当記事では、注目度が上がっている「ファクタリング」業界の大手、株式会社ビートレーディングを紐解いていきます。
記事前半ではおもにファクタリングの解説・会社概要を、後半では、実際に編集部が本社に足を運びインタビューしてきた際の内容をまとめています。
非常に長い記事になっていますので「もくじ」をご活用ください。
※「もくじ」から気になるポイントまで直接飛ぶこともできます。
ビートレーディング社はファクタリング業界を牽引する大手!
ファクタリング会社では、売掛金を買取り、キャッシュフロー改善を助ける業務を行っています。
ファクタリング業務に特化した大手会社が「ビートレーディング社」です。
最短5時間での資金化を実現するスピード審査・2者間ファクタリングを中心に、少額~大口まで幅広いニーズに対応しています。
(最小3万円~最大7億円の債権買取に応じたこともあったそうです)
この判断力を可能にしているのが、業界トップクラスの実績です。
ファクタリング業界でトップクラスの実績
20222年の利用者数は約9,300件で月間で約780件もの問い合わせがあります。
データは公式サイトで詳しく確認できます:業績推移 – 株式会社ビートレーディング
最短2時間での資金調達、買取金額の幅の広さ、契約方法の柔軟さは、これまでの実績件数の賜物と言えるでしょう。
ビートレーディングの特徴は安心感・透明性の高さ
同社のユニークな点として、専任の女性オペレータ制度を導入していることが挙げられます(初回お問合せは必ず専任の女性オペレーターが対応してくれます)。
初回でも安心して相談できそうです。
また、ファクタリング会社としては珍しく、公式Webサイトでは社員紹介ページなども公開されています。
全体的に透明性や安心感への気配りがうかがえます。
会社概要
会社名 | 株式会社ビートレーディング |
代表者 | 代表取締役会長:鈴木 秀典 代表取締役社長:佐々木 英世 |
対応エリア | 日本全国 |
本店(支店)所在地 | 東京(仙台・大阪・福岡) |
資本金 | 7,000万円 / 資本準備金 5,000万円 |
事業内容 | ファクタリング事業 コンサルティング事業 等 |
ファクタリングの概要・利用に向いているケース
そもそもファクタリングとは?
ファクタリングとは「売掛債権」をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、支払期日よりも前に現金を受け取り、売掛金が未回収になるリスクを軽減するサービスです。
企業の「キャッシュフロー改善」を目的としています。
よって、貸金業法の規制を受けないため、審査スピードが早いのが特徴です。
金融機関で融資を受けられない、支払いサイトが長く口座になかなか現金が振り込まれない、といった悩みを抱える事業者さんには重宝される資金調達手段です。
ファクタリングのメリット
ファクタリングは「売掛金の支払期日よりも前に現金を手にすることができ、売掛金の未回収リスクを軽減できる」というのが大きなメリットです。
- 支払いサイトが長い請求書もすぐに資金化できる
- 売掛先の信用力が審査対象となるため中小企業でも審査に通りやすい
- 融資とは異なり担保が必要ない
- 信用情報に登録されないため、融資を受ける際に悪影響が無い
ファクタリングは申込から数日程度で資金調達できるので、とにかく早く現金が欲しい場合は頼もしいサービスです。
ファクタリングのデメリット
ファクタリングの主なデメリットは「手数料」です。
- 融資等の資金調達手段よりは手数料が割高になる
- 契約書に債権譲渡を禁止する条項がある場合は利用できない場合がある
- 契約内容によっては取引先に連絡が必要になる(3者間ファクタリング)
メリットとデメリットを理解したうえで利用できるといいですね。
ビートレーディングの「注文書ファクタリング」なら、仕事が始まる前の注文書も資金化できます。
申し込みから審査完了まで最短30分のスピード対応が魅力です!
利用に向いているケース
- 融資までの繋ぎ資金が必要
- 決算が赤字、税金や社保の滞納がある
- 支払いサイトが長い事業(介護報酬等)をしている
- 急な資金ニーズが発生した
利用に向かないケース(ファクタリング以外の方法でもいいケース)
- 十分な口座残高がある
- キャッシュフローに余裕がある
- 銀行の審査を待てる・融資を受けることができる状況
このどれかに当てはまっていれば、正直ファクタリングの利用タイミングではないはずです。
※急な資金ニーズが発生したタイミングで、「ファクタリング」や「ビートレーディング社」の利用を検討してみてください。
初めてのファクタリングに、ビートレーディング社がオススメな理由は?
