INVOYカードは、OLTAのオンライン型ファクタリングサービスを活用することによって、柔軟なカード利用枠の設定が可能な法人カードです。
カード利用枠は利用者のチャージによって柔軟に拡大でき、カード発行開始時点では「請求書チャージ」と「振込チャージ」の2種類が用意されています。
今まで、高限度額のカードを持ちにくかった中小企業などにとって、新しい選択肢となるカードです。
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INVOYカードの基本情報
カード名称 | INVOYカード |
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カードタイプ | クレジットカード |
発行形態 | バーチャルカード ※将来的にリアルカードの提供予定もあり |
申込対象 | 法人、個人事業主 |
年会費 | 無料 |
発行手数料 | 無料 ※バーチャルカードの提供のみ。リアルカード発行には、手数料がかかる可能性があり(未定) |
発行枚数 | 1社につき1枚まで ※将来的に複数枚の発行が可能になる予定 |
国際ブランド | JCB |
カード発行まで最短3時間
INVOYカードは、バーチャルカードのみですが「最短3時間」でカード発行が完了します。
急ぎで何かしらの支払いがある際に非常に便利です。
この後の章で詳しく解説しますが、INVOYカードがあれば「手元に現金がないけど今後支払われる予定の請求書がある」というときに、請求書チャージで利用枠を増やせます。
年会費無料で持ちやすい
INVOYカードは、年会費、初期費用、発行手数料※のすべてが無料です。
カードの作成、維持に経費がかかりませんので、個人事業主や企業直後の法人も作りやすいでしょう。
※バーチャルカードの提供のみ。リアルカードの発行には、手数料がかかる可能性があります(未定)。
INVOYカードのチャージ方法
INVOYカードには、カード利用枠を増やせるいくつかのチャージ方法が用意されています。
とくに、ファクタリングを活用した「請求書チャージ(=手持ちの請求書を買い取ってもらいカード利用枠を増やす)」はカード発行開始時点で日本初の取り組みです。
1.請求書チャージ
請求書チャージとは、売掛金(=入金待ちの請求書)を売却してチャージする方法です※。
手元にある請求書をINVOYが買い取り、その買取額に応じてカードの利用枠が増えます。
請求書チャージの利用には6~8%の手数料がかかりますが、急ぎカードの利用枠を拡大したい方には便利な機能でしょう。
※請求書チャージの利用には、INVOY有料機能である「口座自動連携(月980円)」が必要です。ただし、INVOYカード作成から半年間は無料です。
※利用にはメインバンクがインターネットバンキングに対応している必要があります。
▼請求書チャージ利用方法
- 請求書チャージに申込
- 請求書をアップロードして必要事項を入力
- チャージ完了
ファクタリングとは?
ファクタリングとは、「売掛債権を買い取ってもらう(買取)」タイプの資金調達方法です。
お金を借りるわけではないので、返済の必要はありません。
ファクタリング | |
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メリット | ・数日で資金を得られる |
デメリット | ・売掛債権が必要 ・売掛債権以下の金額しか調達できない ・買取時に手数料がかかる |
ファクタリングは売掛金や受取手形といった「売掛債権」を買い取ってもらうことで資金調達します。
売掛債権を持っていることが前提となりますが、売掛債権があれば低リスクかつ比較的早く資金調達ができます。
2.振込チャージ
振込チャージとは、必要な利用枠分の現金を保証金として専用口座に振り込んでチャージする方法です。
デポジット型クレジットカード(=カード申込時に預けた保証金と同額の利用可能枠がつく)とほぼ同じような機能です。
手元に現金があれば、手軽に利用可能枠を確保することができます。
▼振込チャージ利用方法
- INVOYから専用振込口座番号のお知らせ
- 専用口座に振込
- チャージ完了
3.独自の与信審査(2024年9月現在未搭載)
2024年9月現在は未搭載ですが、INVOYカードでは将来的に「独自の与信審査」を行う予定でいます。
