【重要】独立起業時に法人クレジットカードは必須です!
法人カードを作ることで以下のようなメリットを享受できます。
- 経費計算が楽になる
- ポイント還元がありお得
- 支払いサイクルが楽になる
- コンシェルジュサービスが利用できる
- 空港ラウンジが利用できる
- グルメ優待がある
※特典などは法人クレジットカードによって異なります
今回は独立起業時のクレジットカードに関する基礎知識などを紹介していきます。
独立を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
>>ベストな法人カード個人カードの組み合わせを知りたい方はこちら(記事内で該当箇所に移動します)
法人設立直後でも作れる法人カード3選
すでに独立済みで1枚目の法人カードを探している方には以下の3枚がおすすめです(すべて本人確認書類のみで作成できるカードです)!
▼今作るなら!おすすめ法人カード3選▼
クレジットカードは退職前に作れは本当?独立直後はカードが作れない?
【結論】独立直後でも作れる法人カードはあります!
重要なのは法人カード種類です。
法人カードは「申込対象」・「決済口座」・「必要書類」などが異なり、それぞれの種類にあわせて申込時に必要な書類も異なります。
申込時に必要な書類が「本人確認書類(運転免許証など)」のみの法人カードは、独立直後であっても申し込めます!
逆に法人契約のカードはすぐには作れない
「法人契約のカードが欲しい」や「法人口座を決済口座にしたい」という場合は登記簿謄本等の法人書類が必要です。
登記簿謄本等の法人書類は独立してすぐ用意するのは難しいです(=独立直後に法人書類が必要なカードは作れません)。
【結論】退職前に個人向けクレジットカードを1枚作っておこう!
設立直後に申し込める法人カードもありますが、念のため退職前に個人向けのクレジットカードを1枚作っておくのがおすすめです。
個人用カードを作っておけば、法人カードを発行するまでの間の代替手段になります。
あくまでも、法人カードを作るまでのつなぎの手段として考えておきましょう。
退職前に個人用カードを作るなら「Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード(旧SPGアメックス)」がおすすめ
以下は当サイト(法人カード調査部)の運営者が実際にもっている「法人カードと個人カードの組み合わせ」です。
両名とも所有している「Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード(旧SPGアメックス)」は、マリオットボンヴォイグループ※で無料宿泊や部屋の無料アップグレードが受けられる旅行系カードです!
※マリオットホテル、シェラトンホテル、リッツ・カールトンホテルなどの高級ホテルが加盟
マイル還元率が高く全世界40ヶ所以上の航空会社のマイルに交換できるのも魅力です。
出張だけでなく、プライベートの旅行をより良いものにしてくれます。
どんな法人カードと組み合わせも特徴を活かしやすい個人カードですよ!(アメックスなので一律の限度額がないのも魅力です)
公式サイト・今すぐ申込み法人カードとして持つことはできませんのでお気をつけください。
会社員での「勤続年数」が長いほどクレジットカード審査は有利に働く
個人用クレジットカードでは「勤続年数」も審査の重要なポイントです。
一般的には、退職後よりも現職時に申し込むほうが、勤続年数も考慮されてカードを発行しやすいと言われています。
法人カードを作るまでの間、個人用クレジットカードで代用する予定の方は、退職前に申し込んでおきましょう。
申し込みハードルの低い法人カードも多い:法人書類が不要
審査対象が「個人事業主や法人代表者 本人」となっている法人カードは個人契約のため、申し込みに法人関係の書類は不要です。
運転免許証など本人確認書類だけで申し込みできます。
独立直後に最短で法人カードを発行したいならこのタイプがおすすめです。
手続き関係に追われる独立直後に、法人カード用の書類を揃えるのは大変です。
自身の負担を減らす意味でも、独立直後は「本人確認書類のみで申し込める法人カード」が楽でいいでしょう。
独立直後の選択肢
独立直後のクレジットカードに関する選択肢をまとめると以下の2パターンになります。
- 個人用クレジットカードを代用する
- 個人契約の法人カードで決済口座を個人口座にする←おすすめ
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法人名義でクレジットカードに申し込める最短スケジュール・必要なタスクは?