ビートレーディング社の特徴である下記3点は、初めてのファクタリングとして選ぶのに十分な理由となってくれます。
- 500億円以上の買取実績(業界トップクラス)
- 初回でも安心の専任女性オペレータ対応
- 全国対応で事例が多い(買取実績が多いため過去のケースが豊富で審査も柔軟にできる)
ビートレーディングを利用した企業の評判・口コミを探すのは難しい
事業の性質上、おおっぴらにファクタリング利用を公開するのも不自然なため、なかなかリアルな口コミというものは出てきません。
BtoBなのでなおさらネット上には転がっておらず、実際の利用者とコンタクトを取ることは難しかったです。
その代わりといってはなんですが、2019年9月に実際にビートレーディング社の東京本社へうかがい、代表取締役社長の佐々木氏にインタビューする機会をいただきました。
そのときの内容を下記にインタビュー形式でまとめています。 ビートレーディング社についてより深く知るコンテンツとなれば嬉しいです。
株式会社ビートレーディング代表取締役社長、佐々木氏へのインタビュー
日本全国エリアで、ファクタリング・コンサルティング事業を行う株式会社ビートレーディングの代表取締役社長。企業のキャッシュフロー問題を解決すべくファクタリングの先駆者として日本一を目指し日々邁進中。
2019年9月に、株式会社ビートレーディングの東京本社にてお話をうかがいました。 以下、対話形式の部分について
佐々木社長の発言は:ビートレーディング・佐々木社長
編集部の発言は:法人カード調査部
それぞれ上記のようなバッジをつけて編集しています。
結果的に「ファクタリング」に辿り着いた創業期
法人カード調査部
早速ですが、創業から今までの流れ(沿革)をうかがえますでしょうか?
ビートレーディング・佐々木社長
元々は別の会社で古物事業を経営していました。 そんな中、ずっと質屋業に興味をもっていて、BtoC(ある意味CtoBtoC)の古物商から、どうにかBtoBの質屋をやれないか?と日々考えていました。
しかし、質屋の免許を新しく取得することはなかなか難しいんですよね。最初の高いハードルでした。 それでずっと悩んでいたのですが、結果として創業150年近い個人事業でやっている質屋を買収、質屋業をスタートする事ができました。
ところが、全国にないBtoB向けの質屋を目指してスタートしたのですが…全く反響がないんです。
理由、わかりますか?
お金がない会社は質屋に持ってこれるモノ、資産をなかなかお持ちでいらっしゃらないのです。持っているものといえばコピー機と電話機くらい。
そんな中、お客さまとお話ししていたら、ある日こんな相談をいただきました。
(ほう?)と思いながら、早速弁護士さんに法律を確認したところ、質屋が債権を担保にお金を貸すのはやはり違法。
ただし、債権を買い取りキャッシュフローの手助けをするのは法的に問題ないということを知り、それが結果として「ファクタリング」というすでにあるビジネスだった。という感じです。
そうして、当時Yahoo!Japanで10万円分だけ広告を配信してみたら電話がたくさんかかってきて、(やっぱりニーズはあるんだ!)と確信しました。 それが2010年の後半で、ファクタリングという資金調達が世の中で必要とされるタイミングとも重なっていたので、ここから腰を据えてやっていくことになります。
※「世の中で必要とされるタイミング」については後述します。
法人カード調査部
最初からファクタリングをやろうというスタートではなく、BtoBの質屋業を模索しなかなかうまくいかない中でもお客さまとの対話の中からニーズを汲み取り、それがファクタリングというビジネスだった、という流れがなんだか感慨深いですね。
まだまだ業界自体の認知度がない中での参入
法人カード調査部
実は私も2010年頃に「介護報酬のファクタリング」という仕組みを知っていて、そこからずっと興味深い業界だな、とは思っていました。
このように、その頃すでに事実として「ファクタリング業界」というものは存在していたと思うのですが、当時はどういった状況でしたか?
