個人名義のクレジットカードを法人口座から引き落とせる?個人・法人カードと口座の関係をわかりやすく整理!

個人名義のクレジットカードを法人口座から引き落とせる?コラム
※本記事はプロモーションを含みます。

クレジットカードにはプライベートの支払いに使う「個人向けカード」と事業の支払いに使う「法人カード」があります。

個人向けカードと法人カードの違いで迷いがちなのが「決済口座はどうなるのか?」についてです。

まずは、それぞれのカードで設定できる「決済口座」について整理しておきましょう。

【決済口座の違い】

  • 個人向けカード:個人名義の銀行口座を使用(決済口座を法人口座にするのは不可能)
  • 法人カード:法人口座を決済口座にするのが一般的。ただし、個人口座を決済口座にすることもできる

【重要】法人口座から引き落としができる個人向けカードはありません。

法人口座を決済口座に指定したい方は、必ず法人カードを作成してください。

【おすすめ】個人口座からも引き落としができる法人カード

事業をはじめたばかりでまだ法人口座をもっていない方は、個人口座でも引き落としができる法人カードがおすすめです。

▼個人口座からも引き落としができるおすすめ法人カード

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    クレジットカード(個人向けカード・法人カード)と引き落とし口座の関係

    冒頭でも紹介しましたが、個人向けカードと法人カードの違いでもっとも重要なポイントが「決済口座の違い(=どの口座から引き落とすか)」です。

    個人向けカードの場合、決済口座はかならず個人名義の口座を利用しなければならず、法人口座を指定することはできません。

    逆に法人カードの場合は、主に法人口座を決済口座に指定しますが、一部のカードでは個人口座を決済口座に指定することもできます。

    法人カードと聞くと絶対に法人名義の銀行口座が必要に感じますが、カードを選べば個人口座しかなくても大丈夫です。

    法人口座がない方や一人社長さんは、個人口座を決済口座に利用できる法人カードを選ぶといいですよ。

    【決済口座の違い】

    • 個人向けカード:個人名義の銀行口座を使用(決済口座を法人口座にするのは不可能)
    • 法人カード:法人口座を決済口座にするのが一般的。ただし、個人口座を決済口座にすることもできる

    プライベートな支払いと事業用の支払い(経費)を混同させないためにも、事業を開始したら各種手続きと同時に法人カードも作ってしまいましょう。

    法人カード導入の6つメリットとは?個人事業主にもおすすめ【初めて作る方向け記事】
    法人カードって作るべきなの?様々なメリット(「経理処理」「ポイント還元」「キャッシュフロー改善」「追加カード・ETCカード」「空港ラウンジ」「コンシェルジュ」など)のある法人カードの魅力を徹底解説!

    次の章では「法人カードの名義」について解説していきます。

    法人カードの名義(個人名義・法人名義)について

    法人カードの名義には「個人名義」「会社名義」の2種類があります。

    • 個人名義:申込対象は個人で審査対象も個人
    • 法人名義:申込対象は法人で審査対象も法人

    個人名義の申し込みで使える法人カード【ほとんどがコレ】

    ほとんどの法人カードは「法人代表者」や「個人事業主」など、個人が申込対象となっています。

    個人名義の申し込みで使える法人カードは「法人代表者個人の名義で申込し、法人代表者(個人事業主)が審査対象となるクレジットカードで、引き落とし口座に法人口座を設定できる。」というものです。

    大企業で相当数の社員に法人カードを持たせたいという場合を除けば、基本的に法人カードはこちらのタイプがスタンダードでありおすすめです。

    メリット

    個人名義の法人カードは申込条件がゆるいため、法人設立年度でも発行しやすいことがメリットです。

    • 申込条件のハードルが低い
    • ポイントが貯まる
    • 法人口座と個人口座のどちらかを決済口座にできる

    「決算書なし」「法人固定電話なし」という、法人書類などがない状況でも申し込めるカードが多いです。

    法人名義の法人カードはポイントプログラム未搭載のカードが多いですが、個人名義の法人カードはしっかりポイントも貯められるのでお得度も高いですよ。

    ▼決算書・謄本なし、本人確認書類で申し込めるカード
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  • オリコEX Gold for Biz
  • デメリット

