テックビズカード徹底解説:個人事業主・副業ワーカーの事業用クレカとしても最適、IT系フリーランス向け、その実力は?

テックビズゴールドカードゴールドカード
※本記事はプロモーションを含みます。

広告:オリコカード

還元率最大1.1%と高還元率を誇る、ITフリーランス向けに作られた法人カード「テックビズカード」がオリコカードより提供されています。

オリコのEX Gold for Bizをベースに作られている提携カードであり、法人代表者・個人事業主だけでなく在宅・副業ワーカーの事業費決済用としても利用できます。

実際に運営会社にも伺いインタビューして参りました(2020年3月実施)。記事後半で詳しく紹介します。

テックビズでは、フリーランス向け報酬即日払いサービス「先払い」を利用できます。
取引先から入金が遅く運転資金の調達に困っているフリーランスに向けたサービスです。

カード会員は初回に限りサービス料(申請額の10%)を無料で利用できます。

ITフリーランス向けビジネスゴールドカード「テックビズカード」の基本スペック

テックビズゴールドカード

テックビズカード
テックビズカード
申込・審査・発行
申込対象
(審査対象)
法人代表者
個人事業主
法人そのもの-
申込資格個人事業主、法人代表者、在宅・副業ワーカー
発行スピード2週間程度
年会費初年度0円(税込)
2年目以降2,200円(税込)

■年会費優遇条件
-

ポイント・還元率基本0.6%
上限1.1%

■基本・上限の根拠
(基本)カード利用1,000円につき1.2スマイル、100スマイルで500オリコポイント=Amazonギフト券500円分
(上限)利用金額累計200万円以上でクラステージ200達成により、スマイル加算倍率最大2.2倍

主要交換先の
ポイント交換レート
JALマイル1:2.5マイル
ANAマイル1:3マイル
Amazon1:5円
キャッシュバック or 請求充当-
追加カード・ETCカード
追加カード
発行可能枚数3
発行費用/枚0円
年会費/枚0円
ETCカード
発行可能枚数無制限(枚数に関する記載なし)
発行費用/枚0円
年会費/枚0円
付帯保険
海外旅行保険
付帯条件利用付帯
死亡・後遺障害(*以下、最大補償額)2,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用200万円
賠償責任2,000万円
携行品損害20万円※
救援者費用200万円
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-
出航遅延費用等保険金(食事代)-
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-
家族特約×

■その他・備考
※免責1事故3,000円

国内旅行保険
付帯条件利用付帯
死亡・後遺障害(*以下、最大補償額)1,000万円
入院日額-
手術費用-
通院日額-
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-
出航遅延費用等保険金(食事代)-
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-
家族特約×

■その他・備考
-

ショッピング保険
その他保険-
国際ブランドMastercard
支払いサイクル締め日毎月末日
支払い日翌月27日  ※土・日・祝の場合、翌営業日
入会特典

-

その他のキャンペーン情報

初年度は年会費無料!

編集部レビュー

法人だけでなく、副業・フリーランス向けの事業経費決済用のカードとしておすすめの1枚。これから登記をしよう・オフィスを借りよう・経理はどうすればいい?などとやることが多く迷っている「独立1年目」の方の強い味方になる法人カードです。

カードのメリット(強み)
・申込ハードルが低い
・バランスがよく持ちやすい
・還元率が高い、上がりやすい
・国内空港ラウンジが利用可能
・フリーランスに嬉しい、独自の特典が多数
・激安の記帳代行、確定申告代行サービスがお得

カードのデメリット(弱み)
際立ったデメリットは無し

テックビズカードは、オリコのEX Gold for Bizをベースに、ITフリーランス向けに特典を拡充する形で作られた提携ビジネスカード(法人クレジットカード)です。

具体的には、ITフリーランス人材事業・オフショア開発に強い株式会社NKC ASIAとクレジットカードなどの金融事業で有名なオリコ(株式会社オリエントコーポレーション)が提携して発行するクレジットカードです。

