法人カードを作ったら固定費(公共料金・光熱費・税金)はカードで支払うのがおすすめです。
固定費をカード決済すると、毎月コンスタントにポイントを獲得できます!
固定費の法人カード払いには一部気を付けたいポイントもあるため、ぜひこの記事でおすすめカードや注意点を確認してください。
おすすめ法人カードを確認する
法人カードを利用するメリットを再確認
まず、法人カードの主なメリットをおさらいしておきましょう。
▼固定費の支払いにおすすめの高還元率法人クレカ▼
→マイル還元率1.125%と高還元&年会費に対してのスペック・特典が最高です。従業員カードは4枚まで発行OK!
→還元率1.25%と高還元!金属製のカード、豊富な特典にコンシェルジュサービスもついたハイステータスな1枚。
1.経理処理の簡素化
会社の固定費を経費処理する際に、固定費をカード払いしておけばカードの利用明細を使って簡単に帳簿を付けられます。
カードの利用明細には、カードで決済したすべての履歴が一覧で表示されるため、他の経費もまとめて経理処理を簡素化できます。
大企業になると経費の種類が多いため、固定費専用の法人カードを作る企業もあります。
2.ポイントが貯まる
多くの法人カードは、カードを使えば使うほど多くのポイントを獲得できます。
プライベートで使うクレジットカードでも、少しでも多くのポイントを獲得するために固定費をカード払いしている方は多いですよね。
ポイントを貯めやすいのは、固定費をカード払いするメリットの中でもっとも実感しやすいメリットです。
3.口座引き落とし日が一括になるため支出管理がしやすい
固定費の支払日は各サービスごとにさまざまです。
すべての固定費をカード払いすると、「固定費の支払日=カードの引き落とし日」とすべての支払日を統一できます。
固定費の支払日を統一すると支出を把握しやすくなります。
4.キャッシュフローの改善効果
法人カードは締め日に支払額が確定し、支払日に確定した金額を支払います。
ほとんどの法人カードは支払日が翌月なので、約1ヶ月ほどのキャッシュフロー改善効果があります。
これは固定費をカードで支払う場合も同じです。
5.利用実績がたまり限度額・グレードアップに好影響
法人カードはゴールドやプラチナなど、上位カードが用意されているタイプが多いです。
利用実績に応じて上位カードのインビテーションを受けることができるケースがあるため、固定費をカード決済すると利用実績を積みやすいメリットがあります。
ぜひこの機会に、「法人カードで支払える固定費はないか?」と支払い方法を見直してみてください。
主な固定費の種類
固定費には、光熱費や通信費などさまざまな種類があります。
ここでは一般的な固定費を紹介していきます。
会社の規模により支払う固定費の金額に差がありますが、基本的に金額に関係なくカード払いにした方がお得ですよ。
少額であっても固定費は可能な限りカード払いにしましょう。
▼固定費の支払いにおすすめの高還元率法人クレカ▼
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オフィスの公共料金
光熱費(電気・ガス・水道)は、固定費の定番です。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
これらは業種等に関係なく会社を運営する上で必要不可欠なケースが多いですね。
備品・消耗品費
消耗品系の固定費は、業種等によって違いが出やすい固定費の種類です。
- PC、タブレット
- ソフトウェア、クラウドサービス
たとえば、プリンターが必須な業務なら、毎月のインク代や用紙代などが該当するでしょうか。
さまざまな備品や消耗品を定期的に購入する企業ほど、どのような品をカード決済に変更するのかを見直しておきたいですね。
通信費
通信費も固定費の定番です。
- 通信料金
- プロパイダー料金
- 携帯料金
- 固定電話料金
- サーバー料金
通信費といえば真っ先に電話料金が思いつきますが、ネット社会になってプロバイダー料金やホームページ運営のサーバー料金等も定番になりつつあります。
税金
税金もクレジットカードで支払えます!