前述の通り、法人名義の法人カードは独立直後は作れません。
申込書類を揃えるまでにおおよそ1ヶ月は見ておきたいところです。
法務局での登録が完了するまでは、登記簿謄本や印鑑証明書は取得できません(登録完了までの日数は法務局によって異なります)。
設立日から2~3週間は法人カードの申し込みができない!
法人契約の法人カードは、基本的に法人口座が決済口座となります。
法人口座を開設するための必要書類は「各法人の状況」や「申込先の銀行」によってやや異なりますが、登記簿謄本や印鑑証明書が必要となるケースがほとんど。
登記登録が完了するまでに期間を除いて、「法人口座開設の申し込み」→「法人口座開設」だけでも2~3週間はかかると見ておきましょう。
個人口座のように申込日にすぐに口座を開設できません。
法人関連書類不要でも申込可能なカードは増えている
冒頭でも紹介した通り、法人関係の書類なしで申し込める法人カードも増えています。
法人書類を揃えるまで待てない場合は「本人確認書類」だけで作れる個人契約タイプを検討してみるのもおすすめです。
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【注意】「法人銀行口座」の開設に法人関連書類が必要←これが最大のボトルネック
法人カードの引き落としを法人口座からにする場合は、当然ですが法人用銀行口座が必要です。
- 履歴事項全部証明書
- 法人印鑑証明書
- 手続きを行う人の本人確認書類
- 手続きを行う人が法人の代わりであることを証明するための書類(委任状等)
銀行によっては「事業を証明する書類(ホームページなど)」が必要など、銀行によって必要書類はやや異なります。
法人口座は登記登録が完了していることが前提となるため、起業してすぐに法人口座を開設することはできません。
個人事業主は上記の限りではない
個人事業主の場合、法人書類を求められない(法人ではないので法人書類がない)ため、本人確認書類だけで法人カードを作れます。
決済口座は「屋号付き口座」か「個人口座」のいずれかとなりますが、個人口座を決済口座にするなら簡単に独立直後でもすぐに法人カードを発行可能です。
ちなみに多くの個人事業主向け法人カードは、確定申告書も不要です。
しかし、法人カードの場合はフリーランスも含めて個人事業主としているケースも多く、ほとんどのカードは「個人口座可能」+「必要書類は本人確認書類のみ」です。
独立・会社設立までのおすすめスケジュール
上記で紹介した知識を含めて、「退職」から「独立起業」までの流れに沿って法人カードを見てみましょう。
- 退職前に個人用クレジットカードを作る
- 退職前に独立の準備を進める
- 退職後は早めに登記申請を行い、法人口座をスムーズに開設する
- 法人口座を開設したら法人カードへ申し込む
ポイントになるのは「退職前に個人用クレジットカードを作る」と「退職後は早めに登記申請を行う」です。
登記が完了すれば法人書類が揃うため、「法人口座」も「法人カード」も自由に作れるようになります。
会社員身分(正社員・契約社員など)のうちに、緊急用のクレジットカードを作っておこう!
前述でも説明した通り、個人用クレジットカードの作成では「勤続年数」が審査での重要ポイントとなります。
法人カードが作れない場合、法人口座の開設が遅れてしまう場合に備えて、緊急用の個人用クレジットカードを作っておきましょう。
会社を作るだけなら、雇われの会社にバレない:退職手続きをしながら創業準ができる
法人登記の必要書類は「法務局」で確認できます。
株式会社を設立する場合、「取締役会を設置する」や「取締役会を設置しない」など申請が異なります。
さまざまな書類が必要ですが、「法人用の印鑑を作る」など出来ることはなるべくやっておくほうがいいですね。
法人口座開設を最速で行えるように書類の準備を万全にしておこう
法人登記さえ完了すれば、登記簿謄本や法人印鑑証明書などを取得できるようになります。
とくに法人口座を開設できれば、「個人契約の法人カード」+「法人口座を決済口座」というセットができ、法人カード発行もかなり簡単となります。
法人口座開設完了後、すぐに法人カード申込
書類さえ揃えば、法人口座はもちろん「法人契約の法人カード」も作れるようになります。
法人カード発行までどうしても間に合わず、カード決済必須のシーンに出くわしてしまった場合は、個人用クレジットカードで決済しましょう。
利用割合によっては個人用クレジットカードも年会費を経費にできる可能性があります。
なるべく法人決済に使った個人カードはプライベートで使わず、税理士さんなどに経費算入について聞いてみてください。
起業とクレジットカードのその他Q&A
起業とクレジットカードに関して、他に気になる点をピックアップして紹介します。
該当する状況のかたは、参考にしてみてくださいね。
Q1:学生起業の場合、クレジットカードはどう選ぶべき?