    一方、デメリットとなるのは審査に関する点です。

    • 法人代表者のクレヒスが悪いと審査が厳しい
    • 個人名義の法人カードは個人のクレヒスに紐づく

    「法人代表者や「個人事業主」など、個人が申込対象となっていることから申込者のクレヒスが影響します。

    個人名義の契約で、クレジットカード・各種ローン・携帯端末本体の分割払いなど、何かしら2ヶ月以上の延滞をしたことがある方は、CICなどの個人信用情報機関で一度自分のクレヒスを確認してください。

    もし「異動」状態となっている場合は、クレジットカードの審査通過がかなり厳しくなります……。

    もし「過去に滞納経験がある」「いわゆるブラック状態だと思う」という方は、下記記事を参考に対策を考えてみてください。

    【審査なし法人カード】代表・社長がブラック(クレヒスが悪い)で審査に落ちた場合の対策・代案まとめ【2024年10月】
    「法人カードの審査に落ちた…」「審査に通る自信がない…」そんな社長に必ず読んでほしい。会社設立初期でも通りやすいおすすめカードの紹介や、審査に全く通らない場合の対処法まで徹底解説!今すぐチェック

    個人名義の契約作れる、法人カードの例

    個人名義の法人カードは、以下のようなカードがあります。

    • オリコEX Gold for Biz←個人事業主もOK
    • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード←個人事業主もOK

    どれも法人カードとして有名な人気カードなので、まずはこの辺りから検討していくのがおすすめです。

    オリコEX Gold for Biz

    EX Gold for Bizには「個人事業主」と「法人代表者」を対象とした2種類のラインナップがあります。

    このカードは、個人名義でもて、決算書などが不要なうえに、法人口座がなくても申し込めます!(個人口座を引き落とし口座にできる)

    会社規模や目的などを加味してカードを比較検討しやすく、格安ゴールドカード(年会費2,200円)のため会社設立直後でも所持しやすいです。

    EX Gold for Biz S
    EX Gold for Biz S
    年会費・還元率
    年会費初年度0円(税込)
    2年目以降2,200円(税込)
    ポイント・還元率基本0.60%
    上限1.20%
    追加カード・ETCカード
    追加カード×
    ETCカード
    付帯保険
    海外旅行保険
    国内旅行保険
    ショッピング保険
    国際ブランドVISA,Mastercard
    入会特典

    【ウェルカムキャンペーン】
    新規入会者限定でキャンペーン条件を達成すると最大7,000オリコポイントがもらえる!(2025年3月31日まで)
    ※必ずキャンペーンページに記載の「ご注意事項」を確認してください。

    その他のキャンペーン情報

    -

    編集部レビュー

    個人事業主さんへ初めての法人カードとしてオススメしたい1枚。年会費・還元率・追加カード・その他特典どれをとってもバランスよくユーザー第一に作られたクレジットカードです。

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    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

    セゾンプラチナビジネス・アメックスは年会費22,000円(税込)で、高還元率(1.125%)で空港ラウンジ特典やコンシェルジュがつくコスパ最強カードです。

    追加カードも4枚まで無料で発行できるので、社員さんなどにカードを持たせられるのも嬉しいポイントです(ETCカードも発行できます)。

    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    申込・審査・発行
    申込対象
    (審査対象)
    法人代表者
    個人事業主
    法人そのもの-
    申込資格個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く)
    発行スピード最短3営業日
    年会費初年度22,000円(税込)
    2年目以降22,000円(税込)