- 法人税
- 法人住民税
- 法人事業税
- 消費税
- 所得税
- 自動車税
国税や都税をカードで支払う場合、「納付額」+「決済手数料」が必要です(決済手数料はカード払いのみで発生します)。
- 国税:
最初の1万円まで83円(税込)、その後は1万円ごとに83円(税込)加算 - 都税:
最初の1万円まで40円(税込)、その後は1万円ごとに75円(税抜)加算
クレジットカードで納税するときの最低条件は、決済手数料をポイント還元率で相殺できるかどうかです。
税金の法人カード払いについては、別途詳しい記事がありますので、そちらを参考にしてください。
税金のカード決済では、上記の2点を確認してださい。
手数料を考えると還元率1.0%以上のカードを使いたいところです。
その他
国税のように別途手数料が発生する固定費は他にもあります。
地代家賃や社用車費などは一般的にカード決済されていない(実際はカード決済可能だが、不当に手数料を上乗せしている業者が多い)印象です。
基本的に別途手数料が発生する固定費については、国税と同様にポイント還元率で相殺できるかどうかを調べてから判断するのがおすすめです。
クレジットカードで支払い手続きをする方法
以前はカード決済できない固定費が意外と多かった印象ですが、今はクレジットカードで支払える固定費のほうが断然多いです。
「カード決済できるかどうか?」は、ジャンルによって異なるのではなく会社ごとに異なります。
たとえば、電力会社の場合では、「◯◯電力はできるが△△電力はできない」といった具合に各社異なります。
あらかじめ、利用している会社がカード払いに対応しているか確認しておいてください。
- 自社で発生している固定費を書き出す
- 各サービスがカード払いに対応しているか確認する
- 支払い方法をカード払いに変更
この手順で進めるとスムーズかと思います。
各支払先のウェブサイトから手続きする
ほとんどの固定費は各社のホームページから支払い方法の変更ができます。
WEB経由で変更できない場合は、用紙での手続きになるため電話や窓口で支払い方法の変更を伝えてください。
「F-REGI 公金支払い」を利用する
「F-REGI 公金支払い」は、税金や光熱費などの固定費を簡単にクレジットカードで支払えるサービスです。
主な手順は下記のとおり。
- 支払いたい項目が対応しているか調べる
- 支払いたい項目の納付書等を用意する
- 支払いに使用する法人カードを用意する
- 画面の指示に従って手続きを進める
F-REGI 公金支払いのTOPページには、支払える費用が自治体ごとに一覧となって掲載されています。
対応している固定費の種類が多いので、一般的な固定費の多くはF-REGI 公金支払いで対応できる可能性が高いです。
法人カードで固定費(公共料金など)を支払う注意点
法人カードで固定費を払うときには下記4点のポイントに注意してください。
- 固定費をカード払いにできるかは各サービスによる
- 固定費のカード払いには手数料が発生することがある
- 利用限度額を超えないように注意
- 公共料金ではポイント還元がない(還元率が低くなる)ケースもある
前半の「1」と「2」については先ほど解説したので、後半の「3」と「4」について以下で詳しく解説していきます。
利用限度額を超えないように
法人カードは利用限度額が設定されており、限度額は審査で決定されます。
一般的に、限度額は「一般」→「ゴールド」→「プラチナ」の順で高くなるため、経費支出が大きい企業は上位カードを作っておくのがおすすめです。
また、一時的に高額限度額が必要な状況ではカード会社に限度額の一時引き上げを交渉してみるのもいいでしょう。
ラグジュアリーカードなら、事前に決済額分を入金することで限度額を柔軟に拡大してくれます!
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公共料金ではポイント還元が付かないケースも
法人カードの一部には、公共料金・税金の支払いではポイントがつかないor還元率が下がるカードがあります。
たとえば、法人カード定番の「アメックス法人カード」の場合、光熱費などの支払い時はポイント還元率が半減します。
固定費の取り扱い(ポイントがどうなるか)は各カードによりますので、事前にポイントプログラムを確認してください。
固定費で効率的にポイントを貯めるなら、「高還元率かつ固定費の支払い時もポイント還元率が下がらないカード」を選びましょう。
これは各カードによりますし、どの公共料金がポイント付与対象外なのかも各カードによります。
個人事業主・起業初年度におすすめの法人カード
固定費用として法人カードを検討しているなら、高還元率な法人カードがおすすめです。
- ラグジュアリーカード ブラック
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
- JCB Biz ONEゴールド
還元率が高ければ経費全体を通してポイント回収の効率がいいため、高還元率に越したことはありません。
紹介する3枚は、いずれもポイント還元率が高くその他のスペックもかなり優秀です。
ラグジュアリーカード ブラック
法人ラグジュアリーカードは、固定費のカード払いしでもお得です。
- チタン:1.0%
- ブラック:1.25%
- ゴールド:1.5%
※もっとも年会費が安い「チタン(Titanium Card)」でも、ポイント還元率は1.0%です。
法人カードの中でも高還元率な部類なので、固定費の支払いに最適ですよ。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 110,000円(税込) |
2年目以降 | 110,000円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.25% |
上限 | 1.25% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | Master |
入会特典 | |
---|---|
ラグジュアリーカードはブランドの方針で、基本的に入会キャンペーンなどは実施していません。 |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
▼年会費 全額返金保証 |
インビテーションなしで持てる「ブラックカード」として名実とも確かな1枚。メール対応可能なコンシェルジュを含め特典は使い切れないほど充実。通常還元率1.25%は納税時も変わらず、年間1,000万円以上使う方であればポイントだけで十分に年会費分を回収できます。
とはいえ、ラグジュアリーカードは年会費が最安でも5万円+税かかってきます。
まだハードルが高いな…という場合は下記の2枚がいい候補になります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、JALマイルの還元率が最大1.125%です。
固定費を支払いながらも1.125%の還元率でJALマイルを貯められるので、出張等でJALを利用することが多い企業におすすめです。
また、限度額も1,000万円まで見込めるため、個人事業主から大企業まですべての方が柔軟に使いやすい法人カードです。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 22,000円(税込) |
2年目以降 | 22,000円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.125% |
上限 | 1.125% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | AMEX |
入会特典 | |
---|---|
初年度年会費(22,000円)が無料! |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
- |
最もコスパがよく法人初年度から持ちたいプラチナカードです。コンシェルジュ付き、JALマイルが最高ランクの高還元率・空港ラウンジ使い放題のプライオリティパス等の特典も全部込みで年会費2.2万円/税込です。
JCB Biz ONEゴールド
JCB Biz ONEゴールドも個人事業主OK&本人確認書類だけで申し込める法人カードです。
年会費5,500円の格安ゴールドカードでありながら、基本還元率1.0%・空港ラウンジ特典がつくバランスのいい仕上がりです。
初年度は年会費無料のため、「法人カードとはどんなものか?」を知りたい方は、ぜひ1年間お試し感覚で利用してみてください。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 0円(税込) |
2年目以降 | 5,500円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.0% |
上限 | 2.0% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | × | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | × | |
国内旅行保険 | × | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | JCB |
入会特典 | |
---|---|
▼インターネット新規入会特典(期間:2025年3月31日まで) |
その他のキャンペーン情報 | |
---|---|
・「弥生会計 オンライン(セルフプラン or ベーシックプラン)」が2年間無料 |
顔写真付き身分証明書のみでWebから簡単申込可能。初年度年会費無料&空港ラウンジ利用可能で全体的なスペックがバランスよく仕上がっています。
【コラム】シェアオフィス・レンタルオフィスであれば家賃もカード払いできる可能性が…
オフィス等の家賃はカード払いできないケースが多いですが、レンタルオフィスならカード払いできる可能性があります!