A:学生が企業した場合、クレジットカードは主に2つの選択肢があります。
- 法人カード、社会人向けカードを申し込む
- 学生カードを申し込む:年収200万円未満の場合
法人カードに申し込めるかどうかは年収次第です。
「どのくらいの年収があればいいのか?」は明確なラインが公表されていませんが、年収200万円以上をひとつの目安に考えてみてください。
ほかにも、合格率を上げる手段としては「キャッシングを外す」や「複数カードへ同時に申し込まない」などの対策をしておくといいでしょう。
ある程度の収入が出るようになったら、学生企業でも法人カードの作成を検討してください。
GMOあおぞらネット銀行の法人口座がおすすめ
GMOあおぞらネット銀行の法人口座には「利用料無料」・「振込手数料が安い」といった特徴があり送金コストを抑えたい企業にぴったりです。
口座運用で必要な費用は基本的には「他行間の振込手数料のみ」で、それ以外の維持費はとくにかかりません。
また、GMOあおぞらネット銀行の法人口座は「口座開設しやすい銀行」としてネットでも話題です。
審査に利用できる書類の種類が多く、法人設立初期の方も申込やすいです。
仮に、提出書類の不足で口座開設できなかった際も、追加書類を出すことで最終的に口座開設できるケースが多くあります。
口座開設月の翌々月まで、他行宛て振込手数料が月20回無料になります!
※設立1年未満:設立年月日から1年経過するまで(最長1年間)
※設立1年以上:口座開設月の翌々月まで(約3カ月)
⇒詳細はこちら(公式サイト)でご確認ください
Q2:「借入の申込」or「クレジットカードの申込」どちらを優先するべき?
A:「ローンなどの借入」と「クレジットカードの作成」の優先度は起業後の状況によります。
事業資金が必要ならローンが適しており、その場合は金利比較で借り先を検討するのがベストです。
基本的にクレジットカードは一括払いで使うため、資金調達というよりも1ヶ月ほどのキャッシュフロー改善を目的に使う方が多いです。
金額や返済期間にもよりますが、資金調達としてはローンの方が借りやすく、金利も安いため向いているでしょう。
優先順位は自社の状況にあわせて判断しましょう。
法人設立初年度でも申込OK!ハードルが低くコスパの良いお得な法人カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
ポイント・還元率(基本) | 1.125% |
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ポイント・還元率(上限) | 1.125% |
発行スピード | 最短3営業日 |
年会費(初年度) | 22,000円(税込) |
年会費(2年目以降) | 22,000円(税込) |
追加カード | ◯ |
ETCカード | ◯ |
利用金額別の年間お得度 | |
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50万円利用の場合 | -15,750円(税込) |
100万円利用の場合 | -9,500円(税込) |
300万円利用の場合 | 26,500円(税込) |
1,000万円利用の場合 | 114,000円(税込) |
3,000万円利用の場合 | 364,000円(税込) |
算定条件の参考 |
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・年会費は税込価格を使用。 ・年間200万円以上の利用で年会費を1,1000円(税込)に変更。 ・還元率はSAISON MILE CLUBに加入し、JALマイルへの交換を想定。 ・3,000万円利用時の計算は、半額をSAISON MILE CLUB適用(年間利用額1,500万円上限)+半額をAmazonポイント交換とした。 |
- 海外旅行保険 付帯有無:◯
- 国内旅行保険 付帯有無:◯
- ショッピング保険 付帯有無:◯
- 国際ブランド:AMEX
入会特典 | 初年度年会費(22,000円)が無料! |
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その他のキャンペーン情報:-
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、ポイント還元率が1.125%と高還元率&コンシェルジュサービスつきの高スペックな法人カードです。
それにもかかわらず、年会費が22,000円/税込(月1,840円ほど)とコスパ抜群です。
※当サイトの編集者もメイン法人カードとして利用しています。
公式サイト・今すぐ申込み広告:セゾンカードラグジュアリーカード ブラック
ポイント・還元率(基本) | 1.25% |
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ポイント・還元率(上限) | 1.25% |
発行スピード | 最短10分申込 / 最短5営業日発行 |