コワーキングスペース・シェアオフィスの割引優待や、ITフリーランスの活動を手厚くサポートする特典が数多くあるのが特徴です。

とくに法人カード調査部が注目するのは「記帳代行・確定申告を月5,500円(税込)~の特別価格でトータルサポート」という特典です。
※通常、税理士に月額顧問~決算手続きまでを依頼すると、安くても年間で30万円~50万円が相場が相場。

年会費は2,200円(税込・初年度無料)

テックビズカードは年会費2,200円(税込・初年度無料)です。

法人カードは年会費無料カードが少なく、テックビズカードの2,200円(税込)は非常に安い部類に入ります。

初年度無料なので、お試しで1年間使ってみることもできます。

ポイント還元率は0.6%~1.1%

テックビズカードのポイント制度は「暮らスマイルポイント(オリコのポイント制度)」です。

ポイント還元率は0.6%~1.1%とうたっているのはオリコの「暮らスマイルポイント」の部分であり、基本が0.5%です。

年間の利用金額に応じて、以下のようにポイント還元率がアップします。

  • 50万円以上:1.5倍(0.75%)
  • 100万円以上:1.7倍(0.85%)
  • 200万円以上:2.0倍(1.00%)

テックビズカード会員にはさらに20%ずつ加算されるため、実質最大1.1%の還元率です。

各種サービスでポイント還元の優遇あり

テックビズカードは、ITフリーランス向けに作られたビジネスカードなのです。

いくつかのITフリーランス向けサービスでは、通常のポイント還元にプラスして追加ポイントを獲得できたり、割引を受けられたりします。

対象のITフリーランス向けサービスは以下の通りです。

▼バックオフィス

  • Toones(ビジネス支援サービス)
  • テックビズ税務サポート(税務サービス)

▼ワークスペース

  • Karigo(バーチャルオフィス)
  • SERVCORP(レンタルオフィス・貸し会議室)
  • ビズコンフォート(コワーキングスペース)

▼スキルアップ

  • FLOC(ブロックチェーン総合スクール)
  • Financial Academy(お金の教養が学べるスクール)

▼ライフスタイル

  • 家賃が実る家(譲渡型賃貸住宅)
  • BIGLOBE WiMAX 2+(1年契約・自動更新なしのBIGLOBE WiMAX)

それぞれのサービスで割引特典優待が用意されています。

詳細なサービス内容を知りたい方は、公式サイトをご覧ください。

>>割引・ポイント還元のサービス一覧(公式サイト)

テックビズカードの最大の特徴である特典です。提携先・特典の開発には今後も力を入れていくとのことです。

国際ブランドはMastercard

国際ブランドはMastercardなので、利用したい店舗やサービス提供者がカード決済を導入していればほぼ決済可能です。

Mastercardは世界シェアでもVISAとほぼ同率なので、海外でも安心して利用できます。

また、国内・海外の買い物でカードをかざすだけで支払いが完了する「Mastercardコンタクトレス」が搭載されているので、支払いがスピーディーかつ簡単です。

テックビズカードの付帯サービス

テックビズカードの付帯サービス

各種保険・補償付帯

テックビズカードには各種保険・補償が付帯しています。

補償内容は、オリコの法人カードEX Gold for Bizと同様です。

格安の年会費を考えると、非常に優遇された補償内容です。

  • 旅行保険
    海外旅行傷害保険:最高2,000万円
    国内旅行傷害保険:最高1,000万円
  • ショッピングカード
    年間最高100万円
    免責金額10,000円

また、カード紛失・盗難補償も付帯しています。

▼保険内容の詳細

テックビズカードの付帯保険
付帯保険に関する公式URL公式サイトへ
海外旅行保険付帯条件利用付帯
死亡・後遺障害2,000万円
傷害治療費用200万円
疾病治療費用200万円
賠償責任2,000万円
携行品損害20万円※
救援者費用200万円
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-
出航遅延費用等保険金(食事代)-
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-
家族特約×