    ■年会費優遇条件
    -

    ポイント・還元率基本1.125%
    上限1.125%

    ■基本・上限の根拠
    (基本・上限)SAISON MILE CLUB加入・永久不滅ポイントもすべてJALマイルに交換した場合

    主要交換先の
    ポイント交換レート
    JALマイル1:2.5マイル ※SAISON MILE CLUB加入で1,000円につき10マイル加算
    ANAマイル1:3マイル
    Amazon1:5円
    キャッシュバック or 請求充当1:4.5円
    追加カード・ETCカード
    追加カード
    発行可能枚数9
    発行費用/枚0円
    年会費/枚3,300円
    ETCカード
    発行可能枚数5
    発行費用/枚0円
    年会費/枚0円
    付帯保険
    海外旅行保険
    付帯条件利用付帯
    死亡・後遺障害(*以下、最大補償額)1億円
    傷害治療費用300万円
    疾病治療費用300万円
    賠償責任5,000万円
    携行品損害50万円※
    救援者費用300万円
    乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)3万円
    出航遅延費用等保険金(食事代)3万円
    寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)10万円
    寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)10万円
    家族特約×

    ■その他・備考
    ※1品当たり10万円、免責1事故3千円

    国内旅行保険
    付帯条件自動付帯
    死亡・後遺障害(*以下、最大補償額)5,000万円
    入院日額5,000円
    手術費用5,000円×手術の種類により10倍~40倍
    通院日額3,000円
    乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-
    出航遅延費用等保険金(食事代)-
    寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-
    寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-
    家族特約×

    ■その他・備考
    -

    ショッピング保険
    その他保険-
    国際ブランドAMEX
    支払いサイクル締め日毎月10日
    支払い日毎月4日 ※土・日・祝の場合、翌営業日
    入会特典

    初年度年会費(22,000円)が無料!

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    編集部レビュー

    最もコスパがよく法人初年度から持ちたいプラチナカードです。コンシェルジュ付き、JALマイルが最高ランクの高還元率・空港ラウンジ使い放題のプライオリティパス等の特典も全部込みで年会費2.2万円/税込です。

    カードのメリット(強み)
    ・発行スピードがビジネスカード最速級
    ・最もコスパの良いビジネスプラチナカード
    ・コンシェルジュ特典付帯
    ・プライオリティパス付帯
    ・JALマイル還元率が1.125%まで上がる
    ・限度額の設定が柔軟
    ・リボ、キャッシングが利用可能

    カードのデメリット(弱み)
    ・JALマイル用途以外の還元率は並

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    法人名義での申し込みとなる法人カード【マイナーで種類も多くない】

    法人名義のカードは、大規模法人の利用を想定して作られています。

    法人名義でしか申し込めないカードは、マイナーかつ種類も多くありません。

    個人事業主や中小企業の経営者の方にはあまり関係のないジャンルのカードですので、とくに気にしないでもOKです。

    メリット

    法人名義のカードは大企業向けであることから、社員用カードの発行枚数に制限がないカードが多いです。

    • 社員用カードの発行枚数が多い
    • 利用者ごとに利用枠を設定できるカードもある
    • 申込対象や審査対象が異なる(デメリットでもある)

    また、各カードごとに利用枠を設定できるカードもあり、さまざまな経費を管理しなければならない大企業にとっては使い方次第では大変便利です。

    デメリット

    • 原則ポイントプログラムなし、還元率0%
    • 割賦販売法や消費者契約法の適用がなく消費者的観点では守られていないことも
    • 「業歴5年以上で黒字決算の法人」など、条件が厳しいことも(例:JAL法人カード)

    そう考えると、法人名義のカードは審査基準や申込条件からもメリットを見つけにくいです。

    オリコビジネスカードGoldの場合、「割賦販売法および消費者契約法の適用はありません。」と記載されています。

    「提携先(加盟店)との間で紛議が生じた場合は、お客さまと提携先(加盟店)との間で解決していただくことになります。」という記載もあるため、消費者の立場としてはけっこう不安ですよね……。