年会費(初年度) | 110,000円(税込) |
年会費(2年目以降) | 110,000円(税込) |
追加カード | ◯ |
ETCカード | ◯ |
利用金額別の年間お得度 | |
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50万円利用の場合 | -103,750円(税込) |
100万円利用の場合 | -97,500円(税込) |
300万円利用の場合 | -72,500円(税込) |
1,000万円利用の場合 | 15,000円(税込) |
3,000万円利用の場合 | 265,000円(税込) |
算定条件の参考 |
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・年会費は税込価格を使用。 ・還元率は1.25%を使用。 |
- 海外旅行保険 付帯有無:◯
- 国内旅行保険 付帯有無:◯
- ショッピング保険 付帯有無:◯
- 国際ブランド:Master
入会特典 | ラグジュアリーカードはブランドの方針で、基本的に入会キャンペーンなどは実施していません。 |
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その他のキャンペーン情報:▼年会費 全額返金保証
ご満足いただけなければ、初年度の年会費を「全額返金保証」します。
※入会日より半年以内に年会費含む50万円以上(税込)支払いただいた方で、ご満足いただけず退会される場合、支払した年会費全額を返金いたします。
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※上記の審査基準は「PR:Black Card I株式会社(ラグジュアリーカードの発行会社)」という記載のある広告で確認しました。
JCB Biz ONE一般
利用金額別の年間お得度 | |
---|---|
50万円利用の場合 | 5,000円(税込) |
100万円利用の場合 | 100,000円(税込) |
300万円利用の場合 | 30,000円(税込) |
1,000万円利用の場合 | 100,000円(税込) |
3,000万円利用の場合 | 300,000円(税込) |
算定条件の参考 |
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・通常還元率1.0%で計算。 |
- 海外旅行保険 付帯有無:×
- 国内旅行保険 付帯有無:×
- ショッピング保険 付帯有無:×
- 国際ブランド:JCB
入会特典 | ▼インターネット新規入会特典(期間:2025年3月31日まで) 新規入会&利用で最大15,000円分プレゼント -カード入会月を含む3ヵ月後の月末までに、10万円(税込)以上利用で1,000ポイント(5,000円相当)をプレゼント -カード入会月を含む3ヵ月後の月末までに、30万円(税込)以上利用で3,000ポイント(15,000円相当)をプレゼント ※ポイントのプレゼント額は条件達成ごとの合算ではなく、利用の合計金額に応じて適用されます。 ※JCBプレモカード OkiDokiチャージ(1ポイントあたり5円分)に交換した場合。交換商品により異なります。 |
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その他のキャンペーン情報:・「弥生会計 オンライン(セルフプラン or ベーシックプラン)」が2年間無料
・「やよいの青色申告 オンライン」利用料が1年間無料
JCB Biz ONE一般は、個人事業主と法人経営者の両方が申し込めるカードです。
年会費無料でありながら、通常還元率が1.0%と非常に高くとてもお得なスペックです。
年会費無料ですので、「法人カードとはどんなものかな?」とお試し感覚で使い始めるのにもぴったりでしょう!
JCB Biz ONE:公式サイト【コラム】UPSIDERカード:年会費無料で高還元率&高限度額のカード
UPSIDERカード最大のメリットは「ポイント高還元率」&「高限度額」です。
年会費、月額利用料は無料で、ポイント還元率は1.0%~1.5%です。
また、限度額も最大10億円と一般的な法人カードでは考えられない高さです。
使いやすさ(限度額)とお得さ(ポイント還元率)の両方から考えても、UPSIDERカードは頭一つ抜けた強烈なメリットのあるカードだと言えます。
まとめ
法人カードの決済口座を法人口座にしたい場合、法人書類が必要となるため企業直後は申し込みができません。
法人として契約するタイプの法人カードも同様に法人書類が必要となるため、申し込めません。
- 本人確認書類だけで申し込める法人カードに申し込む←おすすめの方法
- 個人カードで代用する
このどちらかの手段をとりましょう。
おすすめは、経費と私的利用の混同を防げる「1:本人確認書類だけで作成できる法人カードを作る」です!
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