■その他・備考
※免責1事故3,000円

国内旅行保険付帯条件利用付帯
死亡・後遺障害1,000万円
入院日額-
手術費用-
通院日額-
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-
出航遅延費用等保険金(食事代)-
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-
家族特約×

■その他・備考
-

ショッピング保険付帯条件利用付帯
国内 最大100万円
海外 最大100万円

■その他・備考
※免責1事故10,000円

その他保険-

Mastercard T&E Savings

高級レストランでの優待、海外への出張や旅行に利用いただけるサービスが付帯しています。

たとえば「ダイニング by 招待日和」では、全国有名レストラン約200店舗を2名以上で予約すると、コース代金1名分を無料で利用できます。

他にも旅行・エンターテインメントの特典が豊富にあります。

>>Mastercard T&E Savingsはこちら

クラウド会計ソフトfreee(フリー)

クラウド会計ソフト freee(フリー)の有料プランが通常より3ヵ月分お得になります。

入出金が手入力のみという従来の会計ソフトと異なり、「freee(フリー)」なら簡単に会計帳簿を作成できます。

空港ラウンジ無料サービス

国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを年中無休、無料で利用できます。

落ち着いた空港ラウンジでさまざまなサービスを利用でき、同伴者1名様も無料です(一部空港除く)。

融資金利優遇制度

証書貸付商品とローンカードを優遇金利で用意してもらえます。

証書貸付「ビジネスサポートプラン」もしくはローンカード「CREST for Biz」の入会と同時に借入れをすると、 通常金利より最大2.0%(実質年率)優遇されます。

 

テックビズカードのメリット・デメリット

テックビズカードのメリット・デメリット

数多くの法人カードを検証してきた当サイト「法人カード調査部」なりに、正直にメリット・デメリットをまとめてみました。

テックビズカードカードの編集部レビュー
調査部による紹介コメント

法人だけでなく、副業・フリーランス向けの事業経費決済用のカードとしておすすめの1枚。これから登記をしよう・オフィスを借りよう・経理はどうすればいい?などとやることが多く迷っている「独立1年目」の方の強い味方になる法人カードです。

カードのメリット(強み)
・申込ハードルが低い
・バランスがよく持ちやすい
・還元率が高い、上がりやすい
・国内空港ラウンジが利用可能
・フリーランスに嬉しい、独自の特典が多数
・激安の記帳代行、確定申告代行サービスがお得

カードのデメリット(弱み)
際立ったデメリットは無し

テックビズカードが向いている方・持つべきシーン

ここまで、スペックや特典内容を紹介しました。

持つべきシーンとそうでないシーンについてもう少し掘り下げます。

一言でいえば「副業が軌道に乗ってきた・フリーランスとして独立した、まさにそのタイミングで作るにはピッタリのカード」です。

詳しくは、下記のように振り分けできそうです(完全なMECEではなく、恐縮です)。

非常に向いている・持つべき方

  • これから独立を考えて準備している方
  • ITフリーランスとして独立したてでまだオフィスが無い方
  • 副業用の経費決済用クレジットカードを別で作りたい方
  • しばらく年間200万円未満の経費決済が続きそうな方

▼初期コストが安いだけでなく、お得度もバツグンのカード

テックビズカード

テックビズカード
ポイント・還元率(基本)0.6%
ポイント・還元率(上限)1.1%
発行スピード2週間程度
年会費(初年度)
0円(税込)
年会費(2年目以降)
2,200円(税込)
追加カード
ETCカード
利用金額別の年間お得度
50万円利用の場合800円(税込)
100万円利用の場合3,800円(税込)
300万円利用の場合30,800円(税込)
1,000万円利用の場合107,800円(税込)
3,000万円利用の場合327,799円(税込)
算定条件の参考
・年会費は2,200円(税込)で計算。
・利用額200万円以上は還元率1.10%を使用。
  • 海外旅行保険 付帯有無:
  • 国内旅行保険 付帯有無:
  • ショッピング保険 付帯有無:
  • 国際ブランド:Mastercard
入会特典-

その他のキャンペーン情報:初年度は年会費無料!

