VISAとは、アメリカのカリフォルニア州に本社を持つカード決済サービスを提供している会社で、国際ブランドの1種です。
世界でもっとも導入されている国際ブランドであり、先進国はもちろん発展途上国においてもVISAがあれば安心といわれるほどです。
出張等で海外のさまざまな国へ出かけることが多いなら、VISAブランドの法人カードを1枚作っておくのがおすすめです。
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VISAについて
▼VISAブランドで法人カードをもつならコレ▼
→年会費2,200円でもてるゴールドカード!還元率も0.6%と高いです。
→年会費無料で還元率0.5%!はじめてでも使いやすいシンプルなカードです。
国際ブランドとは?
国際ブランドとは、「VISA」や「Master Card」など世界的に利用可能なカード決済技術を提供しているブランドのことです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express(アメックス)
- Diners Club(ダイナース)
日本国内で法人カードを使う場合、上記5大ブランドに対応しているお店がほとんどです。
使うブランドによって使える・使えないの差はあまり出ません。
ただし、海外で法人カードを使う場合は、VISAとMastercard以外は使えないお店が多くあります。
世界中で法人カードを利用する機会がある方は、VISAかMastercardのどちらかor両方を作っておくことをおすすめします。
VISAが使えない≒そのお店はクレジットカードが使えないと考えてもOK
日本のクレジットカード決済店でVISAが使えないことはほぼありません(筆者はいまだにそのようなお店に遭遇したことがないです)。
よって、「VISAが使えない≒クレジットカードが使えない」と考えてもいいかと思います。
日本の場合、クレジットカード決済にかかる店側の手数料の重さや導入時の初期コストが、クレジットカード決済導入のハードルになっていると言われています。
海外への渡航予定がある方は、VISAとMastercardを2枚持ちをしておくと非常に安心です。
VISAは加盟店が多く、海外でも強い
上記グラフの通り、2022年の全世界における国際ブランドの「MARKET SHARES」は、VISAが1位で39%、Mastercardが3位で24%となっています。
※2位のUnionPay(銀聯)は中国で利用されているブランドで、中国の人口の多さからシェアが増えています(世界的にはあまり関係ありません)。
「VISAとMastercardはどちらを作るべき?」という質問には、一般的にはシェアの高さからVISAを優先して作るべきという回答になります。
ただし、渡航先によってVISAとMastercardにより若干シェアの差がある可能性があるため、事前に渡航先の状況を調べておくといいでしょう。
Global Brand Card Networks Worldwide–Purchase Transactions (Bil.) in 2022
Purchase Transactions on global general purpose card brands (American Express, Diners/Discover, JCB, Mastercard, UnionPay and Visa) totaled 624.86 billion in 2022, up 7.5% vs. 2021.世界中のグローバルブランドカードネットワーク–2022 年の購入取引額 (億)
世界の汎用カード ブランド (American Express、Diners/Discover、JCB、Mastercard、UnionPay、Visa) の購入取引は、2022 年に合計 6,248 億 6,000 万件に達し、2021 年と比較して 7.5% 増加しました。引用:THE NILSON REPORT(Global Brand Card Networks Worldwide–Purchase Transactions (Bil.) in 2022)
国ごとの利用できる国際ブランドを調べるには、「旅行代理店」や「外務省・日本大使館」のサイトを確認するとわかりやすいです。
世界における国際ブランド別のさまざまな情報を知りたい場合、「THE NILSON REPORT」という海外サイトも便利です。
VISAビジネスオファー
VISAカードを持つと、VISAが提供する下記企業でのさまざまな特典も利用できます。
- Google Workspace
- HP Directplus
- Evernote など
法人カードの特典は主に「国際ブランドが提供する特典」・「カード会社が提供する特典」・「そのカードに付帯している独自特典」の3つがあります。
VISAの場合は「VISAビジネスオファー」など幅広く多彩な特典が用意されているのが特徴です。
「経理業務のために会計ソフトを導入したい」といった、ビジネスシーンでサービスをお得に利用できるようになります。
個人カードも使えるけれど…後処理を考えると法人カードを作っておきたい!