ビートレーディング・佐々木社長
確かにそうですね、支払いサイトが長くなかなかお金が手元に入金されない「介護」などの業界では早くからファクタリングがよく用いられてきたと思います。 2010年頃、いわゆる「大手」は2社ほどでした。
BtoBということもあり、業界全体がまだあまり知られていなかったですね。 なので、逆にいけるかも?と思ったのはあるかもしれません。 まずはニーズのある社長さんと着実に接点を持っていこうと思い、検索広告などで自社をアピールしていきました。
景気循環・時代背景と「ファクタリング」
法人カード調査部
ファクタリングはある意味、景気にも敏感なビジネスだと思うんですが、その点はいかがでしょうか? 好景気だとファクタリングのニーズも伸びやすいのかなと。
直近5~10年の背景・イベントとともに、業界の成長の要因としてある意味景気は影響しているのかどうか、というのを伺いたいです。
ビートレーディング・佐々木社長
はい、たしかに好景気になれば売掛金が多くなるので、攻めの成長を遂げたい企業さんの手助けをするような場面が増え、ファクタリング業界のニーズも相応に高まります。
ただ、それ以外にもファクタリング業界が成長している要因がいくつかあると思っています。
たとえば、大きなターニングポイントとして2006年成立~2010年には改正貸金業法が完全施行となりましたよね。 改正貸金業法によって、かなりの数の消費者金融と商工ファンドが無くなったことも大きなきっかけと言えます。
▼貸金業者数の推移グラフを見てください。
たしかに、貸金業者数は改正貸金業法の成立前と比較して87.6%減少しています。
法人カード調査部
改正貸金業法については理解していたつもりでしたが、ここまで貸金業者の数が減ったのは想像もしませんでした。
ビートレーディング・佐々木社長
グラフで見ても、強烈ですよね。 当時まさに現場の声を聞いていた我々はなおさら、毎日のように(また貸金業者がつぶれている…)とか、(以前まで借りれた業者でお金が借りれない…)といったネガティブなニュースをたくさんを耳にしていました。
そして2008年にはリーマンショックもあって、金融業界の構図がガラッと変わってしまった…。というイベントも重なっています。
たしかに消費者の視座で見ると、総量規制・上限金利引き下げなどで多重債務者は確実に減っていますし、法改正による一定の「社会的価値」といえる効果は見えてきています。
一方で、それまで「どこかではつなぎ融資のお金を工面できていた」という会社さんが借りるアテもなく途方に暮れる…という状況になったのも事実です。 その影響でお金を借りる先が銀行(および公的金融機関)しかなくなり、そこで借りれない社長さんがたくさんいて、ファクタリングの需要が上がっているのも大きな要因ですよね。
法人カード調査部
力強く、かつわかりやすい時代背景のご解説、ありがとうございます。
たしかに、ファクタリングという仕組みが埋めるしかないスキマができたような約10年なのかもしれません。非常に勉強になります。
今後の展望・ポジショニング・業界はどうあるべきか
法人カード調査部
現況を鑑みつつ、ビートレーディング社としては今後どのようなポジションをとっていきたい、というお考えはありますか?
ビートレーディング・佐々木社長
まさに、これから数年で頑張っていきたいことがあります。 ここから3年の展望としては、「ファクタリング業界として市民権を得る」がテーマです。
今、正直に申してファクタリング(業界)に対して悪いイメージを抱いている方、良いイメージを抱いている方という感じで二極化しています。 良いイメージをお持ちの方のほうが少ないかもしれませんね。(違法なんじゃないか?)(本当に大丈夫なの?)と言われることもありますし。
なので、まだまだ市民権は得ていないと考えてます。 ファクタリングは正当な債権買取をベースとしている真っ当なビジネスです。弊社で経営陣・社員紹介をWebサイト上でしている姿勢からもくみ取っていただけたら嬉しいですね。
お客さまに関しても、何度も感謝いただいて、繰り返し使っていただけている会社さん、たくさんいらっしゃいます。
先ほど申した通り、現日本において「銀行ができていないリスクを負う資金繰りやキャッシュフローを助ける事業」と自負しており、非常に意義も大きいです。 国にお墨付きをいただくという意味でも、そろそろ許認可制度が必要とされてくるタイミングかなと見ています。
ここから数年は、弊社が率先・牽引する形で業界団体を作って自主的に健全化が働く業界にしていきたい、という気持ちがありますね。
なかなか楽な道ではないですが、累計2万社近い利用社数・400億円以上の買取をやってきた弊社だからこそ担える役目、社会的責任なのかもしれません。
ビートレーディング社の特徴や隠れた強みは「透明性」「場数」
法人カード調査部
改めてうかがいますが、ファクタリング業界でサービスを提供していく上で意識されていることはありますか?