▼じっくり自分・自社に合うカードを探してみたい方は、法人カード調査部のトップページもお読みください。

法人カード調査部公式サイトおすすめカードを探す

以下は、運営会社へのインタビューコンテンツです。

テックビズカード運営会社:株式会社NKC ASIAさんへのインタビュー

今回お話いただいた方
株式会社NKC 代表取締役 中島さま
株式会社NKC ASIA 代表取締役 中島さま

筑波大学卒業後、大日本印刷のIT部門で大手金融機関やスポーツメーカー、芸能事務所のBPO業務を担当。その後、個人会計事務所で財務や税務について学び、2015年3月に株式会社NKC ASIA設立。
 
1,000名近いITエンジニア・コンサルタントを擁し、主に人材事業で日本のテックシーンに貢献。更なる展開として2020年2月にはテックビズカードをリリース。

2020年3月に、株式会社NKC ASIAの代表取締役、中島さまにお話をうかがいました。

以下、対話形式の部分について

中島さまの発言は:NKC・中島さま 
編集部の発言は:法人カード調査部

それぞれ上記のようなバッジをつけて編集しています。

株式会社NKC ASIAの成り立ち・主要事業について

法人カード調査部 
本日はよろしくお願いいたします。

さっそくなのですが、株式会社NKC ASIA(以下:NKC社)の沿革・主要事業について教えてください。

NKC・中島さま 
はい。弊社は2015年設立で、東京本社からはじまり大阪、愛知、広島、福岡、ベトナムと拠点を拡大してきました。

主軸はITフリーランス(アクティブなエンジニア約700人・コンサルタント約70人)の人材事業です。業務委託・派遣・有料職業紹介といった形で、技術力を求める企業さまとお仕事をしている、という会社です。

法人カード調査部 
直近3~5年ほどで、いわゆる「ITフリーランス」「副業フリーランス」の市場が急激に拡大してきた体感があります。

そういった背景で、NKC社の強みはどのようなところにあるのでしょうか?

NKC・中島さま 
登録している方の専属性・アクティブ率の高さです。業界でもかなり上位に位置できている自信があります。

また、弊社で正社員雇用しているエンジニアの派遣も可能になっており、上場企業さまにおける機密性の高いプロジェクトでも安心してご契約、アサインいただいています。ありがたいことに、契約延長のお言葉も多数いただいております。

登録いただくエンジニアの方に対しては、この環境下でも長く所属したくなる共同体であり続けることを意識して、サポート体制・シナジーある関連サービスの立ち上げに力を入れています。

テックビズカード誕生の背景について

法人カード調査部 
今回の本題、テックビズカード誕生の背景について詳しく伺っていきます。

登録するITフリーランスの方への付加価値提供の手段として、今後NKC社への登録のきっかけ、チャネルとしての新規事業かと推察しますが、いかがでしょうか。

NKC・中島さま 
まさに仰る通りで、すでに登録してくださっているITフリーランスの方への新しい付加価値&これから独立される方への接点として、クレジットカード事業に参入しました。

これまでフリーランスの方から多く相談いただく話題が「独立時のクレジットカードについて」でした。カードが作れない、どんなカードを作ったらいいかわからない、という悩みが続出したんですね。

当初は他社のカードをおすすめしていましたが、どうせなら社内で素晴らしいメリットのあるカードを作れないか?と思ったのが大きなきっかけです。

独立したての頃は、経理管理・キャッシュフローで不安を抱える方が本当に多いです。そんな時にもハードルが低く作りやすい・実務で助けられる特典があることに反響をいただくことが多いですね。

法人カード調査部 
私が「法人カード調査部」を立ち上げたのもまさに同様の理由です。周りに相談できる方がいない社長さんも少なくないと思います。

NKC社はあくまでも人材事業・フリーランスの方と企業のマッチングが商売の主軸ですよね。となるとクレジットカード事業で大きく儲ける必要がなく、逆説的に付加価値への投資も思いきれる分、ユニークな法人カードを作れるかもしれない、という点も特色で、ある意味決断できた部分でしょうか?