審査方法はINVOYカードにおける入出金明細の審査を中心としており、その内容が利用可能枠に影響する予定です。
INVOYカードを作成された方は、積極的にカードを使うとともに、支払い遅れ等がないようにしておくといいでしょう。
INVOYカードのメリット
INVOYカードのメリットのメリットは「多彩なチャージ方法」です。
基本的な決済機能だけでなく、資金繰り改善を支援してくれる複数のチャージ方法が用意されています。
柔軟にカード利用枠を増やせる
INVOYカードには複数のチャージ方法が用意されています。
「請求書チャージ」、「振込チャージ」、「独自の与信審査(予定)」の3つです。
会社や事業のそのときどきの状態によって、最適なチャージ方法を選べます。
「振込チャージ(=利用予定額を事前に保証金として振り込む)」を選べば、必要な利用枠を簡単に確保できます。
一般的なクレジットカードのような、一時増枠申請等は必要ありません。
ファクタリングを利用することで資金繰りが楽になる
前述の通り、ファクタリングとは「売掛債権」を業者に買い取ってもらい現金化する方法です。
INVOYカードを利用することで、今までファクタリングの利用経験がない方も、ファクタリングへのハードルが下がり利用しやすくなります。
広告費や多い、仕入れ代金が多いといった企業にとって、ファクタリング利用による資金繰り改善効果は大きいでしょう。
また、クレジットカードの利用そのものでも資金繰りは改善できます。
現金払いとは異なり、クレジットカードの支払いは利用から約1ヶ月後になるため、その間に支払代金を準備する時間があります。
INVOYカードのデメリット
手軽に利用枠を増やせるINVOYカードですが、いくつかのデメリットもあります。
デメリットと記載しておりますが、どちらかというと「サービスの特徴を知る上で事前に知っておいて欲しい点」に近いです。
自分が想像しているカードの使い方ができるかどうか、本章で確認してください。
個人事業主は申込に少し手間がかかる
法人カードの多くは開業届や決算書が不要で、代表者の本人確認書類のみで申し込めます。
しかし、INVOYカードについては、個人事業主の場合、「開業届」か「確定申告書」が必要となり手間がかかります。
事前に必要書類を準備してから申し込むようにしましょう。
カード特典がない(コンシェルジュ、空港ラウンジ特典なし)
INVOYカードには、一般的な法人カードにつく下記のような特典がつきません。
「コンシェルジュに出張や接待の予約を依頼したい」
「出張が多いので空港でラウンジを使いたい」
上記のような希望がある場合、BlueBankだけでは対応できません。
以下で業務や出張に役立つ特典のついた「当サイトおすすめ法人カード」を紹介しております。
カード特典を業務に活かしたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
カード名称 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード |
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年会費 | 22,000円(税込) ※初年度無料 |
申込対象 | 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く) |
追加カード | 3,300円(税込) ※9枚まで発行可能 |
ETCカード | 無料 ※最大5枚まで発行可能 |
ポイント還元率 | JALマイル最大1.125% ※「SAISON MILE CLUB」の年会費が5,500円(税込)が必要 ※公共料金、電子マネーチャージは2,000円/10マイル換算、ボーナスポイントは対象外となります |
空港ラウンジ | プライオリティパス付き ※世界1,500ヶ所以上で利用可能 |
保険 | 最高1億円 |
当サイトの解説 | こちらをクリック |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード最大の特徴はなんといっても「コストパフォーマンスに優れている」な点です。
年間200万円以上の利用が条件とはいえ、年会費10,000円でコンシェルジュサービスもプライオリティパスも付帯している法人カードはほかにありません!
