヒスのマイナス情報が影響して法人カードを1枚も作れない可能性もゼロではありません。
まとめ
法人カード全体として、分割払いやリボ払いを使えるカードは個人カードのように多くはありません。
- 法人カードは分割払い・リボ払いに対応していないカードが多い(一部は利用できる)
- 法人カードの分割払いやリボ払いは金利(利率)が高い
- 長期返済は銀行融資など低金利のほうがおすすめ
- 法人カードの分割払いやリボ払いは最後の手段として使いたい
今回紹介した法人カードは「キャッシング」・「分割払い」・「リボ払い」を使える上にスペックが優秀なので、検討しやすい法人カードです。
▼分割払いやキャッシング機能がある法人カード▼
→年会費2,200円でもてるゴールドカード!はじめての法人カードにおすすめです。
→還元率1.25%と高還元!金属製のカード、豊富な特典にコンシェルジュサービスもついたハイステータスな1枚。
コメント