    カードの例

    法人名義のカードで有名なのが、「オリコビジネスカードGold」です。

    • オリコビジネスカードGold(ゴールド)

    色々なカードを比較できるほど選択肢がないため、一般的に法人カードは「法人代表者」が対象となっているカードがスタンダードです。

    オリコビジネスカードGold(ゴールド)

    オリコビジネスカードGold(ゴールド)は「法人」が申込対象となっており、決済口座は「法人口座」のみで法人代表者名義の個人口座も使えません。

    社員用に最大20枚の追加カードを発行でき、カード利用者ごとに利用枠を設定することもできます。

    年会費は初年度無料の通常2,000円と安いのですが、ポイントプログラムは未搭載です。

    特別な事情がない限り、多くの社長にとってはオリコの法人カードEX Gold for Bizの方が、使い勝手がよくスペックもいいと感じるでしょう。

    法人名義のカードは非常に特殊です。
    通常の中小企業やフリーランスの方は個人名義のカードをお持ちください。

    法人名義のカードはどんな企業におすすめ?

    法人名義のカードは、「法人代表者」ではなく「法人」としてカードを持ちたい企業におすすめです。

    • 20人ほどの社員にカードを持たせたい
    • 3年以上の運営がある
    • 決算が黒字
    • 経理管理を簡略化したい

    【コラム】個人向けカードを法人カードとして使えばいいんじゃないの?

    個人向けカードを法人カードとして使えばいいんじゃないの?

    個人事業主や小規模企業の場合、「個人向けカードを法人カードとして使う方が手間が省けるし楽では?」と思いますよね。

    実際のところ不可能ではないのですが「個人向けカードは法人口座を決済口座にできない」という大きな問題があります。

    また、そもそも法人カードを作る目的は事業経費をスムーズに管理するためなので、個人向けカードを使うと明細の仕分けが非常に面倒です。

    社員の立場から考えると、プライベートで使っているクレジットカードで経費計上してほしいと言われても困りますよね。
    ※フリーランスのように単独で事業を行う場合は個人向けカードを代用することは可能ですが、社員数2人の小規模な会社でも経理管理をしやすくするために法人カードは必須です。

    より詳しい理由をひとつずつ掘り下げて見ていきましょう。

    1.通常の個人向けカードは、法人口座を引き落とし先として設定できない

    私生活で使う個人向けカードは、法人口座を決済口座にできません。

    個人事業主の屋号付き決済口座も同じです。

    法人カードはビジネス用の口座を決済口座にできるからこそ、経費管理をしやすくなります。

    まだ法人口座を持っていない方は、個人口座を決済口座に指定できる法人カードを作成するといいでしょう。

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    2.経理処理的にも公私混同と原因となるため、法人は法人カードを作って決済するべき

    プライベート用のクレジットカードで経費処理する場合、利用明細から「プライベート」と「ビジネス」をわける作業を余儀なくされます。

    領収書やレシートとカード明細から経費に該当する部分を管理していく必要があるので、その手間を考えると現金で処理する方が楽でしょう。

    3.法人カードには、ビジネスシーンに助かる優待サービスや特典が用意されていることが多く、やはり法人カードは持つべき

    法人カードは「経費管理が楽」や「資金繰りの改善」といった事業的メリットがありますが、その他にも「空港ラウンジ」や「優待特典」などカードスペックによるメリットもあります。

    ほかにも法人カードには「会計ソフト」や「経費管理サービス」のようにビジネス系に関する優待が充実しているのが特徴です。

    まとめ

    法人カードの審査対象は「法人代表者」「法人」など、各カードの申込対象が審査対象です。

    現状は、法人が対象になっているカードはほとんどないため、法人カードを求めている多くの企業におすすめなのは「法人代表者」が対象のカードです。

    EX Gold for Biz S
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    ■年会費優遇条件
    -

    ポイント・還元率基本1.125%
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    ■基本・上限の根拠
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