NKC・中島さま 
そうなんです。カード事業で稼ごうとは思っておらず、弊社全体の付加価値の一つとして考えています。

実は、弊社でエンジニアとして稼働してくださる方には、年会費永年無料でテックビズカードを提供させてもらっています。

まずは持ってもらう人・このカードを使って良かったなという人をどんどん増やしていきたいですね。

提携カードの選定「EX Gold for Biz」をベースに

法人カード調査部 
少しマニアックな話かもしれませんが…

プレスリリースを拝見したときに、券面画像でピンと来ました。これってオリコのEX Gold for Bizをベースに作られた法人カードですよね?

▼テックビズカード

テックビズカード券面画像

▼EX Gold for Biz(ベース)

EX Gold for Biz M

法人向けの提携カードといえば三井住友系・ライフカード系・クレディセゾン系が主流なイメージの中、オリコの提携は珍しい!と思いました。

また、EX Gold for Bizは当サイト「法人カード調査部」でも1,2位を争うくらいよく申込みされているカードです。それだけ人気ということも事実です。

提携先として選択された理由を伺いたいです。

NKC・中島さま 
いろいろなカード会社さまと、提携のお話は進めていて、まずは弊社に登録してくださっている方にオススメできる・使ってもらえる法人カードを開発したい思いがありました。

世間でも個人事業主・副業で活躍されるフリーランスの方が増えていることを鑑みて、第一候補としても多くの方に推奨しやすいエントリー向けの法人カードがEX Gold for Bizでした。最終的には迷わずこのカードをベースに作る!と決めましたね。

まだこのカードをベースにした提携法人カードが無かったのもポイントでした。

テックビズカードで切り込みたい市場

法人カード調査部 
やはり、IT系フリーランスの方がメインのターゲットになってきますか?

NKC・中島さま 
はい、特典もITフリーランスの方に喜んでいただけるものを意識して増やしています。

また、意外と大きい隠れた市場として、本業の他に事業を持っていて軌道に乗ってきた方向けの「副業用のクレジットカード」としても使っていただけるようになるといいですね。

法人カード調査部 
どのようにアプローチ・接点を持っていくか、お考えはありますか?

NKC・中島さま 
まずは弊社にご登録いただいている方への告知からスタートしていきました。

今後は特典の提携先・Webメディアを中心に、新規顧客への獲得を並行して進めていきます。

2020年4月に政府・与党から「クレジットカードの明細も領収書として使える」と発表がある…という思惑もあります。

政府・与党はクレジットカードや電子マネーなど現金を使わないキャッシュレス決済による経費精算で一定の条件を満たせば、税務申告に必要な領収書を紙で保存しなくても良いことにする方針だ。

支払日や決済額を示すデータを領収書と同じように扱えるようにする。働く人の事務作業を大きく軽減できる。2020年4月からの実施を目指す。

引用:「キャッシュレス決済の経費精算、紙の領収書は保存不要 政府・与党、20年4月実施目指す」 – 日本経済新聞

▼紙の領収書自体の出番が減りそうです

財務省は企業の経費精算で紙に基づいた税務処理の手続きを見直す。

現在は領収書を電子的に読み込んで保存する場合、税務署の事前承認を得たうえで、事後的に原本との照合も求められる。

こうした煩雑な要件を廃止し、紙の書類を廃棄しやすくする。2021年度税制改正での実現をめざす。

引用:「紙の領収書、廃棄しやすく 電子保存の手続き簡素化」 – 日本経済新聞

これが実現されれば、確定申告する人たちに向けて「レシート保存無しでもこのカード1枚で経理管理・確定申告が楽にできますよ!」という訴求もできそうです。

テックビズカード、今後の展開

法人カード調査部 
なかなかユニークな特典・提携を実現されているというのがテックビズカードの特色かと思います。

おもしろい特典の紹介や、今後の展開などもご教示いただけますでしょうか?