法人カードにコスパを追求する経営者の方にぜひおすすめしたい1枚です。
公式サイト・今すぐ申込み広告:セゾンカードラグジュアリーカード BLACK CARD
カード名 | ラグジュアリーカードブラック |
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年会費 | 110,000円(税込) |
申込対象 | 個人事業主 法人の代表者 |
限度額 | 審査により通知 |
追加カード | 年会費:27,500円(税込) 発行枚数:最大4枚 |
ポイント還元率 | 1.25% |
空港ラウンジ | 世界1,400ヶ所以上 国内主要空港 |
保険 | 最高12,000万円 |
当サイトの解説 | こちらをクリック |
インビテーションなしで持てる「ブラックカード」として名実とも確かな1枚が「ラグジュアリーカード BLACK」です。
ラグジュアリーカード BLACK CARDは、ポイント還元率が1.25%と非常に還元率の高い法人カードです。
獲得できるポイントと年会費(11万円/税込)を加味すると、年間約1,000~2,000万円以上の決済があれば、年会費以上のポイント得られてお得に使えます。
ポイント還元率の高さだけでなく、メール対応可能なコンシェルジュや世界1,000以上の空港ラウンジが使えるなどの特典も充実しています。
最高級カードですが、実は審査基準(目安)はそこまで高くないとされています。
※上記の審査基準は「PR:Black Card I株式会社(ラグジュアリーカードの発行会社)」という記載のある広告で確認しました。
すぐに高い限度額が必要な方向け法人カード
手元に請求書や現金があればINVOYカードの機能を利用して、高い利用限度額を手に入れることができます。
しかし、必ずしも上記の状況にない個人事業主や企業も多いでしょう。
そのような方には、カード作成初期から高い限度額を狙える下記の法人カードがおすすめです。
下記で紹介するカードはいずれも「高限度額」を特徴にしているカードです。
UPSIDERカード
UPSIDERカード最大のメリットは「ポイント高還元率」&「高限度額」です。
年会費、月額利用料は無料で、ポイント還元率は1.0%~1.5%です。
広告費の支払いに対してもポイント還元が発生します。
また、限度額も最大10億円と一般的な法人カードでは考えられない高さです。
使いやすさ(限度額)とお得さ(ポイント還元率)の両方から考えても、UPSIDERカードは頭一つ抜けた強烈なメリットのあるカードだと言えます。
利用先限定ビジネスカード
カード名称 | ライフカードの利用先限定ビジネスカード |
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年会費 | 無料 |
申込対象 | 法人 |
使途 | 事業費決済(利用先を限定) |
キャッシュバック | あり(年1回・0.5%~) |
ポイント還元 | なし |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
ショッピング枠 | 原則上限なし |
保険 | なし |
空港ラウンジ | なし |
広告:ライフカード
本カードはライフカードが具体的に「使えるお店・使えないお店」を指定できます。
指定できる業者は、WEB広告会社やPCサーバー会社などサービス提供会社です。
ポイント還元率は0.5%で、年1,000万円を広告費に使う場合、50,000円がキャッシュバックされます。
▼利用例
このように、サーバー利用料やWeb広告費用に支払いを限定することで、通常の法人カードでは得られにくい大きな限度額が得られます。
※限度額は審査により決定しますが、ベンチャー企業にて限度額1億円の実績があります(公式HPの記述より)
利用先限定ビジネスカードは、物の購入には使えませんのでご注意ください。
(Amazonでの備品購入が多くてもAmazonは利用先として登録できません)
ライフカードの「利用先限定ビジネスカード」にご興味のある方はご連絡ください
当サイト(法人カード調査部)では、ライフカード株式会社と商品についての意見を取り交わしています。
「利用先限定ビジネスカード」について、当サイト経由で申し込まれる場合は、ライフカードとの個別交渉が可能です。
必要情報を下記「仮申請フォーム」にご記入のうえ送信ください。
後日、ライフカード株式会社の担当者より連絡させて頂きます。
ライフカード「利用先限定ビジネスカード」仮申請フォーム
「INVOY」について
INVOYは、OLTA(オンライン完結型のファクタリングサービスを提供する会社)の完全子会社であるFINUX株式会社が提供するサービスです。
2018年よりサービスが開始され、請求書の発行・受取などの請求管理機能などに強みがあります。
今回のINVOYカードは、親会社の強みであるファクタリングとINVOYの強みである請求管理があわさったサービスだと言えるでしょう。
まとめ:INVOYカードなら多様なチャージ方法で利用枠を増やせる
INVOYカードは、多様な方法でカード利用枠を増やせる新感覚の法人カードです。
ファクタリングによる利用枠のチャージも可能ですので、資金繰り改善にも役立ちます。
今まで、法人カードを作ったことがない方やファクタリングに興味があるけどチャレンジしたことがない方などにおすすめです。
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