レンタルオフィスには、「シェアオフィス」や「コワーキングスペース」などさまざまな種類がありますが、多くは各プランの費用を月額で支払います。
家賃もカード決済できれば、ほかの固定費とあわせてより毎月の支出を管理しやすくなりますよ。
電気代など公共料金も家賃に含まれる
レンタルオフィスのプランは各サービスさまざまですが、月額料金に光熱費が含まれているケースが多いです。
契約前に「どのような費用があるのか?」と「光熱費等は月額費用に含まれるのか?」は確認しておくようにしましょう。
創業期のレンタルオフィスは便利でおすすめ!
「自宅兼事務所を回避したい」や「都心一等地の住所で信頼を高めたい」などの理由があるとき、レンタルオフィスは非常に便利なサービスです。
創業期はオフィスをどうするかが大きな悩みになることが多いですが、低コストでオフィスを確保するなら1つのいい候補となります。
実際にオフィスに出入りする必要がない方は、バーチャルオフィスとして住所だけを確保するのもいいでしょう。
>>シェアオフィス・バーチャルオフィスなら「ナレッジソサエティ」がおすすめ
【コラム】最初から大きな限度額が必要な場合
最初から数千万円単位の非常に大きな限度額が必要な場合は、下記のような特殊な法人カードがおすすめです。
UPSIDERカード
UPSIDERカード最大のメリットは「ポイント高還元率」&「高限度額」です。
年会費、月額利用料は無料で、ポイント還元率は1.0%~1.5%です。
また、限度額も最大10億円と一般的な法人カードでは考えられない高さです。
使いやすさ(限度額)とお得さ(ポイント還元率)の両方から考えても、UPSIDERカードは頭一つ抜けた強烈なメリットのあるカードだと言えます。
ラグジュアリーカードデポジット型
デポジット型クレジットカードとは、事前に「限度額と同額の保証金」をカード会社に預けて利用するタイプのカードです。
▼デポジット型の仕組み
保証金を預ける以外は、通常のクレジットカードと同じで、年会費や毎月のカード代金は指定の口座から引き落とされます※。
保証金の金額は30万円~最大9,900万円まで設定可能です。
なお、デポジット型であること以外、通常のラグジュアリーカードとデザイン、特典はまったく同じです(見た目でデポジット型だとはわかりません)。
※保証金は支払いに利用されません。保証金は退会2ヶ月程度で返金されます。
デポジット型クレジットカードのメリット
デポジット型カードは、保証額(=限度額)を自分で決められます。
そのため、最初から希望通りの限度額のカードを持つことができます(保証金さえ支払えれば限度額1,000万円の超高限度額カードも持てます)。
一般的なクレジットカードのように、カード会社との信頼関係を築きながら、徐々に限度額を上げた行くといった煩わしい作業は不要です。
公式サイト・今すぐ申込み 広告:ラグジュアリーカードまとめ
光熱費などの固定費はなるべく法人カードで支払うようにしましょう。
- 固定費は法人カードで支払うのがおすすめ
- ポイント回収の効率が上がる
- カードの利用実績を積みやすい
- そもそも支払いが楽になる
- 固定費払いと相性のいい法人カードは高還元率カード
固定費の種類によっては手数料が発生するのデメリットがありますが、ポイントや利用実績を考えるとカード払いの方がお得なケースが多いですよ!
▼固定費の支払いにおすすめの高還元率法人クレカ▼
→マイル還元率1.125%と高還元&年会費に対してのスペック・特典が最高です。従業員カードは4枚まで発行OK!
→還元率1.25%と高還元!金属製のカード、豊富な特典にコンシェルジュサービスもついたハイステータスな1枚。
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