先ほどおっしゃられていたある種の「正々堂々・透明性」や、「専任の女性オペレーターが初回対応」などはWebサイトを見ていても一貫しており、意識して作られた点かな、と感じました。いかがでしょうか。
ビートレーディング・佐々木社長
正直、「透明性」はすごい意識して作りました。
もともとファクタリング事業をやっていくのは周りからすごく反対された過去があります。行政からにらまれるんじゃないか、など。 でも、きちんとしたビジネスだから、せっかくやるなら正面から正々堂々とやろうと思ったんです。
なので、Webサイトひとつとっても、できる限り顔が見えるようにしたりと透明性を意識しました。Webサイトには本当に弊社のありのままを隠さず出していますし、まずは気軽にご相談いただければ嬉しいです。
法人カード調査部
では、他社と比べた圧倒的な強みはどこでしょうか?
ビートレーディング・佐々木社長
ズバリ「これまで経験した件数・場数」ですね。
本当にとてつもない件数をやってきました。お問い合わせ件数だけでも2018年には2万件を超えています。
その分多くの失敗も経験してきました。詐欺、破産、弁護士から連絡が来たりなど…。全て真っ向勝負で問題解決してきました。本当に大変でした。
でも、そういった失敗をたくさんしたので知見と経験は絶対の自信があります。だからこそ審査スピードだったり、初回でも安心して使っていただける、という点に反映できているかなと。
法人カード調査部
ファクタリング業界でも、第三者割当で資金調達調達して新規参入する会社が出てくるなど、ここ数年で非常に競合企業が多くなっている(業者数が増えている)印象を受けます。
このような環境下で工夫されていること、やっていくことはありますか?
ビートレーディング・佐々木社長
少なくとも今は、手数料引き下げの流れに安易に乗らないように気を付けています。
「手数料が安い」ということは一見すると利用者のメリットではあるのですが…値下げすることにより、低リスクかつ少額案件を大量にこなす必要が出てくる と考えています。
もちろんマーケットとしてそのニーズがあることを理解しているのですが、業歴も比較的長くなってきて大口の案件も対応している当社が「値下げ・低リスク・大量受注」というポジショニングを取ることにより、これまでのニーズ・お客さまに提供が難しくなるという状況は避けたいなと。
ある程度のリスクを許容し、その対価として決して低すぎない手数料を設定させていただくことの意義もあります。 2者間での債権買取となると、リスクは高いものの多くのお客さまと検討ができます。
自分たちのクオリティは保ちつつより良いサービスと安心を提供することを今後も徹底していきます。 もちろん、劇的に環境が変化すれば手数料を下げることも検討していますけどね。
資金調達のサポートにとどまらず、経営サポート領域には興味
法人カード調査部
資金調達のお手伝いもやりますという表記をHPで拝見しました。
ある意味(いい意味で)「ファクタリングの利用を卒業される」タイミングも企業にはあると思っており、そういった運転資金調達の出口サポートのようなことも現在・今後もやられるんでしょうか?
ビートレーディング・佐々木社長
職業柄、様々な業種のお客様と接する機会があります。面白い事業をやってる会社さんや親の代から超が付くほどの大手企業と取引をしている会社さん、本当にいろんな会社さんがあります。
弊社をご利用いただく理由は様々ですが、何らかの理由で資金が必要になっているわけですよね。そういったお客様を見ていると(少し工夫するだけで現況は十分に改善しそうだな…)と感じることは非常に多くあります。
ですので、ファクタリング以外の領域でも、これまでの知見が活きる領域があると思いますし、そういった部分には非常に興味があります。
新しい展開・多彩なチャネルを広い視野でディスカッション
法人カード調査部
少し話は変わりますが、当メディアは法人向けのクレジットカードについての情報を発信しており、関連情報を日々リサーチしています。
2019年の話題ですと、今までクレジットカードを持てなかった方のための「デポジット型」の法人カードが登場しました。
過去に割賦払いの遅延などがあり、個人信用情報などに傷がついてしまっている社長さんもいらっしゃいますが… このカードはショッピング利用可能額と同額の保証金を必要としつつも、クレジットカードと同様の機能に使える、というユニークなメリットを提供しているおもしろい法人カードです。
こういったサービスをビートレーディング社が提供することがあれば、それ自体がビジネスになるだけでなく新しくファクタリングを使うお客さまの入口となるチャネルのような役割にもなるのかな、と考えました。
こういった「新しく接点を持つチャネルとなるビジネス」など今後ご検討の余地・ご興味はございますか?