日付 | 勘定項目 | 借方 | 勘定項目 | 貸方 |
---|---|---|---|---|
4/13 | 交通費 | 5,000円 | 未払金 | 5,000円 |
5/25 | 未払金 | 5,000円 | 普通預金 | 5,000円 |
基本的に個人カードで経費を支払っても、会計処理(帳簿)をしっかり行えば問題ありません。
個人カードで経費を支払う行為は「立替」なので、上記のように勘定科目を「立替金」として処理します。
ただし、毎回この処理をやるのは面倒な上に忘れてしまうリスクがあるため、個人カードの法人利用は避けましょう。
VISAブランドのおすすめ法人カード
法人ノーマル部門(VISA×ノーマル・一般)
「VISA」×「ノーマルカード」でおすすめの法人カードは「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズも個人事業主OK&本人確認書類だけでで申し込める法人カードです。
ポイント還元率は0.5%と一般的であるものの、安心の三井住友カード発行ではじめての法人カードにぴったりです。
年会費は法人カードでは珍しい無料です!
まずは「法人カードとはどんなものか?」を知りたい方は、ぜひ1年間お試し感覚で利用してみてください。
年会費・還元率 | ||
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年会費 | 初年度 | 0円(税込) |
2年目以降 | 0円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.50% |
上限 | 1.5% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | × | |
ショッピング保険 | × | |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
入会特典 | |
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▼新規入会キャンペーン |
その他のキャンペーン情報 | |
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三井住友カード(NL)(個人会員向けカード)とあわせてもつと、特定の加盟店での利用で最大1.5%還元に! |
年会費無料・法人設立すぐでも申込OK、1枚目におすすめの法人カードです!
法人ゴールドカード部門(VISA×ゴールド)
「VISA」×「ゴールドカード」でおすすめの法人カードは下記の2枚です。
オリコEX Gold for Biz
EX Gold for Bizは個人事業主と法人代表者の両方に対応している法人カードです。
年会費は初年度年会費無料の通常2,200円(税込)、ポイントは常に0.6%と高還元率。
さらに「経費Bank」や「スマイルワーク」といったビジネスサービスの優待特典が付いており、コスパに優れたカードです。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 0円(税込) |
2年目以降 | 2,200円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.60% |
上限 | 1.20% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | × | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | VISA,Mastercard |
入会特典 | |
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【ウェルカムキャンペーン】 |
その他のキャンペーン情報 | |
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- |
個人事業主さんへ初めての法人カードとしてオススメしたい1枚。年会費・還元率・追加カード・その他特典どれをとってもバランスよくユーザー第一に作られたクレジットカードです。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
三井住友は、日本ではじめてVISAを導入したカード会社です。
その歴史から「VISAカードといえば三井住友」というイメージが定着しています。
同シリーズには2種のランクがあり、空港ラウンジはゴールドカード以上で付帯します。
出張用の法人カードを検討しているならゴールドカード以上がおすすめです。
年会費・還元率 | ||
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年会費 | 初年度 | 5,500円(税込) |
2年目以降 | 5,500円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.50% |
上限 | 1.5% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
入会特典 | |
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▼新規入会キャンペーン |
その他のキャンペーン情報 | |
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三井住友カード(NL)(個人会員向けカード)とあわせてもつと、特定の加盟店での利用で最大1.5%還元に! |
三井住友ブランド、ゴールドランクの法人カードです。
法人プラチナカード部門(VISA×プラチナ)
「VISA」×「プラチナカード」でおすすめの法人カードは、「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」です。
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersも、選べる国際ブランドは「VISA」と「Mastercard」です。
下位カードと比べて、プラチナカードは「コンシェルジュサービス」や「プライオリティパス」など特典が豪華になります。
これらの豪華なスペックをフル活用するためにも、海外へのフライト出張が多い企業におすすめしたい1枚です。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 55,000円(税込) |
2年目以降 | 55,000円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 0.50% |
上限 | 7.0% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
入会特典 | |
---|---|
▼新規入会限定キャンペーン |
その他のキャンペーン情報 | |
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対象のコンビニ・飲食店での支払いでスマホタッチ決済をすると「ポイント7%還元」が受けられます! |
三井住友ブランド、プラチナランクの法人カードです。
VISA以外のおすすめ法人カード
法人カードを国内限定で利用される方は、そこまで国際ブランドにこだわらなくても大丈夫です。
今回紹介したVISAブランド以外にも使いやすいブランドのカードはいくつもあるので、その一部を紹介します!