NKC・中島さま 
もともと弊社にあるサービスでいくと、記帳代行・税務のサポートサービスは多くの方に喜ばれています。

年間トータル6万円で決算(確定申告)まで実施でき、通常税理士さんに依頼する際の相場を考えると相当安いんですね。

正直、うちと提携している税理士さんは相当がんばってくれています。これには本当に感謝しかありません…。

※さすがに、毎月処理可能な領収書の枚数には上限があるそうです(現時点では30枚/月 程度)。

他にも随時いろいろな会社さまと提携のお話を進めており、今は日本全国の中小コワーキングスペース・レンタルオフィスが便利に使えるような特典の充実化をがんばっているところです。

テックビズカードのパンフレット・説明資料

2020年2月のリリース以降、上記のようなご入会申込書つきのパンフレットを置いてくださるパートナーさんも少しずつでてきています。

我々はクレジットカード事業が主体の会社ではないので、特典の充実だけで差別化を作っていくしかありません。足を使って、必要性のあるサービスを少しずつ増やしていきます。

法人を取り巻くキャッシュレスはどうなっていくか

法人カード調査部 
少し大きな話題になりますが、今後、法人を取り巻くキャッシュレス・お金はどのようになっていくと予想されますか?

NKC・中島さま

経産省の消費者キャッシュレス還元事業・決済アプリの盛り上がりによって「たしかに現金よりもいいよね」という流れは出てきていると思います。 法人においては、「カードの明細書を領収書として認める」というお墨付きが出ればキャッシュレス化はさらに進みそうです。

また、法人ならではのお金の話でいくと「キャッシュフローを楽にする」分野はおもしろいと思い注目しています。たとえばファクタリングのような「前払い」の仕組みは今後どう浸透していくのかな、と楽しみです。

フリーランスを取り巻く環境はどうなっていくか

法人カード調査部 
貴社の主戦場である、フリーランスを取り巻く環境はどうなっていくでしょうか?

NKC・中島さま 
確実に、勤務や雇用体系を問わずリモートでの受注・フリーランスの活躍の場は今後も増えます。フリーランス・副業人口もまだまだ増えます。 一方で、正社員のときは無かった(見えなかった)悩み・痛みが必ず出てきます。苦手な書類処理などは得意な人に巻き取ってもらうなどして、「本来の仕事だけに専念できる」環境をうまく構築できるフリーランスの方が伸びていくのではないでしょうか。

ウチはこういった変化に対してカバー・サポートできる会社でありたいですし、実際に独立したい、登記したいと思ったときに開業届・税務などスタートの雑務部分からすべてを巻き取ったり、サポートさせていただく体制が整っているのが強みです。 仕事をマッチングする・獲得できる場は徐々に整ってきているので、その前後までを丁寧にサポートする機能を担う会社も続々出てくると思いますよ!

会社として、今後どのように貢献されたいか

法人カード調査部 
インタビューも終盤ですが、「どのように社会に貢献されたいか」一言メッセージをいただけますでしょうか?

NKC・中島さま 
働き方を変えて、世界を変える」が弊社のミッション(目指すゴール・目的)です。 フリーランスの方たちが、正社員と同じような安心感・何不自由なく働けるような制度構築やサポートで貢献できる会社としてがんばっていきます。

まとめ・インタビュー後期

以上、テックビズカード(株式会社NKC ASIAさま)についてでした。

ターゲット層のエッジある明確化・エンドユーザー第一に考えた付加価値提供・差別化された商品設計がかなりクリアで、今後が非常に楽しみな法人カードです。

代表の中島社長はまだお若くありながら、国外のベンチャー企業への事業投資・オフショア開発での連携など「攻め」の経営にも、一手一手確実に取り組まれていました。会社としての展望も、期待大です。

ITフリーランス・副業ワーカーとして事業決済用カードを作りたい方は、ぜひテックビズカードをご検討ください。

テックビズカード公式サイト

参考情報

ゴールドカード 法人カードの券種紹介

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