ビートレーディング・佐々木社長
ええっ!今、そんなカードがあるんですか!
クレヒスが悪くてカードの審査に通らないなど、審査に不安がある方にも重宝されそうなカードでとてもいいですね。
スマートフォンの分割払い販売などによって意図なくクレヒスに傷がついている方も少なくないでしょうし、私の以前の趣味が「クレジットカードを作ること」だったので、すごく面白いと感じました。
たしかに、キャッシュフローのサポート・チャネルになるという意味ではファクタリングという本業とブレませんし、おもしろいかも。
法人カード調査部
もっと別の話ですが、チャネルに関連して、、、 マーケティングの代行会社(広告代理店やWeb制作会社)は世の中にたくさんありますよね。こういったところと業務提携などすれば、業績が急成長する会社の資金ニーズとも接点が持てるのではないかと。
たとえば業績の急成長局面でも、売上入金までの支払いサイトが長かったり、法人税関連で一時的に(キャッシュフローがマズいぞ…口座に全然現金がないじゃないか…)というシーンは発生しますよね。 こういったタイミングで慌てて金融機関に相談しても、審査には一定の時間はかかります。
「攻めの資金ニーズ・つなぎ融資」に第三者も絡めて対応する、というのも成立しますかね?いかがでしょうか。
ビートレーディング・佐々木社長
それもすごく興味深いですね。ニーズあると思いますし、弊社としてもお手伝いしやすいですね。
ちょっと難しい話ですが、第三者が確定的に介在するモデルなら3者間ファクタリングでも成立しそうです。 取引先(提携先)がいつも同じ会社であれば、3者での取り組みを前提とした仕組み作りをすることで、結果として手数料をやや安くできる・審査をスムーズにできるという利用者さんへのメリットも作れていいなと思いました。 いつか実現したいですね…!
社長のビジネス哲学・会社として絶対にやらないこと
法人カード調査部
今回のインタビューも終盤です。 佐々木社長のビジネス哲学・会社として絶対にやらないと決めていることなどをうかがえますでしょうか?
ビートレーディング・佐々木社長
自分のビジネス哲学としては、「裏切らない」これだけです。だいたいのことはこれで何とかなります。 だいたいのことはビビらない。何とかなる。明日は必ずやってくるので、明日も笑って仕事するしかないんですよね。
テクニカルな経営術なんて特にないんですよ…。 会社としては、過去の失敗から「本業からブレる」ことはしないと決めています。別事業に進出する場合は子会社などでやると思いますし。
さいごに
法人カード調査部
最後に、こちらの記事をご覧いただいている、主にビートレーディングさんでのファクタリングを検討されている方に向けたメッセージをいただけますか。
ビートレーディング・佐々木社長
消費者金融・銀行など、どこにいってもお金を借りれずどうにもいかなくなり苦しい状況があると思います。
当社では苦しい状況にあり悩んでいる方に対して様々なアドバイスができる。自分も何度も挫けそうな時がありましたが、必ずやってくる明日に向かって毎日あきらめずにやっていたらなんとかなりました。
当社への1本の電話・メールで悩みを解決できる・肩の荷が下りることもあります。
ビートレーディング:公式サイト経営に関する資金面のご相談はぜひ気軽にいただければ嬉しいです。いつでもお待ちしています。
インタビュー後記
ファクタリングという業界がなぜ必要なのか?という時代背景を絡めた解説、そして自らが牽引して行くんだという強い意志とブレない視座を感じた1時間でした。
同席いただいた社員さんにも少しお話をうかがいましたが、「非常に社内の風通しが良く、現場の意見が通る・血の通った話ができる」というコメントをいただけました。
- 会社の風通しが良い:31%
- 頑張りをしっかりと評価してもらえる:27%
- 自分の成長が実感できる:26%
佐々木社長のお人柄・信念がメンバーにも浸透している気がしました。 クレジットカードやアプリで盛り上がっているtoCのキャッシュレスブームだけでなく、toBの金融業界もまだまだ変化の余地を感じます。
今後もクレジットカード業界にとどまらず、キャッシュレス・金融を広い視野で勉強し、すこしでもわかりやすく読者の皆さんにお届けしていくべく精進致します。
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