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
- ラグジュアリーカード ブラック
VISA以外の法人カードでは、高級カード&ハイスペックカードが多いアメックスブランドもおすすめです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
この法人カードは「セゾン」×「アメックス」の提携カードで、個人カードでも人気の高いセゾンアメックスシリーズの法人版です。
プラチナカードにしては年会費が22,000円(税込)と安く、スペックはJALマイル還元率最大1.125%など実用的な仕上がりです!
年会費・還元率 | ||
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年会費 | 初年度 | 22,000円(税込) |
2年目以降 | 22,000円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.125% |
上限 | 1.125% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | AMEX |
入会特典 | |
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初年度年会費(22,000円)が無料! |
その他のキャンペーン情報 | |
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- |
最もコスパがよく法人初年度から持ちたいプラチナカードです。コンシェルジュ付き、JALマイルが最高ランクの高還元率・空港ラウンジ使い放題のプライオリティパス等の特典も全部込みで年会費2.2万円/税込です。
ラグジュアリーカード ブラック
広告:ラグジュアリーカード
ラグジュアリーカードは、「Mastercard」のみの発行です。
ランクは「チタン」→「ブラック」→「ゴールド」が用意されています。
ラグジュアリーカードの魅力を堪能するには、上位ランクにしか付帯していないリムジン送迎などの特典がある「ブラック」or「ゴールド」がおすすめです。
ラグジュアリーカードは3種類とも券面自体が金属製となっており、Mastercardのブランドも削り出しで刻印されています。
年会費・還元率 | ||
---|---|---|
年会費 | 初年度 | 110,000円(税込) |
2年目以降 | 110,000円(税込) | |
ポイント・還元率 | 基本 | 1.25% |
上限 | 1.25% | |
追加カード・ETCカード | ||
追加カード | ◯ | |
ETCカード | ◯ | |
付帯保険 | ||
海外旅行保険 | ◯ | |
国内旅行保険 | ◯ | |
ショッピング保険 | ◯ | |
国際ブランド | Master |
入会特典 | |
---|---|
ラグジュアリーカードはブランドの方針で、基本的に入会キャンペーンなどは実施していません。 |
その他のキャンペーン情報 | |
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▼年会費 全額返金保証 |
インビテーションなしで持てる「ブラックカード」として名実とも確かな1枚。メール対応可能なコンシェルジュを含め特典は使い切れないほど充実。通常還元率1.25%は納税時も変わらず、年間1,000万円以上使う方であればポイントだけで十分に年会費分を回収できます。
【コラム】りそな銀行の法人カードはVISAブランドもある
りそな銀行からは、法人向けカードとして「VISA」ブランドのカードが出ています。
スペックは「三井住友カードの法人カード」をベースに作られております。
ただし、決済口座がりそなグループ銀行に限定されている点が異なります。
これから法人口座を開設するという状況なら、りそな銀行の利用と一緒に検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
海外でも法人カードを使うなら、VISAカードを作っておくと安心です。
- VISAは世界でもっとも加盟店が多い
- 海外に行くならVISAは鉄板
- VISAならではの特典も使える
- 国内でVISAは三井住友が代名詞
- VISAブランドの人気法人カードは選択肢が多い
実際にカードを使う際に肝心なのは各国の状況なので、出国準備の一環として目的国のキャッシュレス状況を調べておくことが重要です。
▼VISAブランドで法人カードをもつならコレ▼
→年会費2,200円でもてるゴールドカード!還元率も0.6%と高いです。
→年会費無料で還元率0.5%!はじめてでも使いやすいシンプルなカードです。
また、法人カードの選び方は国際ブランド以外にもさまざまな観点があるので、以下の記事も参考にしながらカード選びを進めてみてくださいね。
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